これから株式投資をするなら、どの銘柄が有望ですか?

男性30代 tokiyori875さん 30代/男性 解決済み

私は30代半ばの年齢の会社員で、妻と小学生の子供が1人います。年収は800万円で、賃貸マンションで生活しています。今後、子供の教育費が増えることや、住宅を購入することなどを考えると、資産運用の重要性を夫婦で認識しています。
現在、多くの銘柄が大幅に下落していることから、株式投資を開始するには絶好のタイミングではないかとも感じています。私たち夫婦で、投資対象として有力な銘柄は、大手建設会社の銘柄、またJR各社の銘柄、さらには大手都市銀行の銘柄も有力候補として挙がっています。他には、配当利回りが高い銘柄も有力候補となっています。
そこで質問です。現在、大幅に値下がりしている大企業の株式が多いですが、どの銘柄に投資をすれば、3年から5年の期間で投資収益率100%の成績を挙げることができるでしょうか。教えていただけると助かります。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    男性

全国

2021/03/09

「貯蓄から投資へ」という掛け声も高らかに資産運用に対する注目が高まってきました。資産運用に関心を持ち、チャレンジすることは素晴らしいことだと思います。
「投資は今がチャンス!」
「注目の投資先は○○だ!」
「安全かつ儲ける方法!」
「〇億円を儲けた手法公開!」
といった、いかにも胡散臭いタイトルの週刊誌やマネー雑誌の見出しを見たことがあると思います。
これらすべては、センセーショナルな見出しで雑誌を買ってもらうためのものであり、記事を読んでみるとそれなりのもっともらしい根拠?を羅列しているものの、推測や過去の経験則に過ぎず、確かな根拠とはいえません。
これらは、一つの情報として参考になる可能性は否定しませんが、必勝法でないことはご理解いただけると思います。
仮にこの場で私が、ご質問に沿った形でこのように回答するとしましょう。
「どの銘柄に投資をすれば、3年から5年の期間で投資収益率100%の成績を挙げることができるでしょうか」
コロナ下では、飲食を中心としたサービス業は避け、ESG(環境・社会・企業統治)」をテーマにした企業の株購入をお勧めしたと仮定します。
この程度の情報では、既に世界中を駆け巡り、株価はその情報の先を読もうとして価格形成されており、前述の情報程度では価値はまったくありません。
仮に調子に乗って、このテーマに則して推奨銘柄は○○㈱と㈱△△△、□□㈱の三社であれば、「大企業でもあり10年後には云々」という助言をしても信用できるしょうか?

ご質問者が注目した投資対象とする候補銘柄に対する手法は、実績のある企業が市況などの影響を受け、株価が相対的に割安な水準に止まる「割安株投資」を志向しているように読み取れます。
割安株投資に対して、今後の技術革新や成長分野の変化に対応した企業の業績拡大に着目した「成長株投資」という着眼点もあります。
どちらの手法が優れているわけでもなく、「どちらも優れており」「どちらも劣っている」という事象が錯綜するのが株式市場というものでしょう。
割安株と成長株、その時点時点での一種に流行が形成されることで価格が変動し、それが人気投票に例えられているようです。
仮に10年で投資収益率100%(元本を2倍)を目指すのであれば、着目されたように割安株の現物投資といった具合に相対的に価格の変動の大きい投資先に一定の資金を振り分けないと達成しにくいかもしれません。
とはいえ、現物株投資は運用資産全体に占める割合は、多くても合計10%程度に止めておきましょう。
資産運用の世界には、「選択と集中」という言葉が存在します。この言葉は、投資対象を絞り週集中させれば「収益期待が高まる」=「損失の可能性も高まる」という意味で用いられます。
有望と考える現物に集中すればするほど、思惑通りに株価が上昇すれば収益は高まる反面、期待に反して下落すれば大きな損失を抱えることになります。
未来を予知することは不可能です。将来の収益見込みは不確実・不確定なため、不確実な部分を避ける意味で、株式や投資信託などを「長期間保有」、複数の株式あるいは投資対象の分散を図る投資信託などに分けて投資をする「資産の分散」、購入のタイミングを複数回に分散あるいは積み立てて投資を図る「時間の分散」、取引手数料の安価な証券会社あるいは低コストの投資信託など「低コスト」の運用を志向すれば、不確実性は緩和されます。
 これまでの運用経験について記載がありませんが、もしも初心者ということであれば、いきなり「有望銘柄探しから始める」といった収益期待を大きくせずに、またご自身で商品選択や売買についての判断ができるようになるまでは、授業料のつもりで仮に損失が発生しても笑って許せる程度の金額から始めましょう。

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