後見人制度について

女性20代 nyantakunさん 20代/女性 解決済み

現在50代の主婦です。夫も50代後半で、定年まであとわずかとなりました。子供は一人っ子で30代ですが、現在は結婚をしてアメリカに在住しています。ゆくゆくは日本に戻ってくるという話はしていますが、実際のところはわかりません。私たち夫婦が最近不安になってきました。一人娘が遠いアメリカに住んでいるということで、もし永住をすることになった場合、私たちが70代や80代になって介護が必要になったり認知症が発症したりといったケースでは、子どもをあてにすることができないため後見人制度を利用するのが良いと聞きました。ですが、一方で、この後見人制度を利用すると、実の娘が私たちのお金に手をつけることが一切できなくなると聞きました。それはそれでとても不安です。やはり子供には私たちの少ない財産でも、必要ならば手をつけてもらっても構わないと思っています。介護施設の支払いをしてもらうこともあるかもしれないですし、私たちの子供である娘に金銭的な決定権を与えたいのです。やはりそうなれば、後見人制度というのは利用することを考えない方が無難でしょうか。後見人制度のメリットやデメリットを教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 老後のお金全般
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/09

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
まず「成年後見制度」は「法定後見制度」と「任意後見制度」に区分されます。
「法定後見制度」は既に判断能力が低下している本人について、本人や家族の申し立てにより、家庭裁判所が適任とする者を選任します。
「法定後見制度」では生活の維持や医療、介護等の支援(介護サービスの契約や施設入所契約の締結など)や財産管理などの支援を受けられるのがメリットです。
デメリットとしましては成年後見人が財産管理として入出金の管理を行いますので
相談文にお書きのとおり、娘さんに金銭的な決定権を与えることはできないということと成年後見人に対する報酬が必要になります。
一方「任意後見制度」は本人がまだ判断能力が低下していないうちに判断能力が低下した時のことを想定して、後見事務の内容と後見してもらう人を自らの契約で決めて、公正証書として作成しておく制度です。
「任意後見制度」は自分が決めた人が必ず「任意後見人」に選任されるというメリットがあります(法定後見制度では必ず選任されるとは限りません)。
しかし例えば親族が「任意後見人」となった場合、必ず「任意後見監督人」の選任が
行われます。これによって報酬が必要になります。
これらのメリット、デメリットを踏まえまして、ご夫婦でまずお話し合いになって希望を整理され、その後娘さんとお話になるのはいかがでしょうか。
娘さんのお考えもあると思いますのでよく話し合われてみられることだと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後の貯金はどれくらい必要なのか?

自分は、現在350万円の年収で3人の子供を育てています。子供たちはまだ小さいため、少しずつでもいいから貯金をしていっています。しかし、子供たちの学費のことを考える今貯金している分を全部なくなってしまうだろうなと思っています。一番下の子供が現在3歳なので、大学卒業するまでにあと19年あるのですが、その時に自分は「55歳」です。そこから老後のために貯金していったとしても、国が言っていま「2000万円」を貯めれる気が全くしません。そこでFPに質問です。55歳から老後のために貯金をしていったとして最低でもどれくらいの貯金額をしていくようにしたらいいのでしょうか。ちなみに、家は持ち家なので住宅ローンは「65歳」に払え終えます。よろしくお願いします。

男性40代前半 なんだかなぁさん 40代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

どのくらいかかる?

現在、一歳の娘とお腹に赤ちゃんがいます。これからお金が掛かるのはもちろん自分たちの老後に向けても貯金をしていかなければなりません。年金だって貰えるとは今の時代限りません。私はもらえないのではと思います。また貰えても年金だけではやっていけないでしょう。怪我、病気など様々なことでお金がかかってくるでしょうし。それを踏まえて老後にどのくらいお金があれば生活に負担なく豊かな人生が送れるでしょうか。ボロボロになってまで生活はしたくありませんし老後は働きたくないですから。ゆったりと生きていきたいのです。そうする為にはどうしたらよいのでしょうか。何かいい案はありますか?ご教授いただきたいと思います。負担にならない貯金をしたい。

女性30代前半 hrtkrok9さん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後の資金2000万円のため方について

私は30歳男性会社員で年収は約750万円です。妻も会社員であり、世帯年収は約1000万円にもうすぐ届くところです。現在の収入は平均から考えると水準は高いほうだとは思いますが、あまり安心できていません。理由は昨今メディアでも取り上げられる老後2000万円問題です。夫婦で4000万円が年金以外でないと苦しい生活になることを考えるといまから対策を練っておかなければかなり厳しくなると思っています。そこでFPの方に質問です。老後の資産形成をしていく上で、具体的に何にどれだけの費用で資産運用していくのがおすすめでしょうか?あまり金融リテラシーもないので、何かに投資したいと漠然とは考えているものの、なかなか具体的に踏み込めるものがありません。一般会社員におすすめな老後の資産形成の方法がありましたらぜひ教えて下さい。宜しくお願い致します。

男性30代前半 tanioyu1さん 30代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

定年後も賃貸に住むのは可能?

現在は賃貸アパートに住んでいます。定年した後は賃貸住宅は貸してもらえなくなるだろうという話から、子供も居ないのですが老後はマンションを購入するしかないのかなとぼんやり考えていました。ところが先日、これから日本は住宅が余りはじめるから、もう少しすれば定年した人も賃貸契約できるようになるよという話が耳に飛び込んできました。プロの方から見て、後者の話の信憑性はいかがでしょうか?

女性40代後半 makky_91さん 40代後半/女性 解決済み
柏木 真一 1名が回答

今、生命保険に入る必要はある?

現在40代独身女性です。家は賃貸で貯金もそこそこあります。その場合、今、生命保険や終身保険に入る必要がありますか?兄妹がいて、両親もまだ健在ですが、私自身は結婚をしておらず、子供もいません。もし今死んでも両親も兄妹もお金に困っていません。葬式代や住居の撤去代は私の貯金から出してもらえば良いと考えています。その為、生命保険や終身保険に入るメリットが感じられません。もし入った方が良い場合はそのメリットとデメリットが知りたいです。また今後、結婚したり、子供ができた場合には入ろうかと思っていますが、その際にどういう点に注意して生命保険や終身保険を選べば良いでしょうか?おすすめの生命保険や終身保険はありますか?

女性40代後半 saku6369さん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答