老後に多くの人が節約しているものとは

女性40代 bikutoriaさん 40代/女性 解決済み

老後は貯金を増やしていくのは難しいと思うので、暮らしていくのにどうしても節約しなければいけないようなことが出て来るでしょうし、節約を心がけるようにもなってくるかと思います。ですが、老後といえど無理な節約は自分の健康を損ねてしまうように思います。ですから、今老後生活真っただ中の人が節約に力を入れている多くのものはなんなのか知りたいです。若いころはこうしたものにお金をかけていたが、老後はかけなくても大丈夫になった、ということや、逆に若いころは節約できたのに、老後は節約できなくなったというような事でも教えて欲しいです。老後の生活に突入してから分かってくることというのもあるかと思うので、今から理解しておくと助かるというようなことがあれば知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず老後になって不要になりやすい支出は、簡単にいえば「人との交際に絡む費用」が基本です。飲み代や服飾品などが挙げられます。逆に増えやすい支出は、医療費や交通費など「健康に絡む費用」が基本です。ただ実際のところ、支出は自然と減るようなことはあまりなく、あまり節約も意識せず、減ったら別なことにお金をかけるようになりがちといえます。同時に支出は、一度増えたら中々減らせず、これは現役中も同じです。総じて「お金そのものが少なくなる」か「意識的に維持または減らす」かしない限り、自然と支出は増え続ける傾向にあります。なお、老後の支出で特に厄介なのが「介護費用」です。平均費用は500万円ほどで、1000万円もあれば基本的に大丈夫なのですが、必要な頃には貯金を使い果たしている方も少なくありません。まずはこれらを、老後への基本の心構えとして知っておきましょう。
さらに、ご質問についてお伝えします。先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が(介護費用は別で)必要です。準備不足の場合は定年後も働く必要があるものの、多くの場合で働いても不足分を補えるほどには稼げません。そして老後生活の途中で貯金が底をつき、「老後破産」です。こうなれば強制的に年金の範囲(共働き夫婦なら平均28万円程度)での生活を、基本的に死ぬまで強いられます。なお、現在でも老後破産者は高齢世帯の4割程度もいるのが実情です。そして肝心なことなのですが、老後破産してからではどうにもできず、定年してからでは遅く、現役中に十分な準備が必要になります。この点を強く理解し、今日から何らかの対策を取り続けることが老後を生き抜く基本です。なお、対策の基本は結局「支出を下げること」「収入を上げること」になります。60歳まで17年ありますから、限界まで努力しましょう。
ご質問について、少し補足させて頂きます。老後資金準備において、多くの人が誤算と感じやすいのが「教育費」です。中でも最後の大学費用がポイントで、4年総額平均で一人700万円程度も必要になります。もしまだお子様が進学されるなら、1400万円が上乗せで必要です。また最近では終身雇用が崩壊し、業績好調な大手の正社員でも40代でリストラされることもあります。このような事態さえも想定し、いつでも転職や独立できるよう準備を重ねておくことも必要です。まとめれば、貯金や節約も含めた老後対策は老後になってから始めても遅く、現役中からの準備や積み重ねが大切です。一方で現役中も、複数の課題や問題が発生しがちなので、それらも見据えた余裕のある前倒しでの対策が必要といえます。しっかりとライフプランを立て、未来を見据えて今どうすべきか考え、動いていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後のお金の悩みについて

今の内からこれから先の老後のことについて考えていく必要があると思いました。老後に必要なお金はどれくらいなのか?知りたいと思っている所です。老後万が一、介護が必要になった時や、病気になった時、介護施設やデイサービス等が必要になった場合、どのくらいお金がかかるのか?その点もとても気になります。老後もらうことができる年金収入だけでの生活でお金が足りるのか、足りない状態なのか?その点もすごく不安になります。これから先の老後の時代になった時に、年金収入が確実に手に入るのか?年金収入はどのくらいなのか?とても不安であり、悩んでしまう所です。今の内から老後に向けて貯蓄をして行きたいと思いました。貯蓄もどれくらいあれば大丈夫なのか?悩んだりします。

女性30代前半 佐藤樹理さん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後の資金管理をどうするか

現在自身は、57歳の専業主婦です。夫が今年定年退職をむかえます。その後、第二の仕事として系列会社に就職する予定ではあります。娘が二人おりますが、次女は独立しています。長女は在宅の仕事をしており、同居していますが、精神的な病をもっており自立して生活することがむずかしいようです。そこで、私どもはこの先年老いて身体的に不自由になった場合、老人ホームなどを検討しており、資金もそれなりに作っている最中ですが、問題は認知症などを患い資金管理ができなくなったとき、経済的な管理をどうすればよいかが分かりません。事情があり次女に依頼するわけにはいかないのですが、やはり後見人などを立てねばならないのでしょうか。また、後見人制度というのは信頼に足るものなのでしょうか。

女性60代前半 risa492002さん 60代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

今話題の老後のお金問題全般について

現在、日本国内の健康寿命が延びている中で年金や各種老後の補助制度が大きく変わることがニュースやワイドショーで取り上げられています。今後そのような制度がどのように変化するのか、また今後に向けて若い世代の人はどのような対策をするべきかについて教えていただきたいです。漠然と貯金していくことが果たして正しいのか、全く知識がないためお金の問題については幅広く教えていただきたいです。また、今後就職していく中で都市圏か田舎のどちらが老後に負担が少ないのかについても知りたいです。一体何歳まで働くべきなのか定年退職という考えはなくなっていくのかなど知識がない分とても不安に感じています。多種多様なライフスタイルがある中で正社員の方やフリーランスの方など働き方によってどのような対策をするべきかについても教えていただきたいです。

男性30代後半 yuma1111さん 30代後半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

どの保険に入れば良いか悩んでいます。

主人の保険で半年前から悩んでいます。商品が多くて中々決められません。現在は夫、私二人で賃貸くらし。転勤族なので、どこかのタイミングで将来、住宅購入を視野に貯蓄しています。今後子供が増えた時点で別途保険加入するつもりです。老後のことも考えたら基本的には掛け捨てを避けたいですが、がん保険は掛け捨てしか無いですよね?現時点での落とし所としては、三大疾病保障終身保険、掛け捨ての死亡保険です。そこで、支払い完了から数年後に支払い総額より多めの解約返戻金が得られる保険と言うことで三大疾病保障終身保険が良いと思います。具体的にどこの商品がおすすめか、また最良の考え方のプランなどもあればアドバイスをしてもらいたいです。

女性20代後半 calove301さん 20代後半/女性 解決済み
高野 具子 1名が回答

どのくらいの貯蓄があれば老後普通に生活していけるか不安

結婚を機に引っ越しすることになり退職をしました。現在は就職活動をしています。現在は、少しずつ貯めていた貯金がありますが、税金や保険料の支払いあるので、お金がかかることが沢山あります。今は子供がいないので、働けますが、子供ができると十分に働くことができなくなり、収入面でも苦しくなることは確かだと思います。今はコロナ禍で倒産、リストラなど働く場所が少なくなっています。また、私の住んでいる地域では、就労先があっても、派遣社員、パート、アルバイトが多く、正社員の募集は少ないです。以前の職場では、年上の40代の人たちがよくこれから先、年金を受け取れるか不安の声をよく聞いていたので、その点も不安です。今年から個人年金をかけるようになり、一応対策はしていますが、十分な額ではないので、どれくらいの貯金あれば最低限の暮らしができるか知りたいです。

女性30代前半 bvb09.2323さん 30代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答