日本の税金と似ている国

女性50代 kamennoouさん 50代/女性 解決済み

日本はどんどん税金が高くなって生活が苦しくなっているイメージですが、こういった税金に苦しめられている国というのは日本だけでしょうか。日本の国だけでなく他の国もどんどん税金が高くなっているのであれば、時代の流れということで仕方がないとも思えるのですが、日本だけで外国の国々はそういったことがなくむしろ税金が安くなっているようであれば、やはり日本という国の衰退を感じずにはいられません。日本の税金が他の国に比べて苦しいのであれば、こうした現実をちゃんと直視することで税金についての知識ももっと増やせそうです。税金が日本よりも苦しい国、もしくは苦しくない国があれば教えて欲しいです。また、世界の国々のユニークな税金もあれば教えて欲しいです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
日本は高福祉国家ですが、意外と他国と比較すると税金に関しては低負担国家という事が、下記の消費税率から解かります。従って、税負担が低い代わりに国債の発行で賄っていますが、結果として国内の赤字(負債)を増加させています。問題は公共施設の建設費への歳入等ではなく、医療費や年金に重くのしかかっている事が問題であり、医療費や年金がGDPに影響しない点では、経済の成長と負債の増加がアンバランスであることも懸念材料と考えます。
以下に詳細に説明させて頂きました。
1973年度以降、社会保障給付費用は激しい右肩上がりで推移しています。厚生労働省の「平成29年度社会保障費用統計」では、2000年で78.4兆円であった給付費総額は2020年で126.8兆円で20年間で約62%の増加しています。今後も少子高齢者社会問題が更に顕在化されてゆきますので、国の予算に占める社会保障費は増大してゆくでしょう。
このような背景でも、人口減少には歯止めがかからず、デジタル化の推進による産業革新によって精生産力の強化を図ろうとしていますが、短期的に解決出来る問題ではなく、大きな課題となって次世代に移る移る可能性があります。
従いまして、歳入の強化は消費税の見直しも十分に視野に入れておかねばなりません。つまり、インフレではなく、税負担による貧困化が進む可能性もあり得ます。
世界の消費税ランキングを見ますと、ハンガリーの27%を筆頭に、イギリス、イタリア、スウェーデンは20%台です。低い国ではカナダ5%シンガポール7%ですから、日本は決して消費税が高い国ではありません。(出典:財務省付加価値税率の国債比較)
このままの状態で、上記のとおりの問題や課題に対応するためには、社会保障費(得に年金額)を下げるか、教育にかける予算を減らすしかないでしょう。そのように判断した場合、必然的に消費税は、ドイツ並みの19%近くでなければ国家予算が成り立たなくなります。確かに、国内人口に占める高齢者の数は、ある一定のピーク以降は減少し、その後は現在のような年齢層(団塊の世代)は
少なくなりますが、国内の企業力が回復しなければ、財源は国民に向けられると個人的として考えております。
最後に、海外でもユニークな課税制度ですが、日本でも温泉に入る時にかかる入湯税や、ゴルフをプレーすると時に課せられるゴルフ利用税は海外から見ればユニークな課税制度でしょう。
また、日本も働き方改革で長期労働時間を抑制する制度が施行され、各企業にも浸透しつつあります。そのような課税制度として取り入れている国があります。ドイツでは閉店法という法律があります。つまり、休まない場合には税金を支払えという制度です。従いまして、飲食店以外は日曜日に営業する場合には営業税が課せられます。他にも独特な税制度はいくつもあります。

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