老後のための貯蓄について

男性30代 oedoblacksheepさん 30代/男性 解決済み

現在、新型コロナウイルスが蔓延して、会社の業績が落ち込み、収入が減っています。日々の生活を送るための給与も残業代の削減やボーナスカットの影響を受けて減少しています。新型コロナが流行する前の生活水準で生活をすると毎月赤字で生活することになり、非常に苦しいです。先の見えないこの状況において、どのように生活することで老後の資金を貯めることができるのか自分自身で見つけ出すことが出来ずにいます。ファイナンシャルプランナーさんに減少した給与でのベストな生活(老後のことを考えた)を教えていただきたいのと新型コロナ流行以前の生活水準における自分自身の削減できるであろう節約するべきシーンなどについて教えて頂きたいです。将来の不安が日に日に大きくなっているので、今実施しておくべき貯蓄方法や資産運用も教えて欲しいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

新型コロナウィルスの感染者が出て1年経ちますが、その間日本人の貯蓄金額が減っているかというと、逆に1世帯あたり15万円ほど増えているそうです。それだけ消費が落ち込んでいるということなんでしょうが。

質問者様は収入が減少したということですが、この時世そういう人は珍しくはありません。具体的な内容は存じませんが、家計改善の余地は大きいということでしょう。

まず一番にチェックすべきは、カードローンやクレジットカードのリボ払いのような金利の高いお金を借りていないかどうかです。これらのサービスの金利は15%程度と、住宅ローン等に比べるとかなり高いです。年利15%で100万円を10年借りると10年後には300万円を超えます。穴の空いたバケツで水を汲むようなものです。私も先日クレジットカードを作りましたが、何も指定しなければ返済方式がリボ払いになるようになっていました。本人が気が付かないところで金利の高いお金を借りている場合があります。

次に見直すべきは毎月(毎年)自動引き落としされているお金です。
見直しの筆頭は生命保険です。独身のうちから月々の保険料が2万とか3万という人がいますが、明らかに払い過ぎです。医療保険とがん保険、場合によっては就労不能保険に入ったとしても1万円も行かないはずです。死亡保障などは結婚して家族が出来てから加入すれば良いと思います。不要な保障を見直してその分保険料負担を減らしましょう。
次に携帯電話料金が適切なプランに加入しているか、使ってもいない付加サービスにお金を出していないかチェックしてみてください。今年3月には携帯電話各社Ahamoのような格安プランを出しますので早期に切り替えましょう。
住んでいる家や車は簡単には換えられませんが、例えば自動車保険などは見直しが出来ます。今加入している保険会社だけでなく数社候補を作って比較してみてはいかがでしょうか。

また、最近ではサブスクリプション型の書籍閲覧サービスや音楽配信サービスを利用している方が多くいらっしゃいます。1つ1つのサービスを月単位で見るとそれほどでなくても、複数利用して長期間に及ぶと結構な額になります。本当に使っているかどうか、今一度見直してみてください。

個別の項目を見直すだけでなく、家計簿をつけるクセをつけましょう。スマホで無料で使える家計簿アプリがたくさんあります。使い勝手の良いものを選んでください。中には銀行口座やクレジットカード口座と連携することで出入金が自動登録されるようなものもあります。
ひと頃企業のコンサルティングビジネスに関わっていましたが、業績悪化した会社が真っ先にやるべきことは「見える化」です。支出の一つ一つの項目について記録して、後で振り返ることでムダな出費を抑える習慣が身に付きます。

あと、部屋の中を整理して当面使わないものは捨てたりメルカリで売ったりして断捨離しましょう。本当に必要なものだけを残せば、必要の無いものを衝動買いする習慣は無くなります。要らないものと同居する生活をしてると要らないものが次から次へと入ってきます。

老後の生活に不安をお持ちのようですが、こうやって家計相談していると老後苦しくなる生活パターンというのはある程度決まっています。

「老後」「住宅購入」「子の教育」を人生三大支出と言いますが、このうち2つ以上重なると家計は非常に厳しくなります。40代くらいだと住宅購入と子の教育は重なる場合が一般的なので、昇進などで給与が上がったとしてもこの時期は家計が苦しい人が非常に多いです。
そして、収入が下がる60歳を過ぎて住宅ローンが残っていたり子どもの学費を支払っているようだと家計は相当苦しくなります。そうなってから悩んでも選択肢は限られます。資産運用の方法は色々ありますが、一番大事なのは結婚や住宅購入や子育てなどのライフイベントを早めにすることです。

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