在職期間

男性30代 kazuyoshi11さん 30代/男性 解決済み

退職後の再雇用について、また雇用期間の延長について質問です。本来であれば健康に働ける期間が長くなったのでそれに伴って、雇用の期間が延長されるのなら考え方として当然だと思います。現行の制度では、年金支給が後退することによりそれに伴って、補填するために雇用期間を延長させようとしているように思えます。しかしながら、技術が落ちていないのに賃金は低くなるといった問題もありますし、企業に対して助成が出ることによって若年層にさらなる負担を押し付けているようにも見えます。決められた期間を全うするという概念がなくなりつつある中で、どのように退職までの道筋を考えればいいのでしょうか。主に収入の安定性の面で不安があります。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 仕事全般・転職・退職
50代前半    男性

全国

2021/03/09

ご相談者さまの不安の原因は、「お金」という有形資産にしか目を向けておられないからのように思います。
日本はすでに人口が減少局面にあり、しかも高齢者数が増加し、若い世代がますます減少していくことは人口動態をみると明らかです。
これにより日本全体としてモノやサービスの需要が減っていくとすると、企業の売り上げも増えにくくなりますので、働く人の収入も平均的にはこれから大きく増えていくことはそもそも期待しない方がよいでしょう。
またおっしゃるように年金制度を維持するためには受給開始年齢を繰り下げたり、年金額自体を減らしたりしなければいけませんので、できる限り長く働くことは大事になっていきます。
長く働くといっても、定年後の賃金が高いままなら、若年層にさらなるしわ寄せがいってしまいます。
ご相談者さまはこれらのことをどうやらネガティブに感じておられる印象を受けますが、課題が明確であるからこそ、前向きに捉えるべきです。わかっていることに対しては、対策を講じればよいだけですから。
意欲的に働き続けること自体が、心身の健康を長く保つことにもつながるでしょう。
「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」(リンダ・グラットン著)の出版により、「人生100年時代」という言葉が有名になりました。
この本では、20代から60代という時期を仕事一辺倒で過ごすのではなく、仕事・学び・遊びのバランスをとりつつ柔軟に道筋を組み立てていくことが推奨されています。もちろんお金という有形資産も大切ですが、それ以上に、知識やスキル、健康や良好な家族・友人関係、変化に応じて自分を変えていく力などの「無形資産」に目を向けることこそ大切です。無形資産はより良い人生を送るうえで価値があるだけでなく、有形資産の形成を後押ししてくれるものでもあります。
20歳前後まで教育を受け、65歳までバリバリ働き、その後は引退して余生を送るという多くの人が想定してきた考え方に依存し過ぎると、お金の不安はいつまでたっても消えません。
ご相談者さまはまだ30代前半でいらっしゃるようです。人生100年時代であるなら、野球に例えればまだ3回の序盤戦です。試合展開は、これから自分次第でいくらでも変えていくことができます。
無形資産の大切さに目を向けて、今日から行動をはじめていきましょう。

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