副業について

女性60代 taotao56さん 60代/女性 解決済み

私は50代の主婦です。
会社員としてフルタイムで働いております。

会社員のお給料はすべて生活費と学費のため
に使わなくてはならないため、自分のお小遣い
を捻出するために、週末月に1~2回程と年末年始
やGWの長い休みの期間の数日間に派遣会社にて
単発のお仕事をしています。

このお仕事は特に会社の副業規定などには違反し
ている物ではありません。

派遣会社は3~4か所、単発のお仕事は決まった
ものではなくその時々で違うものです。
年間にすると約15~18万円ほどになります。
源泉徴収票はそれぞれで必ずもらっていますが、
この分の収入は確定申告をしなければならないの
でしょうか?
もし確定申告が必要で、申告をしなかった場合は
どうなるのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問者様は複数の勤務先から給与の支払いを受けているものの、厳密に言えば、確定申告をしなくてもよいと思われます。

その根拠は、以下、国税庁の解説にある通りです。

給与を2か所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える

出典:国税庁 確定申告が必要な方より引用
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/01/1_06.htm

上記解説を見ますと、メインとして働いている給与収入のほかに「年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える」場合、確定申告をしなければならないとしています。

しかしながら、質問者様の場合、「年間にすると約15~18万円ほど」とあることから、20万円を超えておらず、確定申告をしなければならない人に該当しないと考えることができます。

確定申告をすると還付される税金が発生する可能性が高い

回答者個人の見解としては、質問者様は確定申告をしなくてもよいと思われます。

ただし、単発で複数の会社から給与の支払いを受け、かつ、源泉徴収されていることを考慮しますと、おそらく、多くの所得税を源泉徴収されていることが予測されます。

そのため、すべての給与収入を合算して確定申告をした方が、納めすぎている所得税の還付が毎年に渡って受けられるのではないかと推測されます。

あくまでも、すべての源泉徴収票を見て、どのくらいの収入があり、どのくらいの源泉徴収がなされているのかがわからなければ、明確な回答をすることはできません。

とはいえ、確定申告をすると還付される税金が発生する可能性が高いのではないかと感じており、可能であれば、一度、専門家である税理士や税務に詳しいFPなどへ確認してもらった方が、今後のためにも望ましいのではないかと思います。

なお、「もし、確定申告が必要で、申告をしなかった場合はどうなるのでしょうか?」とありますが、本来、確定申告しなければならないものの、確定申告をして税金を納めない場合、後から税務署よりお尋ねの文書(はがき)が届くことがあります。

これに対応することで、後ほど、修正申告を行い、本来納めるべき税金に加えて、無申告加算税などのペナルティーとなる税金も合わせて納付する義務が生じます。

したがいまして、この辺も確実にする意味合いにおきましても、すべての源泉徴収票を用意の上、一度、専門家である税理士や税務に詳しいFPなどへ確認してもらうのが確実だと言い切れます。

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