住宅ローンを早く返す一番良い方法は?

男性40代 たけぼうさん 40代/男性 解決済み

住宅ローンを37歳の時に組みました、35年の返済期間です。今は正社員として働いていまして定年が65歳になります、再雇用制度も今のところはありますがこんなご時世なので再雇用どころか定年までリストラなどに合わずに働いていられるか心配です、よく住宅ローンを前倒しで払い、予定よりも早くローンが終わり残りの期間で老後の費用を貯めると聞きますが、老後資金はいくら必要か、ローンをいつまでに終わらせた方がいいのかよく分かりません。
現在、妻と子供2人いて、子供は中学生と高校生で2人とも今のところは大学や専門学校への進学は考えていません、なのであと5.6年後には2人とも社会人となります。
妻も私も同じ歳です。
まずは一般的に考えて老後資金はいくら必要で住宅ローンは何歳までには払い終わった方が良いか知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
50代前半    男性

全国

2021/03/09

一般的な老後資金につきましては、2019年に「老後資金2,000万円問題」が話題となり、その金額だけが独り歩きしてしまいました。その出所である報告書によると、高齢ご夫婦世帯の平均的なモデルとして、年金等の収入が21万円に対し、支出が26.5万円となり、収支の赤字5.5万円が老後30年間続くとして、65歳時点で確保しておきたいのが1,980万円(5.5万円×12か月×30年)になるという根拠が記載されています。
ご相談者さまご夫婦の働き方(収入)や、どのような生活をされているのか(支出)がご質問内容からはわかりかねますので、具体的な金額をご提示するのは困難ですが、ひとまずご参考までに上記金額をお伝えしておきます。
次に、「住宅ローンは何歳までには払い終わった方がよいか」について考えてみます。
プロフィールを拝見するとご相談者さまは現在42歳でいらっしゃいますので、住宅ローンを組まれたのは、5年ほど前の2015年ごろですね。
「住宅ローンを前倒しで払い、残りの期間で老後の費用を貯める」という手法をよく聞かれるとのことですが、金利が高かった時代であれば間違ってはいないのかもしれません。
確かに繰り上げ返済を行うことは、その期間の金利負担分だけ確実に「儲ける」ことができる、ノーリスクの資産運用であるともいえます。
しかし、2015年ごろにローンを組まれたのであれば、すでに超低金利の恩恵を受けておられます。発想を変えてみましょう。
子どもさんが大学や専門学校にまでは進学されないとはいえ、これからのご家族の生活においてどんな突発的な費用が発生するかわかりません。
そのような場合に、もし繰り上げ返済をしてしまったばかりに手元資金が少なくなっていれば、お金を調達するために新たに借入しなければならない状況も起こり得ます。
個人の方の住宅ローンほど、低金利で長期間の借入ができるお得なローンはどこにもありません。緊急事態を想定して、あらかじめ有利な条件で資金調達しておいたと考えれば、住宅ローンの返済をできる限り後回しにする(繰り上げ返済しない)ことは、お金の不安なく暮らしていくために有効です。
また、一定の老後資金確保には資産運用が不可欠です。
繰り上げ返済しない分をそのまま一気に投資することを推奨するわけではありませんが、考え方として、1%で調達したお金を5%で運用できれば、その差4%分が儲かるとみなすこともできます(実際には、毎月一定額ずつ拠出する積み立て投資をお勧めします)。
このように、ご相談者さまの状況を考えると、私は住宅ローンを繰り上げ返済せずに最後まで支払い続けるという方法にメリットが大きいと考えます。もちろん、繰り上げ返済しようと思えばできる分を、決して浪費せずに残しておくことが大前提ですが。
できればその残した分を、少しずつ投資して運用に回していくことで、複利の威力で資産は加速的に増えていくことが期待できるでしょう。
住宅ローンは、決して悪いものではありません。家計全体を総合的にみて、より安心して暮らしていくための最適解を考えていくことが大切です。

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