障害のある子どもへのお金の残し方

女性40代 かよこさん 40代/女性 解決済み

30代の主婦です。軽度の知的障害のある子供を育てています。親亡きあと、子供にいくらかはお金を残してあげたいと考え、日頃から節約して特別児童扶養手当をコツコツ貯金しています。しかし、決して判断力のある子とは言えませんので、お金を残したとしても一気に無駄遣いをしてしまうのではないかと心配です。実際に私の祖父は、祖母が残してくれた遺産を数か月で散財してしまい、その後の生活費にも困ってしまった苦い経験があります。例えば年金のように、残した貯金から月々一定の金額が当人の口座へ振り込まれるような方法でお金を残してあげるような方法はありますか?また、お金の管理のサポートを誰かにお願いできるようなサービスはありませんでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 お金の貯め方全般
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
お子様の将来を心配するのは親御様として当然のことですね。確かに将来の準備金を一括で贈与か相続した場合には、すぐに浪費してしまう可能性はあります。このような場合には「特定贈与信託」を利用する方法があります。
特定贈与信託とは、貯めてきた資産を一度に手渡すのではなく、定期的に一定額が払いだされるようにすることです。
手続方法は、御相談者様が信託銀行と信託契約をして、条件を決めるだけですが、この方法にはメリットとデメリットがあります。
<メリット>
(1)本来贈与には贈与税がかかりますが、特定贈信託を利用すれば障害の程度に応じて贈与税が非   課税になります。
(2)金銭以外のものも預ける事が可能です(有価証券、不動産)。
(3)信託銀行が資産管理をしてくれる。つまり、信託業務の専門家が管理してくれます。
<デメリット>
(1)投資信託銀行は預かった資金を投資によって運用しますので、預金と違って元本割れもありま   す。
(2)メリットの反対として、資産管理には手数料が発生します。費用は信託銀行によって違うよう   ですが概ね信託額3.3%です。
(3)特定贈与信託は解約する事が出来ません。他の信託銀行への変更も出来ません。
最後に、あまりなじみがない制度ですが、将来のお子様に関する憂いを少しでも払拭出来る制度ですので、費用はかかりますが活用するメリットは充分にあります。詳細につきましては、金融機関にお問合せ頂ければ詳細な説明を受ける事も出来ますし、各社それぞの違いも確認することが出来ます。

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