働かなくなった時の生活

女性50代 まるさん 50代/女性 解決済み

私は現在介護の仕事をしています。
年齢は51歳で、3年前から正社員になったんですが、それまではパートの掛け持ちをして息子の大学費用などを捻出したので貯金もありませんでした。介護は現場での仕事なので体力的にとても疲れる毎日です。現在の年収は300万以上はあるので、社会人の息子と2人で生活するのには困りません。
ただこの先もこの年収が貰えれば将来の心配もそんなにないんですが、職業柄いつまで続けられるのかと不安になります。
出来るだけ息子には頼りたくないので続けられなくなった時に、どうやって生活をすればよいのかわかりません。
年金が貰える年齢まで少なくとも働かなければいけないと思うんですが、それが出来なくなった時にどんな方法で生活をすればよいのかを知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/03/09

多くの介護事業所が慢性的な人手不足である中で、ご相談者さまのように日々の介護のお仕事を一所懸命なさっている方はとても貴重な人材です。
ご質問内容は、今のお仕事を続けられなくなったときにどんな生活をすればよいのかというご相談なのですが、その前に、まずは何とか長く続けていく方法を考えていくことが、ご自身にとっても社会全体にとっても大切なことだと思います。
さまざまな視点から、全部で4つほど考えてみます。
まず1つ目は、日々の介護業務におけるご自身の身体の使い方全般を見直してみてください。
確かに、体力的に簡単なお仕事ではありません。お疲れの毎日であることをお察しいたします。しかし、多くの現場で、介護される側にとっても介護する側にとっても身体的に負担の大きい介助が行われている現状があります。できることまで介助してしまって、お互いの負担が増しているケースは少なくありません。介護士を養成する初任者研修や実務者研修の講師だって、合理的とは思えない介護技術を当たり前のように教えていたりします。ご相談者さまの職場に、理学療法士などの動作をみる専門職はおられないでしょうか。介助の基本は、対象者のできない部分を必要最低限のみ補ってあげることです。周りに相談できる方がいらっしゃればよいのですが。
2つ目は、リーダー級の介護職を目指してお仕事をするということです。
必ずしも、「リーダー」になるということではありません。このまま誠実に、周りのスタッフと協力しながら一所懸命お仕事を続けていくということです。私は介護事業所を運営しておりますが、必ず上司はがんばっているところを見ています。そんな人材であれば、体力的に難しい業務があるなら配慮してくれるはずです。介護業務には幅広いお仕事がありますので、今がんばってさえおられれば、長くお仕事を続けられるよう何でも相談にのってもらえると思います。
3つ目は、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指してみられたらいかがでしょうか。
決して簡単な試験ではありませんが、ご自身のご経験を十分に活かすことができます。何より体力的な負担は小さくなりますので、50代、60代の女性も数多く従事されています。
4つ目は、働けなくなってしまったたときのために、収入の一定額をコツコツと積み立てておくことです。
その時になってからでは手遅れになるかもしれません。もし今の時点で資産形成を意識されておられないのであれば、今すぐ始めておきましょう。収入の1割ほどを積み立てに回せれば理想ですが、まずはできる範囲の金額で結構です。
以上、決して簡単なことばかりではないかもしれませんが、どうか健康に留意され、長くお仕事を続けていかれることを願っております。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

介護に関する保険は必要か

最近、PRでの介護保険の案内が来た。読んでいくと、今の保険では対処できない部分が多い。現在、夫婦ともに二つの保険に入っているが、65歳を過ぎると、今までの保証よりも、掛け金は同じでも下がってしまう。保険を変えた方がいいのでは・・と、妻と話し合っていたところだった。父が99歳まで生きて、介護の大変さが判っているだけに、これは必要なのではと思ってしまった。子供3人には、私達が父を介護したような環境にはないし、国の政策も、だんだんと狭まってきているように思えている。その辺のことを聞きたいと思う。来た案内によると、月々2370円。銀行からのものだから、サギ的なものではないと思っているが、まだ早いのでは・・という気持ちと、いつ介護が必要になるか判らないので、もう入っていた方がいいのではないかという気持ちとがある。また、年齢が上がると、掛け金もあがるのではないかという思いもある。

男性60代後半 stepmewさん 60代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後にどれくらいのお金があれば足りるのか

現在私は28で、結婚しております。妻も28と同い年でまだ子供はいませんが、ゆくゆくは欲しいと思っております。やはり気がかりなのは老後自分も妻も働かなくなった時に、子供の力は借りずに自分たちが蓄えていたお金でやりくりできたらいいなということです。すでに年金制度が崩壊しかかっている中なので、少しばかりはもらえるとしても当てにはできないのだろうなというのが率直な思いです。また世の中のお金の価値はどんどん下がり、今の100万円が将来は100万円の価値がなくなるという話を聞いたことがあります。そのため今時点で老後に必要となるお金と自分が老いた時に必要になる額は違うのではないかと疑問になっています。そういった相談にFPの方に乗っていただき、安心した生活を送れるように、していきたいなという気持ちです。

男性30代前半 mikaeru19さん 30代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

独り身の老人への支援

子どもの頃よく可愛がってくれていた親戚のおじいちゃんが、生活がかなり厳しくなっていると聞きました。団地の一階に住んでいて、こちらは購入しているのでお家賃などはかからないそうです。後は自治費やら光熱費やら。まだお元気なので、介護サービスなどは利用していません。年金で細々と生活しているそうなのですが、一ヶ月に換算すると8万円くらい。この中から将来のために貯金までしているそうで、かなり節約しているみたいです。貯金もあまり無いと聞きました。少し支援して差し上げたいのですが、独り身の高齢者ってどのくらい月々のお金がかかるのでしょうか。好きな物を食べてもらえるくらい、せめて月5万円くらいは支援したいです。年齢は72歳で非常に健康、趣味は散歩とテレビを見ること、という方です。

女性30代後半 沢木さん 30代後半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後の年金はもらえるのか?

実際、老後の年金がもらえない場合、老後の資金としてどれくらいの貯金が必要か知りたいと思っております。年金を当てにする考えは、なるべく持たないようにしています。年収別、家や車のローンがある場合、ない場合、生活費として1ヶ月これくらいなら生活できそうかなど、目安がわかれば助かります。コロナ禍で、ますます老後不安もある中、子育て費用についても考えていかなければなりません。その上で、老後を切り抜ける術がわかれば大変助かります。特に、世帯年収別にかかる費用や、老後にローンがなく住む場所の転居なども併せて分かれば助かります。具体的な金額などもご教示いただければ幸いです。以上、よろしくお願いいたします。今後の、将来に向けて前向きに老後の事を考えていきたいと思っております。

女性40代前半 itamuchanさん 40代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

年金ってどうなるの

年金という仕組みは、今後どうなっていくのでしょうか。少子高齢化が進み、このまま進めば、今の若者が老人になるころには年金制度が崩壊するという話を聞いたことがあります。仮に崩壊した場合って、これまで支払ってきた年金ってちゃんと返ってくるのだろうか、いやそんな保障ないよな、、、と、とにかく年金という制度自体に不信感がある自分としては、年金を支払わずに自分で積み立てたり、民間のサービス(保険等)を使ったりした方がいいのでは、とあれこれ考えてしまします。FP(ファイナンシャルプランナー)の方の意見を聞きたいです。年金って今後どうなっていくのでしょうか。年金が怖いから支払わないという選択はありなのでしょうか。また、年金に代わるサービスはあるのでしょうか。

男性30代前半 urade1000manさん 30代前半/男性 解決済み
井内 義典 1名が回答