高齢者の仕事というのは簡単に見つかりますか、

男性30代 orimasaさん 30代/男性 解決済み


永年にわたり会社勤めをしていて、そうやら定年に達し退職することになりましたが、会社の再雇用制度で5年間にわたり継続雇用でそのまま仕事をしていましたが、其の年数も達して完全に退職したのは今から2年前のことでした。 ただ、本人自身は未だ健康体であり、まだまだ仕事はできる状態ですので、引き続き仕事はしたいと考えています。 

ところで、我が家としては特に蓄えなどはなく、退職する時に規定の退職金を頂きましたが、今後の老後の生活については実は安心できるものではないと思っているのです。 其の理由として、何でも厚労省(・・?)の試算によると老後の資金として2000万円ほどは必要とされているようなのです。

正直、我が家のやりくりでは2000万円などは今後もとても得られる金額ではなさそうですし、これからも仕事をして収入を得たいと思っておりますが、普通の事務的な仕事をしていたサラリーマンが、今となって簡単に仕事にありつけられるでしょうか、又、2000万円必要とする根拠はどのあたりにあるのでしょうか、宜しくおねがいします。


1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 仕事全般・転職・退職
50代前半    男性

全国

2021/03/09

老後資金2,000万円の根拠は、退職後のご夫婦世帯の平均支出が265,000円、年金等の収入が平均210,000円、その差55,000円の赤字が30年間続いたとして、合計1,980万円(55,000円×12か月×30年)になることからきています。
ですから、今から2,000万円を貯めなければならない、ということでは全くありませんよ。ご安心ください。
しかも、プロフィールを拝見するとご相談者さまは現在81歳。退職金も受け取られていますし、2年前までお元気に働かれていたほどですので、それなりの年金収入があるはずです。
上記モデルケースとご相談者さま世帯を一度比較してみてください。「今後の老後の生活については実は安心できるものではない」と大変ご心配なさっているようではありますが、過度に心配される状況ではないのではないでしょうか。
また、ご相談者さまが簡単に仕事にありつけるかどうかはさておき、今や多くの企業で人手不足が常態化しています。猫の手、いや働く意欲のあるお元気な高齢者の手を借りたい事業所はいくらでもあるはずです。
人生100年時代と言われます。働くことは心身の健康の維持にもつながるでしょう。
ぜひお仕事を見つけていただき、年齢を重ねても元気に働けることを世の中にお示しください。そのような目指すべき「お手本」が増えていけば、これから確実に年金が減額される若い世代にとっても、大きな希望となるのではないでしょうか。

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