確定申告を早めにしたいです

女性30代 chocolate_bread_23さん 30代/女性 解決済み

今年、インプラント治療を受けたため、確定申告で医療費控除にチャレンジしようと思います。確定申告についての質問です。

確定申告ができる2月から3月の間、家庭の事情で海外に行くことが決まっています。(一時的なもので、住民票は動かしません。日本の現在の住所のままです)
そこで、1月中に確定申告ができればと思い、調べたところ、年明けであれば確定申告を受け付けてくれることが分かりました。

ぜひ挑戦したいのですが、注意点などあれば教えてください。
現時点で懸念していることは、申告が誤っていた場合のことです。
その場合は、提出してすぐ(1月中)に税務署からお知らせが来るのでしょうか?それとも、確定申告の期間になってからでしょうか。
2月には海外に行ってしまうため、修正申告ができない可能性があり、危惧しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、質問にある「今年」を令和2年度としてそれぞれの質問に回答をしていきます。

はじめに、質問者様は、令和2年度中にインプラント治療を受けたことによって、医療費が多額になったことから医療費控除の適用を受けたいことを確認しました。

また、令和3年2月から3月の間に海外へ行くことも合わせて確認しました。

今回、質問者様の場合、医療費控除の適用を受けることによって、結果として「還付申告」になる場合、令和2年度の申告について、令和3年1月中に確定申告をすることで所得税の還付を受けられることは確かです。

なお、ここで言う「還付申告」とは、確定申告をすることで所得税が還付される結果になる場合とイメージしていただいて結構です。(厳密には異なる)

ただし、注意点として、質問者様が医療費控除の適用をしてもなお、納めるべき所得税が発生する場合、これまで通り、令和3年2月16日から令和3年3月15日までの確定申告期間中に確定申告を行い、所得税および復興特別所得税をこの期間中に納めなければなりません。

おそらく還付申告になると思われるものの、明確に還付申告になるのか、あくまでも節税対策になるのかがわからないため、一概に何とも言えない部分があると言えることから、この部分にまずは注意が必要と言えるでしょう。

Q.現時点で懸念していることは、申告が誤っていた場合のことです。その場合は、提出してすぐ(1月中)に税務署からお知らせが来るのでしょうか?それとも、確定申告の期間になってからでしょうか。2月には海外に行ってしまうため、修正申告ができない可能性があり、危惧しています

A.質問内容を一通り見ますと、還付申告である前提で質問がされています。

仮に、還付申告で申告が誤っていた場合、税務署からお尋ねの文書が届くことになり、修正申告を要することになりますが、あくまでも還付申告であり、別途、追徴して所得税等を納めなければならないといったことでなければ、特段の心配は不要だと考えられます。

3月に海外から戻って、税務署からのお尋ね文書が郵送で届いているかを確認し、仮に届いていた場合、速やかに対応してもらうことで十分足ります。

また、結果として還付申告になるのであれば、あえて、海外から戻ってきた3月を過ぎてから行う方法もあります。

確定申告は、原則として翌年の2月16日から3月15日までに行う必要があるものの、還付申告に関しましては、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができることになっているからです。

“確定申告書を提出する義務のない人でも、給与等から源泉徴収された所得税額や予定納税をした所得税額が年間の所得金額について計算した所得税額よりも多いときは、確定申告をすることによって、納め過ぎの所得税の還付を受けることができます。この申告を還付申告といいます。還付申告書は、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができます。”

出典:国税庁 No.2030 還付申告
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2030.htm

つまり、令和2年度の還付申告は、過去5年に遡って提出することが認められているわけでありますから、曖昧な場合や不安があるのであれば、あえて、海外から戻ってきた後に、ゆっくりと時間をかけて還付申告をすることでも足りるといった意味になります。

したがって、まずは、医療費控除の適用を受けることによって「確実に還付申告となるのかどうかを確認」した後、適宜、ご自身にとって最適な時期に確定申告を行うことが望ましいと言えるでしょう。

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