2人目以降の子どもの教育資金を貯蓄する良い方法はありますか?

女性30代 Yuchi-さん 30代/女性 解決済み

将来の子どもたちの教育資金について悩んでいます。
現在、5歳の幼稚園児と4歳下で8か月の赤ちゃんを育てています。
上の子が産まれたとき、A保険会社の学資保険を申し込みました。
その額は毎月20000円で、還元率を考えると、約480万円程返ってくる予定です。
2人目も同じく、学資保険を申し込もうとしたところ、同じプランは無くなっており、他の学資保険を申し込めるところに資料請求などしましたが、現状は元本割れするところが殆どとの事で、保留状態になっています。
このまま子ども名義でどこかの口座を作って、コツコツ貯金した方がよいのか悩んでいます。ただ友人達から言われるのは、1人目に20000円もかけてる人は中々いないと言う方もいます。
進学先にもよるのでしょうが、1人目だけでの貯蓄ではとても不安ですし、むしろまだ足りないのではと思っています。
なので2人目の貯蓄はしたいと考えているのですが、積み立て先にて元本割れでは悲しいので、何か良い方法はないでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

小山 英斗 コヤマ ヒデト
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

しっかりお子様の教育資金について考えられているのですね。ご友人も言われているようにお一人目が生まれたときから月20000円の学資保険をかけられているのはご立派です。満期で約480万円が戻ってくる予定とのことですが、おそらく大学進学にあわせて満期となるように組まれた保険かと思います。
実際に平均的な私立大学の学費が4年間で約460万円という統計もあることから、受験料やその他の費用も考えれば500万円近いお金を準備しておくことは安心につながりますね。
お子様は公平に育てたいという親も多く、ご相談者様も同じようなお気持ちもあるのかと思います。もし現在の家計から学費準備のための積み立てが可能であれば、お二人目の分もぜひ同じように準備していただければと思います。
その準備方法ですが、ご相談者様がすでにお調べになられているように、超低金利の続く今、学資保険も貯蓄性という点からは魅力的なものはあまりないのが現実です。かろうじて総支払保険料に対して受取額資金総額がほんの少し上回る元本割れのない学資保険もありますが、ほとんど増えないという状況です。途中解約した場合などは元本割れとなるかと思います。ただ、学資保険には保険の機能もあることから、契約者に万が一のことがあった場合にその後の保険料は免除され、保険金は約束された額が約束された期日に支払われるというメリットもあります。保険と割り切れば、満期時にほとんど増えないが元本割れはしない学資保険を選択するのもありかと思います。
ただ、大学進学に合わせた資金を準備するとなると、その期間は17年や18年といった長期になります。この長期の時間を味方につけて資産運用でお金を増やす方法もあるかと思います。資産運用とは株式などリスク資産に投資を行うことを含めますが、長期の積立投資によりリスク分散を図ります。金融庁の「家計金融資産説明資料」によると、毎月国内外の株式・債券に分散投資した場合、保有期間5年では投資額がマイナスになることもあるが、20年ではプラスという試算結果が出ています。つみたてNISAの非課税保有期間が20年であるのも、この試算結果を参考のひとつにしているようです。
例えば、月2万円を教育資金にあてるとして、その内訳を以下のようにします。
資金振り分け先
月の支払い
支払総額(18年間)
見込み運用総額
銀行の積立定期預金
1万円
216万円
216万円
NISAの投資信託
8500円
183万6000円
242万7000円
掛け捨ての定期保険
保険金500万円
期間20年
1500円
32万4000円

合計
2万円
432万円
458万7000円
NISAでの運用は年利回り3%を想定しています。3%は今の低金利時代、現実的ではないと感じられるかもしれませんが、例えば1968年9月〜2018年9月の米国株のNYダウ平均は過去50年間で30倍になり、この間のリターンは年率7%です。投資信託の中にはこのNYダウ平均に連動するよう作られた投資信託もあります。
もちろん過去の実績が将来も同じであることを約束するものではありませんが、その実績が長期であればあるほど参考になる数字かと思います。
上記例であげた投資信託にもたくさんの商品がありますので、投資する際には過去実績や運用先がどのようなものか調べる必要がありますが、教育資金を作る方法のひとつとして参考にしていただければと思います。

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