任意の自動車保険が高い

男性40代 マックス99さん 40代/男性 解決済み

加入している任意の自動車保険が年々保険料が高くなってきています。事故を一度も起こしていませんので当然ながら保険を請求したこともありませんが、それでも初めて加入した年と比べると6000円近くも保険料が値上がりしました。さすがに納得いきません。保険を請求したならば翌年度の保険料は上がるのは納得できますが、何も保険を使っていないので保険料だけが値上がるというのはどうにも納得がいかないため、自動車保険を乗り換えることを検討しました。その際にオススメの自動車保険をファイナンシャルプランナーの方に選んで欲しいです。できれば保険料がリーズナブルなところが良いです。自動車保険に掛けられる保険料のコストはできるだけ抑えたいと考えています。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 自動車保険・火災保険・地震保険
60代前半    男性

全国

2021/03/09

自動車保険には、各社共通でノンフリート等級という保険料の割引・割増制度が設けられており、一部の損害保険会社を除いて1等級から20等級に区分されています。
 初めて自動車保険に加入する場合の等級は、一般的に6等級からスタートして等級の数値が増えると保険料は割引され、等級の数値が減る割増される仕組みです。
この等級は、1年間無事故であった場合には、契約更新時に1等級ランクアップ、反対に事故を起こしてしまった場合には、1回の事故について3等級ランクダウンします。
 過去に事故を起こしていないのに自動車保険の「保険料が年々上がる」とのこと。
原因として考えられるのは、自動車保険の更新が迫ると、加入している損害保険会社から送付等されるご案内に書かれている「お勧めプラン」を選択・契約し続けた可能性がありそうです。
もしそうであれば、無事故でノンフリート等級が上がって割引される以上に、「補償を充実」という名の元で補償を付加したことが原因だと思います。
自動車保険の補償は、大きく3つに分類可能で
1. 相手方への補償・・・対人、対物賠償など
2. 自分や同乗者への補償・・・人身傷害、搭乗者傷害など
3. 自分の車の補償・・・車両保険など
4. その他・・・弁護士費用特約、ロードサービス特約、ファミリーバイク特約など
 1~4の補償・賠償を付加すれば、当然保険料はかかります。
そもそも自動車保険は、過失の有無を問わず、被害者救済が最も大切なことです。
被害者救済を担保しているのが、対人・対物賠償であり最も需要な賠償部分です。したがって、チョッピリ保険料は割高になっても対人・対物ともに無制限にする必要があると思います。
その一方で、自分の補償については、公的遺族年金や健康保険の高額療養費制度で一定程度カバーされ、場合によっては公的仕組みを使っても資金が不足する恐れがあり、任意で追加して生命保険や医療保険に加入している場合には、病気やケガに対する備えは既にできていると推定されます。
そのため自動車事故に限っての死亡保障や医療費補填という金銭的な保障and補償が上乗せする必要があるとはとても思えません。
同乗者についても、家族しか同乗しない場合にも、公的保障の範囲でカバーし、不足の場合に民間の生命保険・医療保険に加入していれば、自動車事故に限っての保障・補償は不要のはずです。
他方で、運転される自家用車に家族以外の友人・知人を乗せる機会が頻繁にある場合には、運転者としての責任が発生する恐れがあるため、一定程度の補償を付けた方が良いと思います。
自分の車の補償は、車両保険は愛車をぶつけないと支払う保険料を回収できませんので、「ぶつけにゃ損」と言えるでしょう。
愛車をぶつけてしまい修理したらしたで、翌年の保険料は3等級ランクダウンとなり、保険料が割り増されてしまします。
 手元資金では、「修理代がとても出せない」という場合に加入を検討しましょう。
 自動車保険の保険料構成は、車両保険が一番高く、その次に対人・対物賠償、人身傷害も油断できず、その他の特約を付加すればするほど保険料はかかります。
 損害保険会社のお勧めは、売りたい側が「充実した補償=多くの保険料」を提案しているに過ぎません
 被害者救済目的以外の補償は、必ずしも必要とは限りませんので、補償内容の取捨選択を実行しましょう。
 ご自身が、補償内容の選択に不安がなく、スマホ・パソコンの操作に不安がなければ、同じ賠償・補償内容でも相対的に保険料が安価なインターネット専業の自動車保険も検討しましょう。
 いずれにしても、まず補償内容の理解と選択をした上で、複数の自動車保険の見積もりを取り比較検討することをお勧めします。

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