今の年齢や資産を考慮し、ローンはいつまで組めるのか？

こんにちは。「ライフ＆マネー」コンサルタントの五十嵐秀司です。
これから中古マンション購入を検討しており、その際の住宅ローンについてですね。
まず年齢面ですが、今後の収入見通し、借入金額や返済期間によります。
年収が1000万円あり娘さまも独立してるので、定年までは大丈夫でしょう。問題は定年後です。引き続き再雇用などで働き続けることができる見込みでしょうか。そうであれば、65歳まで雇用されるとすると、そこまでは何とかなりそうです。65歳までで12年間ですから、仮にローン期間が20年であれば、あと8年をどのようにして捻出するかです。
幸い賃貸アパートがあるとのことで、そのローンを返済したとしても、多少なりとも利益は出ていると推察されます。この分をローン返済に回せないでしょうか？
いずれにしろ、中古マンションを購入しローンを組む際は、物件を担保としますから、ローンを組むことは可能かと考えられます。というのは、万が一返済が滞った場合、物件を売却してローン返済すれば、ローン会社は困らないからです。
気にいった物件があるのなら、一度販売会社や金融機関に相談してみてください。シミュレーションをしてくれます。そうすればイメージが湧くでしょう。
現在は家賃に会社補助が出てるとのことですが、退職すれば補助はなくなります。またその家賃を永久に支払い続けなくてはいきません。
一般的には、年間ローン返済額が年間家賃総額程度であれば、購入のメリットはあるといえます。相談者さまの場合、これに会社補助を考慮して検討してください。
なおローンの組み方ですが、定年前になるべく多く返済したいところです。元金均等返済は、当初の返済額は多いですが、次第に減っていきます。また金利負担額も少なくてすむので、元利均等返済よりもおすすめです。