現在28歳だが、老後の年金はいくらもらえるか

男性30代 yteramae004さん 30代/男性 解決済み

下記の5つをお聞きしたいです。1:50年後、老後を80歳まで生き抜くために必要なお金はいくらになるかをお聞きしたいです。2:老後の医療費や人生100年時代と言われる中での資産形成術、将来の介護、医療費用はいくら見積もっておけば良いのか、内訳が知りたいです。3:IdeCo、NISAなどの資産形成術について、どんな金融機関を選べば良いか、どんな金融商品を選べば良いかを知りたいです。4:FP(ファイナンシャルプランナー)が取り組んでいるポイ活やオススメの資産形成術についてお聞きしたいです。5:FP(ファイナンシャルプランナー)が不動産投資に取り組んでいるのであればどういった物件をどのくらいの利回りで購入したかを知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
今回のご質問に全て詳細にお答えすると、相当の長文になりますから、老後と資産運用に関して包括的にお答えさせて頂きます。
老後につきましては、独身であるか否かで年金額が変わります。また、ご夫婦で仕事を持たれていた場合には、パワーカップルとして年金額も倍となりますから、年金以外に必要な資金はないでしょう。老後に関して、将来の物価変動は予測付きませんが、現在の一世帯あたりの生活費は月額28万円が必要とされていますので、単独の年金受給額が20万円とした場合には、不足8万円×12ヶ月=96万円、それを15年間維持するすればトータル不足額は1440万円となります。更に疾病による入院費や緊急的な資金として500万円あれば、民間保険に頼らず生活維持が可能となりますから、65歳までに住居費の負担を0円としたベースづくりと合わせて、2000万円の準備が必要となるでしょう。
そのために、資産形成としての資産運用を「長期・分散・積立」を基本として、お若いうちから実施しおくことが大切となります。そのために、運用益が高い投資信託と複利効果を使って、資産形成慣れをする生活設計をする事が大切です。税制面ではiDeCo、NISAが有効ですが、iDeCoは老後資金とし、NISAは運用資金のベースとして節税効果を活用しながら、更に資産運用率が高い商品に移行する事が可能となります。
その中には、不動産投資が含まれますが、サラリーマンが給与収入をベースとしたワンルーム投資等は、資産の増加は図れますが、年間利回りは東京都内で4%~5%であり、手元のキャッシュは増加しません。従いまして、内部収益(インカムゲイン)と売却(キャピタルゲイン)を購入当初に計画し、実効性がある投資を進めなければなりません。もし、金融機関からの融資でレバレッジが可能であれば、一棟物のマンション経営も可能ですが、利回りとしては建築資材や労働コストのアップにより、現在の利回りは6%程度です(10年前の建築物で8%程度でした)。
今後、投資を進めてゆくとすれば、国内の金融資産は手詰まり感が否めませんし、株式はバブル化の懸念もありますので、海外での運用を目指す事も大切でしょう。

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