何歳から個人で老後に関する貯金を始めるべきか

女性20代 あっっきさん 20代/女性 解決済み

いつから老後のお金について気にするべきなのか気になります。また、国に収めている年金意外に、自分で積み立てていく必要があるのかについても教えていただきたいです。インスタグラマーさんが最近、老後の貯金についてのサービスを紹介してくれているのを見て、何歳から老後の貯金を始めるべきなのかが気になるようになりました。また、今ではidecoのようなお得に貯金できるサービスがあり、どれを何歳から始めるべきなのかがわからないです。また、実際に国に収めている年金は、私が歳を取った時、どのくらい使えるか、月いくら貰えるかも気になります。若いうちから、定期的に老後のお金を貯めて、老後楽しい人生になればいいなと思います。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず貯めるべき老後資金は先般、老後資金2000万円問題が騒がれたものの、実際には一般的に60歳時点で倍の4000万円程度が必要です。しかしこの老後資金は、実に8割以上の世帯が十分に準備できていないのが実情になっています。というのも、この4000万円という金額は極めて大きな数字のため、相応の年齢になってから準備を始めても間に合わない訳です。仮に今からあなた様が約37年かけて準備するにしても一年あたり約108万円、月々9万円ほど貯金が必要になりますが、これを40歳から始めれば一年あたり200万円、月々17万円ほど貯金が必要になります。このため、老後資金は社会に出たら最初から気にして貯め始めることがおすすめです。ちなみに将来的にもらえる年金額は、一般的な会社員(厚生年金)なら月14万円程度、ずっと非正規やアルバイトなどで国民年金なら月6.5万円程度になります。年金だけではとても老後を生き抜けませんから、若いうちから意識しておきましょう。

続けて、お伝えします。多くの人が十分な老後資金を貯めない、貯められないのは、簡単にいえば「人生、他にも色々なことにお金が必要だから」です。その最たることは「教育費」です。教育費は22年総額で1400万円ほど必要になります。平均すると1年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要です。子供を2人望めば月10万円ほど必要であり、上記の老後資金準備と合わせれば、これだけで月19万円ほど必要になります。今後の勤め先によっては、初任給さえ上回る数字です。また子供が相応の年齢になれば住居が必要になることもありますし、そもそも結婚資金も必要になります。このような老後の手前で必要なお金の支払いで手一杯になり、つい老後資金準備を後回しにした結果、多くの人が手が回らず準備不足に陥っているのが現実です。合わせていえば、最近は正社員でも年収が上がりにくい時代になっています。上がる人は上がる反面、上がらない人は本当に上がらず、支出ばかりが増えて貯金できないことが極めて多いです。若いうちから十分に警戒しておきましょう。

少し補足させて頂きます。この厳しい時代を老後も含めて生き抜くには、簡単にまとめれば「年収アップ・ライフプラン(支出管理)・資産運用」が必須です。つまり、なるべく収入を上げ、支出を下げ、差額で生みだした貯金を運用して増やすことが重要になります。ちなみに資産運用はリターンを求めるほどリスクがありますが、若いうちから始めるほど効果が高く、仮に5%運用できれば一年あたり約39万円、月3万円ほどで60歳時に4000万円を準備できる可能性が高い計算です。簡単にまとめると、老後資金を含めた未来への準備は「今日から」始めることをおすすめします。同時に今後の人生においては、常に先々に必要なお金を意識したうえで行動を起こしていくことがおすすめです。もはや現代は、何も考えずただ働き、貯めているだけでは誰もが破綻してしまいます。まずは就職活動に励みつつライフプランを立て、計画性を意識して人生を楽しく歩み始めていきましょう。

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