NISAのやり方

女性30代 meg2626さん 30代/女性 解決済み

NISAというものが気になっています。インターネットで調べても、本を買っても自分がどこで口座を作ればいいのか、いくらで始めたら良いのか、自分の事として考えるのが難しく悩んでいます。実際の給与や今後のライフプランに合うようなのものはどういう契約なのか相談をしたいです。また、NISAよりもいい条件のものがあるのであればそういった話も聞きたいです。ネットや本はデメリットの情報が少なく、検討材料としては物足りなさを感じてしまいます。
また、自分の人生がこれからどうなっていくかもいまいちわからないので、どう転んでも困らないようにできればと思います。
これはいいという商材、これは良くないという商材どちらも詳しく知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代後半    男性

東京都

2021/03/09

まずは、NISAについて、話をさせていただきます。
NISAの特徴は、投資による利益にかかる税金が非課税になるということです。
たとえば、投資信託で10万円の利益が出たとします。この利益には、約20%の税金がかかるため、約2万円が差し引かれ利益の手取りは約8万円です。
NISA口座を利用すると、2万円の税金が非課税となり、10万円が手元に残り「手取り」が増えます(復興特別所得税は考慮せず)ので、おトクな制度です。
NISAには「(一般の)NISA」(2024年度改正予定)と「つみたてNISA」「ジュニアNISA」(2023年度末終了)がありますが、このうち、「NISA」と「つみたてNISA」は、いずれか一方しか利用できません。
NISAを利用するにはいくつかの制限があります。
①年間の投資上限額は、NISAが120万円まで、つみたてNISAは40万円までです。
②非課税の期間は、NISAは、投資した年から原則5年、つみたてNISAは最長20年です。おトクな税金優遇制度だからこそ、制限があるということですね。
③対象となる運用商品は、NISAは株式を始めとして、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など幅広く、つみたてNISAのほうは、金融庁が定めた条件に合致する投資信託や、ETFに限られています。具体的には、投資信託を購入する際に払う「購入時手数料」が無料で、保有中にかかる「運用管理費用」が一定以下の低いものという要件を満たしたものです。
④また「つみたてNISA」の大きな特徴は、積み立てで商品を購入しないといけません。最高額は40万円÷12ヵ月ですから、毎月約3万3333円までとなります。
投資をする際、「儲け」の足を引っ張るのは「税金」と「手数料」です。非課税のメリットは、NISAとつみたてNISA、いずれもありますが、手数料についてはつみたてNISAに軍配があがります。
NISAは、対象となる商品が幅広く、手数料が高いものも多いのですが、つみたてNISAでは、対象商品は金融庁が定めた「手数料の安いもの」に限られています。
結論としまして、
投資初心者は、金融庁がつくってくれた「投資の収益をアップさせる仕組み」を持つ、つみたてNISAがおすすめです。まずは、ネット上から、ネット証券会社(SBI証券、楽天証券など)で口座を開きましょう。そして、少額から投資(毎月1000円など)をしてみたらいかがでしょうか。はじめは、「長期、分散、積立て」の原則にしたがって運用しましょう。実践することで、自然と、投資能力が磨かれます。
慣れてきたら、徐々に、金額をアップしていけば良いでしょう。
<また、NISAよりもいい条件のものがあるのであればそういった話も聞きたいです。>ということですが、
老後資金を準備するなら、iDeCo(=公的年金や企業年金の不足分を補う「じぶん年金」と呼ばれる制度)を利用するのがベストです。
iDeCoはNISA同様、運用益が非課税になることに加え、掛け金が所得額から控除されるからです。所得控除による節税額は、収入や運用金額によって異なりますが、
たとえば、所得税(10%)と住民税(10%)の合計が20%の人が月2万円を運用すれば、ノーリスクで、年間4万8000円分の節税効果があります。これを20年間続けるだけで、96万円の節税効果になります。この節税効果だけでも大きなメリットといえます。
iDeCoは、60歳になるまで資金を引き出せないものの、老後資金のための長期的な積み立て投資と考えれば、引き出せないのは、デメリットではないと考えることもできます。
NISA同様に、ネット証券会社で取り扱っています。
掛け金に余裕があれば、つみたてNISAとiDeCoの両方活用するのが良いでしょう。

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