損しない扶養内のバイトは?

女性30代 はなるさん 30代/女性 解決済み

現在大学病院とクリニックで看護師としてwワークをしています。そのことに関して2点教えて貰いたいです

1)マイナンバーが導入されて,個人の財産が管理されるという記事を読んだんですが、現在副業していることは大学病院に内緒にしています。今まで特に指摘されたことはなかったのですが、今後ばれやすくなるのでしょうか?

2)現在夫の年収が700万くらいで、扶養内で働いています。けれど今後娘も大きくなり教育費が増えることを考えると収入を増やしたいという思いが強いです。ただ、私が大学生の時から親に103万以上超えると家計のトータルが損するからそれ以上稼いではいけないと言われ、いくらまでなら損なく働けるか心配です。最近150万まで配偶者は制限が上がった時いたのですが、これは旦那の,収入関係なくと言う意味でいいのでしょうか?調べても難しくて理解できなかったのでわかりやすく教えて貰いたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、令和2年度の税法に基づいてそれぞれの質問に回答をしていきます。

1の質問について

マイナンバーが導入されたことによって、大学病院で得た収入およびクリニックで得た収入はいずれも税務署等が簡単に把握できるようになっています。

また、質問者様の場合、実際の収入金額にもよるものの、これら2つの勤務先から得た収入を合算して確定申告を行わなければならず、これを行わなかった場合、後程、税務署から修正申告をするように通知が来ることもまずもって確かと言えます。

この時、確定申告書を作成・提出する際、翌年度の住民税をどのように納めるのか選択することができ、具体的には「特別徴収」と「普通徴収」のいずれかを選択する必要があります。

特別徴収とは、1年間に納めるべき住民税を毎月の給与から天引きして納める方法であり、これは、主たる勤務先である大学病院の給与事務を担当している部署が金額を把握しています。(質問者様がお住いの市区町村から大学病院へ特別徴収する金額を通知するためです)

この時、副業であるクリニックで得た収入と合算して確定申告をした情報に基づいて、納めるべき住民税額が決定されることになるため、特別徴収を選んだ場合、場合によっては、副業をしていることがばれてしまう懸念は否めないでしょう。

一方、普通徴収とは、1年間に納めるべき住民税を4回程度の分割で納める方法を言い、普通徴収を選んだ場合、勤務先に住民税の通知が来ることはなく、自宅へ市区町村から通知が届くことになります。

そのため、この通知に基づいてご自身で住民税を納付期日までに納付する必要があり、この場合、主たる勤務先である大学病院へばれることはないと考えられるものの、場合によっては、なぜ、特別徴収から普通徴収にしたのか?といった違和感を持つ担当者はいるかもしれません。

ちなみに、回答者の実務経験上の話となるのですが、回答者のお客様の中には、資産運用を行い、そこそこの利益が生じていることを勤務先に知られたくないといった理由から、あえて普通徴収を選んでいる人もいます。

上記のようなイメージで考えますと、質問者様が抱えている懸念をできる限り払拭するには、特別徴収ではなく、普通徴収を選択するのが望ましいと言えそうです。

2の質問について

令和2年度における配偶者控除は、法改正が行われたことによって、配偶者の所得だけでなく、配偶者控除の適用を受ける側(質問の場合、夫)の所得も考慮されて金額が決定することになっています。

ただし、ご主人の扶養内で働いているとするならば、税法上の扶養だけでなく、社会保険の扶養についても考えておくことが望ましく、今回の場合、「質問者様の年収が130万円未満」に抑えられていれば、税法上の扶養だけでなく、社会保険の扶養についても問題なく適用されるため、この範囲で抑えることで足ります。

上記金額に抑えることで、税法上の配偶者控除がこれまで通り適用され、健康保険の被扶養者に該当、国民年金の第3号被保険者に該当するため、おそらく、質問者様が望んでおられる結果に結びつくものと考えられます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

税額を下げるための策

ふるさと納税や寄付金控除などはやっていますが、投資などもやった方が良いのか知りたいです。現状、控除などをうまく活用出来ていない気がしており、どうしたら収入と税金のバランスが良くなる(=手取りが一番よくなる)のか複数の選択肢を知りたいと思います。目先の短期的なメリットだけでなく、中長期目線なメリットを含め資産運用についての情報が欲しいです。また不動産を購入した方が良いのか、個人型年金をやった方が良いのかなども含めて知りたいです。最近は色々な選択肢が様々な企業などの広告で見かけるものの、何が一番いいのか比較対象が多すぎて比較する気にもならないので、簡潔にそういった情報を整理し解説してくださると助かります。

女性30代前半 Elefさん 30代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

今後の日本における消費税の動向

日本では消費税が上がり続けています。下がること自体は考えづらいわけですけど、この先もまだまだ消費税が上がる可能性は十分にあるのではないか?と思っているため、その点が不安です。やはり消費税が上がることは家計に対してダイレクトに影響しますし、無関心でいられる問題ではありません。諸外国を見ると、日本よりも消費税が高い国は数多くあるため、むしろ日本の消費税はかなり低い方に感じられます。ということは、今後上がる余地は大きいと言えるのではないか?と思っています。この先まだまだ消費税が上がることは十分に想定しているものの、問題は何%まで上がるのか?ということです。私が生きている間、この先50年くらいの間でどのくらいまで上がる可能性があるのか?について知りたいと思っています。

男性30代後半 263823さん 30代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

消費税の話が信じられないです。

今現在消費税を10%に上げたのは失敗だったという話しを聞きます。そんな中いずれ今よりも消費税を上げていくと聞きます。当面10%から上げないという話ですがあまり信じれらないです。上がってしまうようならそれまでに高い買い物をした方が良いという事になります。実際消費税は近いうちに上がってしまうと思いますでしょうか?私はもう国の言う事は信用できないのでいつ上がってもおかしくないと思っています。ですがそこはプロの視点ではどのように感じますでしょうか。分かりやすく教えて欲しいです。できたらその根拠も教えて欲しいと思います。近いうちに上がるならその根拠を教えてもらって、上がらないと思うなら上がらない根拠を教えて欲しいです。

女性40代前半 hyoukai76さん 40代前半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

節税方法を知りたい

普通のサラリーマンは会社の給料から税金を引かれ、手元に残ったお金で生活しています。本給や残業代、住宅手当など、会社から支給される金額の増減は気にしても、そこから引かれている税金を意識することはあまりないのが現状です。しかし、そんなサラリーマンでもちょっとしたことで税金を節約できるとう話をよく聞きます。 節税対策のうち、確定申告をすることによって所得税を節税できる方法があったり、色々な節税対策をわかりやすく教えてほしいです。また最近流行りのふるさと納税や、住宅ローン減税、住まい給付金の制度もいまひとつわからないので、ぜひわかりやすく教えてほしいです。確定申告の際、どんなことを注意すれば節税対策になるかも知りたい。

男性40代前半 aran3Dさん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

大きな買い物による、お得な節税方法

現在、私は公務員として働いています。年齢は40代前半であり、年収は600万円程度です。現在、分譲マンションをローンで購入して、そこに住んでいますが、この分譲マンションを買う際の税金の掛かり方にあいまいな点が多くありました。私はマンションの頭金のために、積立基金を切り崩したのですが、その際に担当の人から、税金のかかり方が変わるので、注意してくださいと言われました。実際に、その際には前年よりも多くの税金を払っていました。その後、知り合い(専門家ではありません)に聞いた話によると、知人は家を買った際に、税金が安くなったとのことでした。私自身は分譲マンションの購入なので違いはあるのかもしれませんが、料金的には同じ程度(具体的には3000万円程度)だったので、少し納得できない部分がありました。そこで、大きな買い物をする際に、具体的には住居や自家用車などをイメージしていますが、得な購入方法、税金が安くなる方法があれば教えていただきたいです。

男性40代前半 marcoさん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答