医療費控除について

女性30代 narunarinaruさん 30代/女性 解決済み

昨年12月に次女を出産し、年間の医療費が10万円超えたことに気付き初めて医療費控除の確定申告を行いました。しかし待てども還付されましたのはがきもなければ通帳に振り込まれたこともなく、郵送で送ったので申告した税務署に電話して申告書が届いているかどうかの確認を取りました。すると申告書は届いているとのことだったので申告した分の還付がどうなっているのかを尋ねた所、還付できる金額がなかったので医療費の還付はされていないとのことでした。その際に住宅ローンの還付?減税?よく分からなかったのですが住宅ローンの分で全て還付されているとの話をされました。しかし、こういう話には疎い私には何故年間10万円超えた医療費控除の還付がされなかったのかさっぱりでした。ちなみに5年前から主人が住宅ローンを組んで建て売り戸建てを購入しています。
税金についての初心者でも分かりやすい説明を聞きたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問について、令和2年にあった質問であるということから、質問にある「昨年12月」を「令和元年12月」とみなして質問に対する回答を行っていきます。

はじめに、質問内容より、「5年前から主人が住宅ローンを組んで建て売り戸建てを購入しています」とあることから、ご主人は、令和元年度分の年末調整にて、住宅ローン控除の適用を受けていることが推測できます。

そして、この結果、質問者様のご主人が勤務先から交付された「令和元年度の源泉徴収票」を見ますと、おそらく、源泉徴収票に記載されている「源泉徴収税額」の欄が「0円」となっていることも推測されます。

年末調整にて住宅ローン控除の適用を受け、源泉徴収票に記載されている「源泉徴収税額」の欄が「0円」と記載されている場合、今回のご質問のように、他の所得控除の適用をすることができたとしても、還付されるべき所得税がないため、結果として、所得税の還付はありません。(質問内容にある「住宅ローンの分で全て還付されている」という意味です)

したがって、年末調整で住宅ローン控除の適用を受けた後に、勤務先から交付された源泉徴収票の源泉徴収税額の欄に0円以外の金額が記載されていた場合、医療費控除を行うことで、所得税の還付が受けられる一方、0円である場合、所得税の還付は受けられません。

ただし、医療費控除の申告を行ったことによって、翌年度に納める住民税の軽減も図られることから、質問者様が行った確定申告は決して無駄なことではありません。

質問者様のご主人は、医療費控除の申告を行ったことによって、令和2年度は、毎月の給与から天引きされる住民税が多少なりとも少なくなる効果が得られています。

そのため、今回のご質問では、還付されるべき所得税がない結果となりましたが、今後、医療費控除の適用ができる場合、納めるべき住民税の金額を少なくさせられる効果が得られるため、引き続き、確定申告にて医療費控除の適用をなされるのが望ましいと言えます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

固定資産税を安くする方法

どれだけ収入を増やしたとしても、消費税をはじめ税金がとても負担になっているので、働いても働いてもお金の心配はつきません。そして税金の中でも一番負担になっていると感じるのは固定資産税です。我が家は二世帯なので固定資産税は20万ちかくかかっており、家を建ててから毎年数万は安くなってきたのですが、10年たった今はあまり減額されなくなってきました。このままこの金額を払い続けるのは負担ですし、なんとか減らす工夫はできないでしょうか。ちなみに、玄関以外はすべて別の二世帯なのでお風呂もキッチンもトイレもすべて2つついています。主人の両親の死後、リフォームなどでこれらの水回りを一つしか使わないというようにすれば固定資産税は安くなってくるでしょうか。

女性40代後半 kizunaさん 40代後半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

住宅購入で住宅控除以外のメリット

住宅控除を受ける際のやり方がイマイチよくわからない。確定申告のサイトから紙を印刷したいと思ったが、最初の設問の選び方でつまずいている。細かく設問でどのような人があてはまるのか画像付きなどで説明のあるマニュアルがあるととても嬉しい。メルカリ、ラクマなどの売り上げは課税になるのでしょうか?大きな声では言えませんがブランド品を売って数万円の売り上げが出ました。ユーズド品は課税にはならないのでしょうか?もし課税と言うならば買ったものは仕入れとして経費になるの?線引きがイマイチよくわかりません。夫婦二人、共働きで生活している場合に受けられる控除、節税の裏技などはありますか?NISA、IDECO、など以外で〜〜をすれば受けられる!みたいなものが知りたい。

女性30代後半 sansansanさん 30代後半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

仮想通貨の税金について

40代の会社員です。将来への貯蓄のために最近、仮想通貨の取引を始めました。ハイリスクハイリターンと聞いていたので、正直仮想通貨の取引に対して不安がありましたが、ちょうど仮想通貨が値上がりしている時にうまく乗ることが出来、10万円程度の利益を得ることが出来ました。株の取引の場合は証券会社が自動的に税金を納めてくれていたと思うのですが、仮想通貨の場合の税金の仕組みがどうなっているのか分からないため教えてほしいと思います。いくら以上であれば税金を納めなくてはいけないのか。税金を納める場合はどのように計算すればよいのか教えてほしいと思います。また株取引の場合と、仮想通貨の場合とで税金の仕組みがどのように違っているかも教えていただけるとありがたいです。

男性40代後半 Crowdoceanさん 40代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

副業をする予定ですが、確定申告は必要ですか?

年齢33歳、年収400万円程度。妻33歳、パート勤務(扶養控除内)。子供2人(5歳、3歳)の4人家族です。本年3月、10年勤務した会社を退職し、同年4月に現在の職場に再就職しました。再就職先は職業規則で副業は特段禁止されていないことから、友人が経営する会社で多少の金額ではありますが、副業のアルバイトを検討しております。2社から給与を受け取る場合には確定申告が必要となっておりますが、20万円以下なら確定申告不要だと聞いておりますが、実際には確定申告をした方がよろしいのでしょうか。確定申告を行わず、税務署に指摘された場合には追徴税等も罰金はあるのでしょうか。個人の場合には9割程度は税務署の検査は入らないと聞いたことがありますが、どうしたらよいでしょうか。

男性30代後半 7718h_hさん 30代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

医療費控除はやるべきですか

今年は医療費がかかり、自己負担額が11万円になりました。医療費控除は10万円をこえると対象となると聞いていますが、どのくらい税が軽減されるのでしょうか。私の年収は大体税込み400万円で、夫婦二人暮らしで共働きのため、扶養家族もいません。多少の生命保険料控除で年末調整の際に還付されますが、源泉徴収票の源泉所得税の欄を見るともう少し安くならないかなと思ってしまいます。住民税も毎月1万5000円は天引きされ、結構負担しているなという気がしています。ただ、確定申告となると手間と多少はお金がかかってしまうので、あまり税の軽減効果がなければやらない方がいいかと思っています。医療費控除をすることで所得税以外にも何か税が安くなったりするのでしょうか。

女性30代後半 uemixe2さん 30代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答