初心者が安心して株式投資を楽しむコツは?

老後の資金作りに株をはじめてみようと思っています。ですが何せ今までに株式投資の経験が全くなくどこから手をつけて良いかわからないのです。ある程度まとまった資金があるので、これでなんとかがっつり増やせればというのが希望です。初心者でも安心して株式投資を楽しむためのコツなどありましたらアドバイスをお願いいたします。
老後の資金作りに株をはじめてみようと思っています。ですが何せ今までに株式投資の経験が全くなくどこから手をつけて良いかわからないのです。ある程度まとまった資金があるので、これでなんとかがっつり増やせればというのが希望です。初心者でも安心して株式投資を楽しむためのコツなどありましたらアドバイスをお願いいたします。
1 名の専門家が回答しています
ご質問ありがとうございます。
お手持ちのまとまった資金をつぎ込んでがっつり増やしたいとの前のめりなお気持ち、まるで約20年前に初めて株式投資を行った頃の私自身を見ているようで、微笑ましく感じつつも、いささか心配しております。
なぜなら、20年前の私のように、企業の「株価」だけを追いかけてしまうと、高い確率でお金を減らしてしまうから。しかも、お金を失ったこと以上にまずかったのは、仕事中も株価が気になって仕方なくなってしまったことです。仕事で成果を上げて収入を少しでも増やすことこそが最大の資産形成につながるはずなのに、これでは本末転倒ですよね。
ですから、決して私と同じ失敗をされないよう、ここはひとつ、まずは冷静になりましょう。
大事なのは、企業の「株価」を追うのではなく、「価値」を追うことなのです。
そもそも、投資は何のために行うのでしょうか。
一つは、今回「老後資金づくり」とおっしゃっているように、財産づくり、資産形成のためですよね。当然だと言われるかもしれません。でも、本来はこれだけではありません。
多くの人が忘れがちだけど、もう一つとても大切な目的があります。それは、より良い世の中をつくること、明るい未来をつくることなのです。
株式市場は、ひと儲けしてやろうと目をギラつかせて無数の人々が参戦する、魑魅魍魎の世界。短期的には誰かの儲けは誰かの損になる「ゼロサムゲーム(参加者の利益を合計するとゼロになる、ということ)」なのです。自分だけが儲けようと思っても普通はうまくいきません。経験してみれば誰もがすぐに知ることになるでしょう。
では、どうすればよいのか。より良い世の中づくりという2つ目の目的を思い出しましょう。
皆さんの身の回りにあるものや、日常的に使っているサービスは、元々は誰かの投資によって生み出されています。
その中で、これがあるから便利な暮らしが実現できていると思えるものってありますよね。そのような身近なところから発想を広げ、そこに関係しているのはどんな企業かを考えていくのです。さらに、ご相談者さまにはお子さまがいらっしゃるとのことですが、子どもさんが将来大きくなられたときに、どんな社会になっていてほしいのかと想像を広げ、そこで欠かせないのはどんな企業なのかを考えていくのです。
そのような企業の株式が、何かのきっかけで相場が大暴落し、安くなったときにバーゲンハンティングしておけば、あとは株価が上がっていくのを楽しみにしながらニンマリ待っておくだけでいいのです。
どんなに株式相場が暴落し、世の中が不景気になったとしても、飲んだり食べたり誰かと会ったりという人々の生活はなくなりません。それらすべてが経済活動なのです。世の中に必要とされ、応援したいと思える企業の株式を、安くなったときに買っておけば、長期的にはその企業の価値に株価は近づいていくため、いずれは高くなっていくでしょう。
決して、企業の「株価」だけを見て上がりそうな株を追いかけていくのではなく、自分なりに企業の「価値」を見定めながら、のんびりゆったり投資するのが、投資を楽しむためのコツだといえます。
数年前に60才で定年を迎え、現在は定職にもつかず、もっぱら主夫をしながら日々を過ごしています。先月から、十万円+αの老齢厚生年金の支給を受けるようになったのですが、この年金だけで生活を維持することは困難で、不足する部分は退職金等を取り崩して生活費に充当しています。銀行の預金金利も当てにならず5年ほど前から株式投資を始めたのですが、資産が増えもせず減りもせず、思ったほどの資産運用はできていません。そこで、日々の株価変動に思い悩む(精神的に疲れます)ことがないよう、少し長期的な投資信託に切り替えようかと考えています。手持ち資金として100万円ほどの株資金を投資信託に移行することを検討しているのですが、老後の資産運用の選択として投資信託はあるのか?ないのか?それとも株式投資を続けるのがいいのか?専門家としてのご意見をお聞かせください。
現在の職場は、小さな会社のため将来に渡って会社が継続できていくのか不明瞭です。また、退職金制度もあるにはありますが、金額的に極々少額のためほとんど期待ができません。働く期間は将来的に長くなるとは思いますが、必ずしも健康で仕事を真っ当できるかどうかはわかりません。今後、子供の進級や進学でお金がかかることも想定されています。現在のお給料からは、少しずつ貯蓄に回してはいますが、現在の生活にもお金がかかるので大きな金額を貯蓄に回すことはできません。少しずつでも積立や貯蓄をすることはもちろん、辛酸運用等において増やす必要性も感じています。ただし、リスクがある投資は万が一のことを考えると手が出せません。出来る限り安心で、安定的に貯蓄や資産運用をする方法を教えて下さい。
40代中盤の男性です。自営業をしておりますが個人事業主の為、国民年金と国民年金基金に加入してます。会社員のように厚生年金がないので老後の年金生活に不安があります。教育費の支出があるので月に6〜7万円程を普通預金に貯蓄してます。積立NISAやイデコなど初心者でもした方がよいでしょうか?
今の社会情勢や経済状況に不安を持ち、本業以外での収入を手に入れたいと考えました。そこで複利などを考慮した、NISAや株式投資に興味を持つようになりました。 現時点ではネットや書籍などで情報を得てはいるのですが、どれもこれだと思うものがなくピンと来なくて困っています。 3年くらいの短期、10年以上の中期、定年までの長期の視点においての運用の場合は、購入すべき株式において明確な違いなどはありますでしょうか? これから株式を購入をする際の注意すべき点などがありますでしょうか? また、株式以外でおすすめの資産運用などありますでしょうか? ご教授頂けましたら幸いです。どうかよろしくお願い致します。
数年前から投信積立をしています。手元資金が十分にあることから、500万円程度を追加で資産運用に充てたいと思い、投資先を探しています。最近読んだ本の中で「米国経済は右肩上がりの成長を続けているため米国ETFへの投資を推奨する」とあり、興味を持ちました。米国ETFを購入する場合、手数料が国内ETFよりもかかると思いますが、それらの点を考慮しても、おすすめと言えるのでしょうか。ETFは分配金が多く、米国経済の成長には大変期待をしているため、興味のある投資先ですが、仕組みが分かっておらず、先に進めません。税金や手数料、確定申告など注意すべき点があれば知りたいです。ETFの仕組みから教えていただけますと助かります。