老後の都会移住について

女性40代 meroncatさん 40代/女性 解決済み

夫40才、私38才の夫婦です。現在仕事の関係で田舎に住んでいますが、夫婦ともに実家は横浜です。
定年退職後は出来れば親族、友人がいる横浜に住みたいねと夫婦でいつも話しています。
しかし、明らかに物価が高い土地で老後を暮らすのは不安もあります。
実家の家はお互い兄弟が継ぐ予定なので家や土地のあてはありません。また、遠く離れた土地で暮らす私達は実家の両親の世話も兄弟、兄弟嫁まかせになっているため、もし両親に財産があってもそこは兄弟が継ぐべきであり、私達は辞退するつもりです。
となると、老後に新しい家も確保しないといけません。中古のアパートか賃貸を探そうと考えています。
現在の家は持家です。一軒家ですが、田舎なので1500万で売れればいい方かと思います。
夫は厚生年金、私は国民年金を受給予定で、二人合わせて月20万円位貰える予定です。定年までにどれほど貯金があれば、移住が実現可能でしょうか。
尚、現在夫婦二人の生活費は15万程です。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。ご質問の前に、少し状況を整理させて頂きます。まずお子様がおられるようですが、今後の進路・進学はどのようにお考えですか?教育費は最後の大学費用がポイントであり、4年総額平均で700万円程度が必要です。また現在すでに持家のようですが、住宅ローンなどはございませんか?たとえ現在1500万円で売れる物件でも、約20年後には相応に値下がりする可能性が高いです。なお、愛知県と神奈川県を比べた場合、もっとも格差が大きいのは「住居費」になります(統計では愛知95.2に対し神奈川125.1)。一方で住居費以外では、愛知97.7に対し神奈川103.2なので、さほどの違いはありません。このため、神奈川県への移住は住居をどうするかで変わってくると考えておきましょう。
そのうえで、ご質問についてお伝えします。年金20万円に対して生活費が15万円なら、簡単にいえば移住後の家賃を5万円程度に抑えられれば、(物価格差を無視すれば)ほぼ生活による貯金の取り崩しはおきない計算です。家賃と物価格差を含めて月10万円程度にできれば、月の取り崩しは月5万円程度ですから、これを100歳までの40年分として2400万円程度を定年までに準備すれば無難といえます。ただし、これには大切な「介護費用」が入っていません。おそらくあなた様は老々介護になりますから、できれば各1000万円として夫婦で2000万円ほど介護費用を上積みできれば理想的です。これらの前提(上記の教育費と将来的な持家売却はひとまず相殺として)でまとめれば、定年までに4400万円を準備すれば安心して移住できます。4400万円を20年で準備するなら一年あたり220万円、月々18万円程度の貯金が必要です。これらを目安に、準備をがんばっていきましょう。
ご質問について、少し補足させて頂きます。最近では定年後に、(年収は落ちますが)再雇用があることが多いです。これを含め、定年後や移住後の仕事はどうお考えですか?その後も働くつもりなら、その分だけ定年までに準備すべきお金も減らせます。また「資産運用」に挑戦されれば、リスクはありますが、より少ないお金で準備することも可能です。月の不足額が少ないなら純粋に「副業」などで、収入や貯金額を増やすこともおすすめします。いずれにしても、少し前提が不明瞭なものの、おおよそ定年までに4400万円を準備できれば安心して移住が可能です。定年後も働くことなども視野に入れれば、より少ない準備でも移住できます。20年後を楽しみに、まずは仕事や貯金に励んでいきましょう。

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