国民年金の免除期間の影響について

女性50代 itukotoyさん 50代/女性 解決済み

今から7年ほど前になりますが、転職が上手くいかず半年ほど国民年金の全額免除になっていた時期があります。その後はずっと社会保険に加入しています。
今までで年金に穴があるのはその時だけです。
後から追納出来ることは知っていますが、なかなかその余裕が無くそのままになっているのですが、半年の空白は将来の年金の受取額にどの程度影響してくるのでしょうか?
いろいろ調べてみたりはしていますが、いまいちはっきりとわかりません。
そして、現在社会保険に加入して仕事をしていますが、年金の受け取り開始時期を出来るだけ遅らせる事で年金の受取額が増えると聞いたのですが、数年遅らせる事で昔の国民年金の空白期間の分に代わるくらい、受取額を増やす事が可能なのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

はじめに、質問が令和2年にされたことから、質問内容にある「今から7年ほど前」の部分について、平成25年度としてそれぞれの質問に回答をしていきます。

Q.半年の空白は将来の年金の受取額にどの程度影響してくるのでしょうか?

A.国民年金保険料の全額免除期間が半年ほどあることが質問内容から読み取れるため、国民年金保険料の全額免除期間が6ヶ月あるものとして計算します。

まず、将来、受け取る国民年金は、変動することが十分に予測できますが、仮に、令和2年度において、質問者様の国民年金保険料の納付履歴が「全額免除期間が6ヶ月」、それ以外は「すべて納付済」であった場合、年額で776,814円付近になると推測されます。

なお、令和2年度は、国民年金保険料を40年間に渡ってすべて納付済の場合、年間で781,700円が支給されることになるため、差額は約4,886円です。

したがって、半年の空白は将来の年金の受取額に対して、年間で約4,886円の影響を与えると考えることができます。

ちなみに、日本年金機構が無料でシステムを提供している「ねんきんネット」に登録しますと、ご自身の将来の年金額がシミュレーションされ、一目でわかり便利なため、おすすめです。

Q.数年遅らせる事で昔の国民年金の空白期間の分に代わるくらい、受取額を増やす事が可能なのでしょうか?

A.ご質問は、年金の繰り下げ受給のことだと思われますが、年金の支給開始を数年遅らせる事で昔の国民年金の空白期間(全額免除期間6ヶ月)分以上の受取金額を増やすことは可能です。

以下、日本年金機構が公開している老齢基礎年金(国民年金)の繰り下げ受給に関するページとなりますので、増額率を一度、確認されてみることをおすすめ致します。

参考:日本年金機構 老齢基礎年金の繰下げ受給
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-06.html

おわりに

質問内容より、現状では、国民年金の全額免除期間における追納をする余裕がないことがわかりました。

そして、社会保険に加入しているということで、厚生年金保険にも加入されていることが推測できるのですが、やはり、ねんきんネットを活用して、将来受け取ることができる「老齢基礎年金(国民年金)」と「老齢厚生年金(厚生年金)」が合わせていくらになるのか知っておくことをおすすめします。

この結果、老後生活資金に対して不安や懸念が生じるようであれば、今から将来の老後生活資金に余裕を持たせるための対策をなされることが、後々、質問者様のためになるのではないかと感じます。

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