税金について今後も税金が増えるのか

女性30代 chisaponさん 30代/女性 解決済み

私が、今現在漠然と悩んでいる内容としましては、今後も税金が増え続けるのではないか?と言う点について非常に悩んでおります。税金が増え続けることで、確実に今現在よりも生活が厳しくなっていくのではないかと考えております。最初は3パーセントでありました税金も次第に増えていき、5パーセント、8パーセントと膨れ上がり、今では、10パーセントまで増えております。このような状況で更に次に税金が膨れ上がるとしましたら、何パーセントまで税金が増えるような形になるのか気になっております。今までは、税金を意識しておりませんでしたが、税金が10パーセントになりまして、その税金の重みを肌身で実感している所ではあります。これ以上税金は増える可能性はあるのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
50代前半    男性

全国

2021/03/09

消費税のことですね。
税金をどのように集め、それをどのように配分するかを決めるのは政治の役割ですので、増えるか増えないかはなんとも言えません。
ただし、政治家を選ぶのは、私たち一人ひとりです。増える可能性があるのかどうかと政治まかせにするのではなく、どうしたいのか、どうあるべきかを一人ひとりが主体的に考えることで、結果はいかようにも変わるはずです。
現状、日本の消費税率は広い世界の中でもかなり低い方です。
一方で、その配分先で最大の項目は、年金・医療・介護をはじめとする社会保障費です。しかも、その恩恵を主に受ける高齢者人口がこれからも増えていきますので、今のサービス水準を維持するなら、社会保障費は高齢者が増える分だけ年々増加していきます。
税金の種類は消費税以外にもたくさんありますが、それでも税収の合計より配分される金額のほうが圧倒的に多い状態で、その差額を子どもや孫の世代から借金することで何とかまかなっているのです。しかも、借金の総額は膨張する一方です。
私は、将来世代へ負担を先送りし続けている今の状態が、いつまでも続くとは思えません。世界的にみても低い現行の消費税率を維持してさらに借金を重ねていけば、いずれインフレ(物価の上昇)によりお金の価値が目減りして、消費税率を上げるどころではない大きな負担を強いられる可能性があるのではないでしょうか。
みんなが老後までそれなりに安心して暮らし続けるためにも、今の社会保障の水準を大きく落とすことは現実的ではないと思います。
もちろん、税金の無駄遣いをなくす努力をしていくことは不可欠です。
そのうえで、私は、資産や所得が多い人からより多く税金を納めてもらうのと並行して、みんなで少しずつ負担し合う消費税の税率も、早期に上げることが必要ではないかと考えます。

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