iDecoの具体的なメリットについて

男性40代 yukinmさん 40代/男性 解決済み

年金関連がちょっと不安になってきていると聞いて調べたのですが、最近ではiDecoがお薦めされているのを知りました。正直名前が英語で内容がよく分からない感じなので、初めての人でも理解しやすいiDecoの紹介をしてくれると便利だと思います。

特にお金の管理のエキスパートであるFPさんの目線から見るiDecoのメリットを中心に教えてくれると助かります。年金関連なので他の投資サービスとの違いという点や、税金周りでどんなメリットがあるかどうかも知りたいと思っています。また始め方に関しての方法についても詳しく教えてくれると助かるのでお願いします。受け取り方法が60歳以上という点が少々不安なので、これをカバーする他の投資方法もあれば参考にしたいです。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

個人型確定拠出年金(愛称iDeCo)のメリットは税制優遇です。

(1)掛金の全額を所得控除できる
iDeCoの掛金は全額が「小規模企業共済等掛金控除」の対象なので、課税所得額から掛金分を差し引くことができ、所得税・住民税を軽減できます。毎年、勤務先の年末調整で申告します。

(2)運用益(譲渡益、分配金)は非課税
金融商品の運用益は源泉分離20.315%課税ですが、iDeCo内の運用益は非課税です。手続きは不要です。

(3)受給時も所得控除できる可能性がある
年金として受給する場合は「雑所得・総合課税」となり「公的年金等控除」の対象です。毎年、確定申告します。
一時金として受給する場合は「退職所得・分離課税」となり「退職所得控除」の対象です。請求手続きの際に申告書を提出します。
いずれも、所得税・住民税を軽減またはゼロにできる可能性があります。

少額投資非課税制度(愛称NISA)や特定口座などとの違いの点では、以下にご注意ください。
▲iDeCoは老後のための「私的年金」制度の一種なので、原則60歳にならないと引き出せない(NISAや特定口座は、好きなときに換金・引き出しが可能)。
▲NISAと異なり、iDeCoは安全資産(定期預金など)を積み立てる「貯蓄」も可能。ただし、iDeCoで安全資産を積み立てても、手数料を考えると将来受け取る時点で支払った掛金の総額に対して元本割れしている可能性がある(言い換えると、NISAと同様、リスク資産[投資信託]を運用する「投資」を行う場合に運用益非課税メリットを享受できる)。
●NISAや特定口座と異なり、利用する運営管理機関(金融機関)によっては、終身年金での受け取りも可能。

NISAや特定口座と共通する点として、以下にもご注意ください。
◆(iDeCoで安全資産のみを積み立てるケースを除き)あくまでも自己責任で行う「投資」であり、失敗しないためには基礎的な「投資」の勉強が必要。
◆利用する金融機関によって、買える金融商品が異なる。

iDeCoの始め方については、以下を参考にしてください。
iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)「iDeCoをはじめよう」
https://www.ideco-koushiki.jp/start/

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