株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT

男性30代 olive002さん 30代/男性 解決済み

株式投資など資産運用にチャレンジしているが、なかなか運用利回りが高まらず物足りなさを感じている。もっと利回りの高い運用にチャレンジしたいが、リスクが隣り合わせになるので、腰が引けてしまう。どのくらいの運用利回りを想定して行くのが良いのかを知りたい。また運用利回りが何パーセントを越えると、非常に高いと感じるのかをしりたい。また世界の運用の成功者はどのくらいの運用利回りを実現しているのかをしりたいと思う。最初の資産運用の運転資金が最低どの程度必要なのかを知りたい。少額でもはじめられると言われているが、運用の上昇インパクトが低くモチベーションを保てないとも感じてしまう。運用のモチベーション維持の方法も知りたい。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/03/09

フランスの経済学者・ピケティが数百年以上も過去にさかのぼって様々な国や地域の記録を調べたところ、資産から生み出される収益率は、過去のどの年代においても、概ね4~5%の範囲内に収まることを突き止めました。
もちろん資産の種類はその時代によって異なり、大昔は「農地」などの土地が主な資産でしたし、歴史上のある時点においては「奴隷」が資産である時代もありました。現代では、ご相談者さまも取り組まれている「株式」などの金融資産が主流でありますので、株式に投資されていること自体は一定水準の収益を得るための最善策だと考えます。
ですから、1つ目のご質問の、どのくらいの運用利回りを想定すればよいのかにつきましては、過去の歴史にならって4~5%を目安にされればよいのではないでしょうか。
2つ目のご質問の、非常に高いと感じる利回りにつきましては、あくまでもご自身の状況に合わせた主観的なものであり、絶対的な指標があるわけではございません。ちなみに私は、上記の5%を超えると高いかなと感じますので、超えているときはそろそろ下がるだろうなと思うようにしています。
3つ目のご質問の、世界の運用の成功者の利回りについてですが、アメリカの著名投資家・バフェットを例に挙げると、1965年から2015年までの約50年間に、複利で年率平均約21%のリターンを挙げています。
4つ目のご質問の、資産運用開始時に最低どのくらいの資金が必要かということに関しましては、良いかどうかは別として、毎月100円から積み立て投資ができる証券会社もありますし、お釣りやポイントで投資できてしまう金融機関も出てきています。しかし、あまりにも少ない金額ではどんなにバフェット並みの投資成果を挙げられたとしても、なかなか大きな資産にはなりませんよね。
ですから、特に決まった金額があるわけではないのですが、毎月最低1万円くらい、可能であれば収入の10%ほどを資産に回していかれれば、十分ではないかと思います。ご相談者さまは独身とのことですので、もう少し増やしてもよいかもしれませんね。
5つ目のご質問は、モチベーション維持の方法を知りたいとのことですね。しかし、このご質問は不可解です。なぜなら、もし株式投資を趣味の一環として余裕資金で楽しみのためになさっているのであれば、やりたくなければやめればよいだけの話ですから。一方で、遊びではなく着実な資産形成の手段として取り組まれているのであれば、「気にしない」というのが最良の方法です。
ではどうすれば気にならなくなるのかというと、本業のお仕事に一所懸命取り組むことに尽きます。
「資産」には「金融資産」と「人的資産」があります。一般的に、年齢を重ねるほど金融資産は増えていきますが、人的資産は若いときが最大です。ご相談者さまがこれから定年まで働かれると、今後の生涯収入が1億、2億を超えることは十分に現実的な数字ですが、これを金融資産で貯めようと思っても簡単なことではないですもんね。
ですから、本業の収入を増やすことを考える方が、資産形成には最も近道です。本業に集中し、資産運用は積み立て投資の仕組みだけ設定しておいて、ほったらかしにしておくことが最善です。
そのためには、投資信託(ファンド)を通じて株式をコツコツ購入していけばよいだけです。
そもそも投資の目的とは、財産づくりとより良い世の中づくりの両方を目指すこと。本業を通じて社会課題を解決し、より明るい未来を実現するために欠かせない企業を丹念にリサーチして投資先企業を選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することなく、時間を味方につけて資産は複利で大きく増えていくでしょう。
ご相談者さまは、まだ30代前半という若さ。例えば今すぐ毎月3万円の積み立て投資を開始し、30年間コツコツと継続されれば、年率平均5%の複利で回る場合、投資元本の1,080万円(3万円×12か月×30年)は、税金を差し引いても倍以上に増えますよ。
株式投資の「お勉強」をやりすぎると、本業がおろそかになって、長期的には資産を減らしていくことにもなりかねません。

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