破産老人にならないための準備

男性40代 kichiken1031さん 40代/男性 解決済み

世間で話題になっていた「2000万円問題」ですが、私たちくらいの年代の
人間が定年になるころには年金もたいして期待できないでしょうし、そもそも
もらえるかも不安です。今から老後の資金のために何かしておきたいと考えていますが、私は資産運用などの知識や経験がほとんどなく、何をどうすれば
いいのかが理解できていません。株やFXは知識が必要だと思いますし、
日中は仕事で取引に参加できません。当然銀行に預けているだけでは
何にもならず、iDeCoやNISAなどが良いのかなと考えていますが
そもそも詳しい仕組みを理解できていません。年金対策・老後の資金確保のためのアドバイスや知恵があれば教えて頂きたいです。

1 名の専門家が回答しています

長尾 真一 ナガオ シンイチ
分野 老後のお金全般
40代後半    男性

広島県 岡山県 愛媛県 島根県

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。おっしゃるとおり老後のための資産形成はこれから益々重要になると思われます。とはいえ銀行預金は金利が低すぎてほとんど増やすことができませんし、一方で投資となると経験がない方にとっては不安もあると思います。そのような中でiDeCoについて名前はご存じのようですが、この制度は老後のための資産形成手段としては魅力的な制度です。
まずiDeCoとは自分で掛金と運用商品を決めて老後のために積立運用する制度ですが、掛金は毎月5000円(年間6万円)から選ぶことができ、運用商品も株式や債券等に投資する投資信託のほか、元本確保型の定期預金や保険商品も用意されており、それらを自由な割合で組み合わせることができます。したがって少額から始めることができますし、リスクのある商品の配分は少なくしたり、あるいは元本割れしない定期預金だけで積み立てたりすることも可能なので、投資経験のない方にとっても始めやすい制度です。
また積み立てる掛金は全額が所得控除の対象となり、運用によって得られる収益も非課税になるなど、大きな税制優遇が受けられます。仮に全額を定期預金にして利息は微々たるものであっても、全額所得控除のメリットは大きいですし、資産配分は1%単位で指定することができるので、少しずつ慣れながら投資信託での運用をやってみるということも可能です。
一方で一旦掛金として拠出すると原則60歳になるまでは途中で引き出せないという注意点もありますが、家計の状況を見ながら無理のない金額で始められますし、掛金は途中で変更することもできます。また途中で引き出せないということは逆に言えば確実に老後のために貯めておくことができると考えることもできます。
いずれにせよ、最も重要なことは少しずつでもこつこつと確実に老後のための積立を行っていくことです。必ず投資をしないといけないわけではありません。ただ少しでも効率のよい資産運用を目指すのであれば、税制優遇が受けられ、投資信託での運用にも少しずつチャレンジしやすいiDeCoについてよく調べてみるとよいかもしれません。

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