固定資産税評価額が実勢価格と乖離した土地どうすればいい

女性50代 onyoqsterさん 50代/女性 解決済み

50代主婦です。父が亡くなり、400坪の古家付きの土地を相続することになりました。

ところがこの土地、都内にあるため固定資産税は高いのですが、実際には急な崖地を含みます。おまけに接している道路も4メートル未満と狭いため、実勢価格は固定資産税の評価額よりかなり下になることが分かりました。

売却しようと不動産屋さんに相談したのですが、「買い手が見つからない」と渋い顔をされてしまいました。粘り強く交渉しようと思いますが、当面は自分が所有するしかなさそうです。

なにぶん広さもあるため、せめて固定資産税を実勢価格に見合った額に下げてほしいです。

このような場合皆さんどうされているのでしょうか。教えていただけると幸いです。
よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
建築基準法として、宅地は4m以上の道路に2m以上の接道義務が必要ですので、その点では特に売れない土地ではありません。しかし、傾斜地はよう壁を建設して、盛土をする必要があり、宅地に改造するのには相当の工事費を要します。従いまして、宅地としての価値が低く、平面上は宅地であっても用途は限られてきます。この点では、土地の所在地を管轄する自治体へ固定資産価格に関する再調査を依頼する事は可能です。
つまり、固定資産税台帳に登録された価格について不服がある納税者は、自治他に設置されている固定資産評価審査員会に審査を申し出ることができます。もし、審査の決定に不満がある場合には、その決定に不服があった事を知った日から6ヶ月以内に決定の取消の訴えを提起する事も出来ます。
但し、宅地につきましては、税負担の調整措置を講じていますから、不服申し立てが認められたとしても、固定資産税価格は既に納税額を調整しているため、税額に影響が出ない事も考慮願います。
最後に、売れない不動産(土地)は無いと思って頂いてもよろしいかと思います。ご依頼された不動産会社はそのような土地の売買に経験が少なく、該当地の有効利用を提示する能力がなかった場合には購入者を見つけることは出来ません。従いまして、不動産の販売実績が多い会社に再度現地調査をお願いされて、取引の実態を再度確認されるようにしてください。なぜならば、売りにくさをアピールすることで価格を下げ、早く処分することで利益を得る可能性もあります。不動産会社との契約は納得なされた後に売買に関する媒介契約を結ぶ事が大切です。専門的な調査であれば不動産鑑定士に依頼される事で偽りのない価格を把握することが可能となります。

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