住宅ローン控除を受けている場合のふるさと納税について

女性30代 itigorainbowさん 30代/女性 解決済み

2年前までふるさと納税を活用していました。共働きですので結構な金額の控除が受けられていました。ですが、昨年度に住宅ローンを組んだこともあり、昨年度と今年度はふるさと納税をしていません。住宅ローン控除で数十万控除が受けられるようなので、そうするとふるさと納税をしても、控除が受けられないのではと思いました。
年末調整の際に記入している生命保険の保険料控除や、火災保険の控除、住宅ローンの控除をしていますが、住宅ローン控除が大きすぎると生命保険やふるさと納税は意味をなさなくなりますか?
年末調整の仕組みが詳しく分かっておらず、ネットで検索してもいまいち把握できないのでFP様に教えていただければと思いました。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、結論から申し上げますと、質問者様の源泉徴収票または確定申告書を見なければふるさと納税を活用した寄附金控除が節税効果を及ぼすのか、及ぼさないのか正確な判断をすることはできません。

また、住宅ローン控除は、場合によっては所得税だけでなく、住民税を軽減する効果も得られ、そもそも1年間の源泉徴収税額がどのくらいあるのか、源泉徴収税額を差し引いてもなお、引ききれなかった住宅ローン控除の金額があるのかなどは、やはり、源泉徴収票や確定申告書を見なければわかりません。

したがいまして、これを見ないことには、ふるさと納税を活用した寄附が、結果として質問者様にとって得なのか損なのか判定することは難しいわけです。

今回の質問は、年末調整の仕組みというよりも所得税および住民税がどのような流れで計算されるのかといった仕組みのお話となるのですが、回答者であるFPも含め、仮に、専門家である税理士であったとしても、おそらく同じ回答をするものと思われます。

今後も、ふるさと納税を活用した寄附によって節税になる可能性は十分あると思われますので、この機会に、一度、専門家である税理士や税務に詳しいFPへ源泉徴収票や確定申告書を見せて、ふるさと納税をすることによる節税効果があるのかしっかりと確認されることが望ましいと言えます。

ちなみに、ふるさと納税をしても住宅ローン控除が受けられないといったことは一切なく、あくまでもトータルで見た時、節税効果があるのか、ないのかが重要となるのです。

つまり、質問者様が懸念されている「住宅ローン控除が大きすぎると生命保険やふるさと納税は意味をなさなくなりますか?」のように、仮に、節税効果がないのにも関わらず、無駄に寄附をしても得策にはならないため、それを防止するために、一度、専門家である税理士や税務に詳しいFPへ源泉徴収票や確定申告書を見せて、ふるさと納税をすることによる節税効果があるのかしっかりと確認する必要があるとご理解いただければと思います。

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