日本株4.3倍ブルという投資信託について教えて

男性30代 tokiyori875さん 30代/男性 解決済み

私は30代半ばの年齢の会社員で、妻と小学生の子供が1人います。年収は800万円で、賃貸マンションで生活しています。現在は不景気で将来の生活に不安を感じますし、これからは子供の教育費などの支出が増えていきますから、資産運用によって金融資産を増やしたいと考えています。
そして、さまざまな金融商品を調べたところ、「日本株4.3倍ブル」という投資信託があることを知りました。日経平均株価の値動きに対して4.3倍の値動きをするようです。実際、今年の3月に日経平均株価は16000円台まで下がり、12月上旬時点で26000円台をつけていますが、この期間「日本株4.3倍ブル」は価格が約3.5倍となっています。
一方「日本株4.3倍ブル」の値動きについて理解できない点もあります。この投資信託の価格が、いまだに2018年秋頃の水準を超えることができていないのです。日経平均株価は、当然、2018年秋の水準を超えています。
そこで相談なのですが、この「日本株4.3倍ブル」という投資信託の値動きの仕組みについて教えてください。メリットが感じられれば、少しの金額だけでも投資を開始したいと思っています。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

同商品のようにレバレッジのかかった投資信託は近年人気となっています。「日本株4.3倍ブル」は原資上(株価指数)の上昇率に対して4.3倍のレバレッジがかり基準価格が決まります。例えば、原資上の騰落率が+1.0%であれば、基準価格騰落率は+4.3%となります(原市場が1000円から1%上昇して1010円になったと仮定、レバレッジ4.3倍では基準価格が1000円から1043円に上昇します。)。下落時は逆となります。上昇時はいいのですが、下落時は加速がついたように基準価格は下落します。あくまで計算上になりますが、原市場の10年間値動きが1万円でスタート、7年後に2000円まで下落したと仮定、レバレッジを4.3倍とすると、原市場価格が2000円まで下落した時点での基準価格は7円になります。たった7円です。その後、原市場が5000円まで回復したとしても、基準価格は321円までしか回復しません(レバレッジ型の投信はボックス相場に弱く、この値動きの時の基準価格はジリ貧となってしまいます)。つまり、日経平均株価が大きく戻して高値を更新したとしても、同商品の基準価格が同じく高値更新となるかは別の話となります。右肩上がりの相場の時は最大の効果がありますが、それ以外の相場の時は難しい展開となることが多いようです。
取引をするのであれば、レバレッジがかかっている分リスクも高いことは十分理解する必要はあります。

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