若者の老後を見すえた資産形成

女性20代 harunatsu_さん 20代/女性 解決済み

現在大学4年生の女性です。
来年春から社会人になります。

いまはアルバイト収入のため、貯金などはしておらず、ある分でギリギリの生活を送っています。

しかし、4月からは毎月一定額のお給料をもらい、半年に1回はボーナスも貰うことになります。
そのため、いままでのような生活ではなく少しずつでも資産形成をしていきたいと考えていますが、なにせ知識がありません。

初任給は手取り15万ほどになるかと思います。年功序列が強い会社です。

私たちの世代は老後に年金が出るか怪しく、老後2000万を自力で貯めないといけないと言われています。
そこで、地道に銀行貯金をするのがいいのか、イデコや積み立てニーサなどを始めるべきなのか、プロのご意見を伺いたいです。

1 名の専門家が回答しています

小高 華子 オダカ ハナコ
分野 老後のお金全般
50代前半    女性

東京都

2021/03/09

ご質問いただき、ありがとうございます。
大学生で、きちんと将来のことを考えられ立派だと思います。
まず、社会人になりお給料をもらい始めたら、先取貯蓄をすることから始めてください。
財形貯蓄などのお給料からの天引きでもいいですし、お給料口座から自動的に引き下ろされる自動積立定期預金をお勧めします。
貯蓄した後の、残ったお金で生活することを心掛けましょう。
そこで生活費の6か月分がたまったら、資産運用を考えて行きます。
資産運用とは、貯めることを重視した『預金』と増やすことを重視した『投資』にわけられ、そのバランスを考えることがとても大切です。
そのバランスを考えるため、投資にまわすお金は、当面使い道のないお金で運用することが重要です。
また、投資にはリスクがあります。
リスクとは、危険や危ないというイメージがありますが、金融の世界では不確実性の度合い(振れ幅)のことをいいます。リスクが大きいというのは、大きな収益が得られるかもしれないし、大きく損失が出るかもしれないという事です。
また、そのリスクを減らす方法としては、「分散投資」・「継続投資」・「長期投資」があげられます。
・分散投資とは、地域や資産、時間を分散して投資することです。
・継続投資とは、毎回同じ金額で定期的に買い付け、平均購入単価を低く抑えることです。
・長期投資とは、長くもつことで振れ幅が小さくなることです。

以上のことから、はじめて投資をする場合には、このリスクの軽減がふるに使える、投資信託の積立てNISAがお勧めだと思います。
積立てNISAでしたら少額から始められますし、一番の大きなメリットは、分配金や引き出す時の値上がり益に税金がかからないことです。(20年間)
年間の上限金額が40万円なので、月3万円ほどの投資が可能です。
コストが安く値動きのわかりやすい、指標に連動したインデックス型や、色んな資産に分散されているバランス型などが、初心者にはお勧めです。

そして20代とまだ若いので、老後のことだけではなく自分に投資することも大切ですよ。
その投資が、老後の働き方にもつながっていくと思います。
老後までは、まだまだ時間がたくさんあります。
あまり焦らず、今しかできない事にも挑戦し人生を謳歌していってください。

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