短期離職を繰り返した場合の確定申告について

男性40代 y-ichiiさん 40代/男性 解決済み

40代の男性で、パートで働いています。確定申告について質問です。かつて私は会社員をしていたことがあり、そのときは会社で年末調整の手続きをしていたため、自分で確定申告をする必要はありませんでした。会社員を辞めてからは年に一度ほどの割合で転職をしていたため、職場ごとに発行された源泉徴収票をもとに確定申告をしていました。しかし、今年は契約社員や派遣社員などとして短期で職を転々とし、源泉徴収票が発行されない職場もありました。また、インターネットを用いた副業も行ない、少額ながら収入もありました。この状態だと確定申告をするのが面倒で、還付される金額も極めて少ないのではないかと思っています。こういった場合でも、確定申告は必ずしなければならないのでしょうか。もししなかった場合、何か罰則があるのでしょうか。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、質問にある「今年」を令和2年度としてそれぞれの質問に回答していきます。

はじめに、質問の中に「今年は契約社員や派遣社員などとして短期で職を転々とし、源泉徴収票が発行されない職場もありました」とあることから、こちらの収入はいずれも給与所得になるものと考えられます。

したがいまして、源泉徴収票が発行されていない以前の勤務先に対して、退職後の源泉徴収票を発行してもらうように依頼し、それでも源泉徴収票を発行しない場合、税務署へその旨を相談して下さい。

このようにすることで、税務署は、源泉徴収票を発行しない以前の勤務先に対して源泉徴収票を発行するように伝えることにつながり、結果として、確実に源泉徴収票を受け取ることができます。

この源泉徴収票を受け取りましたら、複数の源泉徴収票が手元にあることになり、これらの給与収入を合算して確定申告を行います。

また、「インターネットを用いた副業も行ない、少額ながら収入もありました」とあることから、こちらは、雑所得となります。

なお、「確定申告をするのが面倒で、還付される金額も極めて少ないのではないかと思っています。こういった場合でも、確定申告は必ずしなければならないのでしょうか」とあるのですが、質問者様の場合、2ヶ所以上から給与収入を得ていること、1年間で給与所得と雑所得があることなどの理由を踏まえますと、原則として確定申告を行わなければなりません。

ただし、質問内容から具体的な金額が明示されていないことから、場合によっては、確定申告が不要となるケースも考えられるものの、金額の多少に関わらず、それぞれの収入について、しっかりと確定申告を行っておくことが無難であり望ましいと言い切ります。

最後に、「もし、(確定申告を)しなかった場合、何か罰則があるのでしょうか」とありますが、質問者様の場合、給与所得と雑所得があると考えられ、これらを合算して税金の計算をした結果、納めるべき所得税が発生した場合は問題が生じます。

具体的には、確定申告をしなかったことによる「無申告加算税」、納付期限までに税金を納付しなかった「不納付加算税・延滞税」などが本税に加えて納めなければならなくなる危険性が生じます。

一言で、無駄なお金を支払うことになるということです。

このようなことを防止する意味合いから、質問者様の場合、納めるべき税金が結果として発生しなかったとしても、令和2年度の確定申告を令和3年2月16日から令和3年3月15日までの間にしっかりと行っておくことが無難だと言えます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

新築一戸建てを建てたときにかかる税金と減税について

私41歳(年収420万)主人44歳(年収580万)4,000万円の一戸建てを建てようとしております。土地、建物で3,600万、諸経費・オプションで400万です。(頭金は500万を予定)固定資産税及び不動産所得税がいくらかかるのか算出方法が分かりません。また新築の場合、減税となる申請があるようなのですが、申請方法を調べても分からず、いつまでに申請してよいかも分かりません。それ以外にかかる税金がありましたらそれも伺いたいです。さらに補助金のようなものもあると聞いたのですが、その金額と申請方法も伺いたいです。住宅ローン減税を受けるため確定申告が必要かと思いますが、その時に必要になる書類は何が必要でしょうか。毎月何か記録しておく必要などありますでしょうか。また実際どの程度の所得税還付を受けられるものなのでしょうか。

女性40代前半 kotsukotsu_sanさん 40代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

毎月引かれる税金について

私は正社員として働いていますが、給料が毎月月給制でここから健康保険・厚生年金などが引かれてしまうため、毎月の手取りは12万円ほどになってしまいます。実家暮らしで家賃を支払う必要がなければ余裕で貯金ができる手取り額ですが、私の場合は独身の一人暮らしで毎月賃料を5万円くらい払っています。毎月必ず払っているものは家賃が5万円・食費2万5千円・光熱費1万5千円くらいですが、これだけではなくその他の諸雑費も含めると、貯金できる分はほんのわずかです。こんなことを言っても無理なのは分かっていますが、毎月給料から引かれている社会保険料をもう少し減らせたらもっと生活に余裕ができるのにといつも思います。何か申請をすれば毎月の支払額を減らすことはできるのでしょうか?今一番聞きたいのはこのことです。

女性40代後半 keiko57さん 40代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 小松 康之 2名が回答

「はじめての確定申告」

 こんにちは。僕は30歳の男性です。職業としてはこのようにフリーランスのライターとして活動しております。 年収は大体500万円前後です。フリーランスになってまだ1年くらいなのですが、そろそろ確定申告の時期が迫ってきました。 はじめての確定申告ですので分からないことばかりだと思いますので、不安があります。 よって確定申告は自分でできるものなのでしょうか?戻ってくる税金等はあるのでしょうか? 自分でできない場合は専門家の税理士さん等にお願いをした方がいいのでしょうか? 税理士さんに頼むとしたら依頼費の相場も教えてくださると有難いです。なるべく自分で処理したいですが、あまりにも複雑ならば多少費用がかかっても依頼すべきとも考えております。 アドバイスください。

男性30代前半 breathlesslove1024さん 30代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

相続税に付属して各保険料金が上がる矛盾。

体調を壊して、仕事が出来なくなり当然収入も無くなりましたが、翌年に税金が可なり掛かって来ました。翌年は収入が無いのですが税金を払う為に借金をしなければなりません、そこまでして税金を払わなくてはいけないのでしょうか。借金をして生活が出来なくなってしまいますが、税金の方が大事ななのでしょうか。それとも、何か上手い方法はないのでしょうか、その辺の話を相談してみたいのですが、費用が掛かるのではないでしょうか、とにかく現状はお金が在りませんが相続税が5年も経ってから来たので,とてもきついです、5年も経ってから来ても生活費に使ってしまっているので、とにかく困っています。更に保険料も区民税も上がるとなると生活が苦しいのですが。

男性60代後半 peluve8246さん 60代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

傷病手当金について

夫が病気療養中で休職、現在は給料が出ていますが、まもなく打ち切られ無給となります。傷病手当金が健保からもらえるとのことですが、具体的なことがわかりません。現在、天引きされている健保の保険料、厚生年金保険料などはどういう扱いになるのでしょうか?また、傷病手当金は課税対象になるのでしょうか?もらえる期間は最大一年半とのことですが、それより短くなる要件も教えて下さい。傷病手当金をもらいながら、家族の扶養に入ることは可能ですか。家族の扶養に入り、健康保険の被保険者になるにはどのような要件が必要ですか。収入、あるいは所得の上限は健保によって違うのかもしれませんが、月収が目安ですか、年収ベースですか。健保に入れない場合、国民健康保険に加入しなければならないのですか。

女性50代前半 ほとさん 50代前半/女性 解決済み
中村 真里子 1名が回答