森 拓哉
森 拓哉 モリタクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約

40代後半/男性

大阪府

回答数59

役に立った0

解決済み58

自己紹介

大学卒業後12年間、外資系保険会社で勤務。ニューヨークへの派遣など、充実したサラリーマン生活の一方で、会社が主導する販売戦略が本当にお客様のためになるのか疑問を抱き、FPとして独立。
現在、一人一人のお客様の気持ちに寄り添って、「売るや買うの取引の判断は最後にして頂く」をコンセプトに、ライフプランニングに取り組んでいる。大手百貨店の社員向けのライフプランニングやJA農協での相続勉強会講師実績などがある。
独立後、思いもよらず父親の相続を経験。「木を見て森を見ず」の状態にならないよう、家族の気持ちに寄り添う相続の事前対策の大切さを実感する。自身の経験を活かし、相続を縁の下で支えるFPとしての活動中。

専門家プロフィール

保有資格

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 、 CFP 、 宅地建物取引士(旧:宅地建物取引主任者) 、 証券外務員二種 、 損害保険募集人 、 生命保険募集人

得意分野

家計全般・ライフプラン・家計簿・節約

業歴

13年7ヶ月

住所地

大阪府

個別相談

対応分野

お金の貯め方全般 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT その他資産運用 保険全般 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金 老後のお金全般 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約 住まい選び・マイホーム・住宅ローン

対応エリア

京都府 大阪府 兵庫県

※個別相談は、当サービスの利用料金とは別の費用が発生する可能性があります。

詳しくは専門家にお問い合わせください。利用規約

森 拓哉さんの回答一覧

2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

ご相談者様がご指摘のように、ネット銀行の創設、情報の電子化により、亡くなられた故人がどのような口座を持っていたかを調べる課題は今後「見えにくい」傾向があるかと思います。紹介するための方法は、ご面倒に感じるでしょうが、ご遺族(法定相続人)が故人が取引をしていたであろう銀行をある程度「あたり」をつけて、一行一行、照会をかける必要があります。すべての銀行・金融機関を一括して、紹介するという制度は残念ながらありません。金融機関ごとに照会をかける必要がありますが、その際、その銀行のすべての支店口座の照会、つまり「全店照会」することは可能です。金融機関のあたりの付け方は、通帳や印鑑があるところは分かりやすいですね。残っている通帳の入出金記録をできるだけ精査して、通帳に記帳されている取引がありそうな銀行は一つ一つあたっていく作業をしていくことが大切です。相続税の税務調査の結果、気づかなかった銀行口座を指摘されることもあります。いずれにしろ、残された人が慌てないように、生前に取引金融機関のリストを作って頂くのが安心と言えます。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

「生前贈与の手続き」は誰か専門家が必要というわけでは必ずしもありません。贈与は当事者の一方(ご両親)が無償で財産を与えることを約し、相手方の当事者(相談者様 ここでは子供)が受け取ることを約することで成立する行為を言います。民法上、諾成契約の一つとされていますので、書面を交わさずとも、ご両親「貴方に贈与します。」相談者様「頂きます」と口約束を交わすだけでも成立する契約です。とはいうものの、対外的に、贈与の事実を証明するためには、書面で契約書を交わしておくことも大切です。贈与契約書の内容は、「誰に」「何を」「いつ」贈与するかを記して、当事者同士の署名捺印があればまずは良いでしょう。贈与税の課税や申告については、税務署、税理士事務所で相談に応じてくれると思いますが、現金の贈与であれば、難易度のハードルはそれほど高くなく、ご自身で手続き(申告納税)ができると思います。土地の贈与の場合は土地の評価など煩雑さが増します。筆者の知る税理士事務所は贈与税の申告を5万円~10万円くらいでされていますが、内容や金額によって申告の費用に差をつけている事務所が多いようです。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

ご主人さまの親御様名義の土地にご自宅を建てられたのですね。ご主人さまに万が一のことがあったとき、土地所有者の親御様の了承があれば、もちろんそのままご自宅に住み続けることができます。「相続する義務」が何のことをおっしゃっているのか分からないのですが、「ご主人様の万一に伴って、土地を相続する権利が奥様にあるかどうか」という趣向の質問でしたら、土地は親御様の持ち物になりますので、ご主人様に万が一のことがあっても、奥様が「相続する権利や義務」というものはそもそも発生しません。使って良いかどうかは親御様のご意向が反映されます。世間一般で「こんな課題がありますよ」という話として、ご理解頂ければ幸いですが、ご主人様のご両親名義の土地・建物に住んでおり、ご主人さまが他界した後、奥様がご両親の顔が気になって、心情的に住みにくくなるという話は起こりえる話です。一つの解決策として、万一の際にご両親から土地を購入するための資金を用意しておく(生命保険の活用など)という方法があります。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

多くの生命保険会社は必要書類がそろってから、原則5営業日以内に保険金を支払うことになっています。保険金は、指定された保険金受取人の口座に支払われます。葬儀代は葬儀社との支払いスケジュールをどう約束しているかによりますから、必ずしも生命保険の支払いまで待ってくれるわけではありません。保険金を葬儀代に使うという話はよく聞く話ですが、できれば事前に資金準備をしておいたほうが安心して葬儀を執り行うことができますね。二つ目のご質問についてですが、ご家族が把握していない預金が銀行にあった場合、その預金はそのままになってしまうリスクが生じます。金融機関での最終取引から10年が経過すると「休眠預金」に移管されることになっています。ただし、無かったものになるわけではなく、休眠預金となった後も、所定の手続きを経れば、引き出しは可能です。心配をなくすためには、存命中にどこにどのような口座があるか家族で共有しておくことが大切ですね。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

保険商品も保険会社の利益が残る仕組みになっていますから、費用対効果を考えると、おっしゃるように毎月貯金していくのも一つの方法です。ご質問の何歳くらいから一番病気になって保険を利用する人が多いか?の点ですが、厚生労働省の国民医療費のデータのよると65歳以上の国民医療費が全体の60%を占めています。そのデータが示すように、病気による保障が必要となるののは高齢になるほど必要性が増すのが一般的です。おっしゃる貯金という方法に課題があるとすると①保障を必要とする可能性の高い高齢世代まで病気のための貯蓄を他に使わずに維持ができるか。②万一、貯蓄を医療費に使うようになった時、特に高齢のときにその心理的不安に耐えられるか。特に、ご友人から、医療保険を活用して治療に専念できたというような話を聞くと、無保険状態が不安に感じられる。①②を現実のものと想定して、それでも貯金という方法を選択頂ければ良いかと思います。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

家族名義がどのような名義かもう少し詳しく状況を確認する必要がありますが、「家族名義」が「ご両親や兄弟姉妹との共有名義」のことを言っているという前提で考えると課題が出てきます。
①固定資産税負担の課題
不動産を所有すると固定資産税を支払う必要がありますが、誰がどの程度固定資産税を払うかという課題が生じます。お住いになっている場合は、税負担は納得感がありますが、住んでいない方(利用していない方)が負担するのは納得感がえられにくいものです。
②ゆくゆく訪れる相続の課題
兄弟姉妹が結婚されたということは、これから家庭をもって子供たちが生まれてきますね。兄弟姉妹の共有不動産であれば、今後どうしていくかはまだ話はしやすいです。ところが、甥っ子、姪っ子さんたち同志(いとこ同士)となると、離れて暮らす中で、円も薄い共有名義の不動産をどう活用していくのかを話し合うことは困難です。またご両親名義となっている部分は、やがて子供たちが引き継ぐことになりますが、誰がどう引き継ぐかという課題はそれほど遠くない将来に訪れる課題と考えた方が良いでしょう。相続はいつどのように起きるかは分かりません。
①②の課題は見えづらい部分もあるため、「現状のままで構わない」という判断をされがちです。どうするかも話しにくい性質がありますが、課題がある点を認識いただくことが解決に向けての第一歩と言えます。
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

将来の不安を考える若い方は大勢いらっしますが、実際に行動を起こされる方はまだまだ少ない印象です。まずこうして興味を持たれて行動しようという点が素晴らしいと思います。
会社に退職金制度がなく、将来の不安への備えたいのであれば、iDeCoをまずは検討されると良いと思います。iDeCoは私的年金の性質をもっており、国の年金制度、会社の退職金だけでは不安視される将来を私的に守るための制度です。一番分かりやすいメリットは掛金の全額を所得控除できるため、本来支払うはずだった所得税を、相談者様の手元に置いておくことができます。デメリットは引き出しができるのは、60歳以上になる点です。60歳までに使う可能性のある資金は入れるべきではありません。あくまで老後のための年金として覚悟を決めて積み立てる必要があります。元本割れの商品には手を出したくないという事ですが、iDeCoには元本確保型の選択(定期預金や生命保険の年金商品)が選べるようになっています。一旦、元本確保型の商品で「毎月の積立に慣れる」ことからスタートして、徐々に投資の概念(株式投資、債券投資)に慣れていき、やがて投資をされることはお勧めの手順です。定期預金などに預けても金利はほぼつかない状況が続いています。個人的な見解になりますが、株式や外貨建て債券による運用への理解を深めて、可能な範囲で行動を起こす事で、将来の不安は今よりも安心に変わっていくはずです。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

生きている間にご自身の持物を家族に伝えておかないと、ご相談者様のように、万一があった後大変な労力が必要になってしまいます。海外資産は、日本国内と基本ルールが異なっていたり、現地の異国言語でコミュニケーションが必要になったりと手続きが国内と比べると大幅に煩雑となるケースも少なくありません。「節税」「リスク分散」「高い利回り」などの目的で海外資産をお持ちになる方が、流行りのように増えています。「行きはよいよい帰りは怖い」ではないですが、海外資産の出口をどう道付けしておくかは、国内資産より難しいことは理解しておくべき大切な点です。相続の準備の第一歩としては、「持物リスト」を作っておくことをお勧めしています。最近は、インターネット銀行・証券、暗号通貨資産、ポイントなどデジタルで表現される資産(デジタル資産)も増えてきています。終活ノートの一つに「エンディングノート」というノートが書店などで販売されています。一通り書いておくとご遺族はとても助かりますが、完全に書くのはなかなか大変な内容です。まずは「持物リスト」で良いかと思います。払込が終わっている保険の介護保険に切り替えについては、内容が本当に必要で良いものか慎重に検討すべきです。過去契約の保険契約は予定利率が高く、今よりも条件が有利と考えることが原則です。大変残念な話ですが、条件の良い保険(いわゆる「お宝保険」)を、条件の悪いものへの切り替えを勧められることは珍しいことではありません。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

甥っ子、姪っ子さんへの相続というのは、時代背景もあり増えている印象があります。かくいう筆者自身も同じ性質の相続を控えており、課題と向き合っています。世間には比較的増えてきている課題であり、、「一人じゃない」ということを知るだけでも少し気持ちが楽になるかもしれません。相続税のご心配ということですが、具体的に試算するためには資産の詳細、評価額などを把握する必要があります。また、個別具体の相続税試算は税理士の独占業務であり、FPではできませんので、こちらでの回答は不適切です。一般論だけ記しておきますと、相続税には基礎控除というものがあり、「3000万円+600万円×法定相続人数」、つまり姪っ子さん二人が法定相続人の場合は4200万円までの資産であれば、相続税はかからず、4200万円を超える資産に対して、相続税が課税されることになります。どうしても、お金や税金の問題は、気になる問題でありますし、決して小さな問題ではありません。しかし、相続税の課題にばかり気を取られて、その他の課題(分け方 不動産を相続が姪っ子さんにとって良いのかの課題 お姉さま妹様の老後の暮らしの課題)を見落としてしまうと、話は全く進まなくなります。相続税という一本の「木」だけを見るのではなく、相続の全体像である「森」を見ることがとても大切です。
2021/03/09
森 拓哉
森 拓哉 モリ タクヤ
家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代後半/男性
解決済み

役に立った 0

ご相談者様もお兄様もご実家の東北から離れて住まれて、ご両親のことが気がかりですね。FPとしての観点というわけでもありませんが、ご相談者様はご両親のお世話をどうやっていけば良いかを考えておられて、子どもが考える順番としては適切な順番で悩まれているように思います。離れて暮らすこと自体は悪いことでもなんでもありません。離れて暮らすなら離れて暮らすなりのサポートを、それぞれの置かれた環境の中で皆様されているというのが筆者の感想です。まずできることとして、10年近く会っていないお兄様への連絡、そしてご実家への連絡、それら踏まえてご両親がどのようにお考えになっているかのコミュニケーションが何より優先されるかと思います。東京に呼ぶなどは、高齢のご両親としても決して軽々しく判断できるものでもない可能性が高いかと思います。まずはお兄様とお話されること、そして、ご両親とお話をされて、コミュニケーションをすることから始められてはいかがかと思います。お金の課題は当然にありますが、お世話のために老人ホームなどの外部資源を頼るとお金は必然かかりますし、自分で自分のことをするとお金はそれほどかからない傾向があります。年金の範囲内で利用できる施設を選ばれるケースも増えている印象です。いづれにしろ、ご両親の状況やお気持ちをコミュニケーションしていくことが大切かと思います。