負の遺産の処理の仕方について、

男性30代 orimasaさん 30代/男性 解決済み



「老後」とはいっても、小生自身がすでに老歳の身になっているので妙な感じではありますが、それでも身近に迫った将来のことを考えるのも、老後のあり方としては納得しています。

近年では老齢者などにおいて「終活」と言う考え方がありますが、今は健康でも将来においての病気やケガのこと、遺産関係のこと、其れに自分の死後のことなどがあります。 特に、少しでも資産のある方は遺産関係についてが一番面倒なことだとも思われます。

其の遺産の中でも正の遺産と言われるのは預貯金や土地建物などの不動産などの所謂、目に見える財産の他にも、負の遺産といわれる借金のことで、其の中には残りの住宅ローンや個人的な或いは事業などでの借金などの負債も含まれることでしょう。 

今回の質問については、これらの中で特に「負の遺産」というのはどのように処理を行うのか、手順や方法についてお伺いしたいと思います。


1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
本当の「終活」とは、最後まで自分らしく過ごすことであり、憂いが残るのであれば元気な内に備えておくとであると考えます。
つまり、相続人が存在するのであれば、相続人が負担となるようなものは残さないという考え方であるかも知れません。なぜならば、法定相続人には相続を自然に拒む権利がなく、放棄の意志を示さない場合には自然と相続が発生してしまうからです。そのためにも、正の財産であれ、負の財産であれ相続人にとって負担となるものについては、元気な内に備えが必要となるでしょう。
特に、負の財産は債務の承継という過重な負担を相続人にさせることになりますから、人としての倫理観から判断した場合には当然に処理しておくこと必要となります。生前に、正の財産によって負の財産を消滅させる事が必要であり、それが事業負債であれば、事業を精算して憂いを解消しておく必要があります。もし精算出来ない場には、法的に可能な方法を選択してでも解決しておくことが、最後まで自分らしく過ごした結果であると言えるのです。
現在の問題を、相続人への課題として残しておくことは「終活」をしていなった結果であると言えるでしょう。良い終活とは、美田を残すことでも、残さない事とでもなく、自分の責任で一生を終える事がもっと大切であり、自分の人生は自分のものとして終わら事が出来る勇気です。

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