必要な老後資金とは

女性20代 hajamb300さん 20代/女性 解決済み

私は20代前半で、旦那さんが30代後半です。13歳差の年の差があります。現在は育児休暇中ですが、収入は300万円程度で、旦那さんの収入が500万円程度です。コロナの影響を受ける職業なので、今後コロナが落ち着くまでは旦那さんの年収はかなり下がると思われます。住宅ですが、戸建て住宅を所有しており、旦那さんが70歳になった年にローンが払い終わる予定です。さまざまな情報で老後資金は2000万円必要である、2000万円では足りないなど、どれが正しいのかわかりません。夫婦が何歳くらいまでに、どのくらいの貯蓄を老後資金として貯めておくべきなのか教えてください。また、その資金の貯め方は、普通預金が良いのか、積み立てが良いのかなど方法も知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず老後資金は、確かに先般2000万円必要と騒がれましたが、これで足りることは稀であり、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。仮にこれを60歳までの約36年で貯金で準備するなら一年あたり約111万円、月々9万円ほど必要になります。一方、老後資金準備をする中で、多くの人が誤算と感じるのが教育費です。これは22年総額で1400万円ほど必要になります。平均すると一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要です。つまりあなた様の場合、このままお子様が1人なら教育費と老後資金で月14万円ほど、2人目を望まれているなら月19万円ほど貯金が必要になります。ひとまず、以後の家族計画は夫婦の経済力や月の貯金額を元に考えることがおすすめです。厳しい部分もあるかもしれませんが、大切なことですから、まずはしっかり知っておきましょう。

続けて、お伝えします。月14~19万円の貯金というのは、正社員の共働き夫婦でも貯めるには少し大変な金額です。普通預金や積立預金で貯められれば良いのですが、厳しそうな場合は「資産運用」を視野に入れることをおすすめします。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約42万円、月々4万円ほどで、あなた様が60歳時に4000万円を準備できる計算です。より安全に3%で考えても一年あたり約63万円、月々5万円ほどで4000万円になる計算ですから、貯金よりよほど効率的といえます。最近ではiDeCo(個人型確定拠出年金)や(つみたて)NISAなど通常より有利な制度もありますから、これらをするのもおすすめです。その一方、資産運用の元手となる貯金を増やして安定させるためにも、特に旦那様に「転職」をお願いしてみることもおすすめします。コロナの影響は、いずれ元通りになるとも限りませんから、尚更です。手始めに「副業」も良いかもしれません。ぜひ貯金額を増やしつつ、それを資産運用でさらに増やしていきましょう。

少し補足させて頂きます。住宅ローンが70歳まで続くようですが、一般的に60歳定年後は働き口が見つからないことも多く、仮に見つかっても新卒並みの年収になることも少なくありません。また戸建てで築30年も経つ頃には、相応に大規模な修繕が必要になることも多いです。これらも踏まえて、上記を上回る資金準備をしておきたいところですが、足りない可能性も考えて、なるべく旦那様には今から定年後も十分に働けるよう準備しておいて頂くことをおすすめします。ぜひ余裕を持った準備を心がけていきましょう。簡単にまとめると、あなた様の場合は今後を見据えると、月14~19万円ほど貯金が必要です。貯金での準備が難しそうな場合は、資産運用や転職、副業などを検討することをおすすめします。またできれば、老後の不安要素についても今から備えておきたいところです。少なくとも未来への備えは、早くから始めるほど有利ですから、ぜひ今からがんばっていきましょう。

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