老後にかかるお金を知りたい

女性30代 l2isaunさん 30代/女性 解決済み

なるべく老後のことも考えて貯金を今からしなくてはと思ってなるべく貯金をしようと思ってるのですが正直月々の生活費がかつかつで貯金ができない月が続いています。コロナの影響もあって不景気なので夫の収入も下がっていてそれもあってかなかなかうまく貯金ができてません。今からこの状態で自分たちの老後が心配です。少子高齢化が進んでるので年金もあまりあてにならないんじゃないかと不安に思ってます。まだ年齢的に老後のお金といっても漠然としすぎていてあまりしっくりきていませんが、将来のことを考えて貯金をしないよりしたほうがいいなと思ってます。だいたいいくらくらいあればいいものなのか老後にかかるお金が知りたいです。老後の貯金に関してまだまだ無知なので全般的に教えてほしいです。また、上手な貯金の仕方も知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

大賀 香代 オオガ カヨ
分野 老後のお金全般
50代前半    女性

大分県

2021/03/09

l2isaunさん、ご質問をいただきありがとうございます。

このまま少子高齢化が進んでいくと、今の若い世代が年金を受給する頃には、年金がもらえないのでは…と考えている人は多いでしょう。
しかし、年金制度をきちんと知れば、簡単になくなる制度でないことがわかります。

こちらで詳しく説明すると長くなりますので割愛しますが、厚生労働省が行った2014年財政検証結果では、2110年までの国民年金及び厚生年金に係る 財政の見通しを出しており、これを見る限り、年金財源が不足することはないということがわかります。

だからと言って、年金額が少なくなることは想定内で考えておかなければいけないので、自助努力は必要です。

一般に、最低限の老後生活のためには2000万円、ゆとりある老後の生活を送るためには、約3,360万円の老後資金が必要と言われています。

しかしこれは、夫婦二人の年金の合計額が月に約21万円ある場合のお話。
年金が未納だったり、猶予や免除期間が多い場合は、将来もらえる年金も少なくなるため、老後に必要な貯蓄額を増やさなければいけません。

【対策1】
今、ご主人の収入も不安定で貯金が思うようにできていないようでしたら、まずは妻が正社員、もしくは社会保険を掛けてくれる会社でのアルバイト、パートなどで働き始めるのが一番効果的と思われます。

妻が正社員などで働くメリットは、
①家計の収入が増える
②貯蓄が増やせる
③厚生年金なので、老後の年金額が増やせる
④遺族年金や障害年金があるので、万一の時の保障が大きく、今かけている民間保険を減らせる可能性がある。
…などです。

【対策②】
そして増えた収入で、年金の未納などがあれば、それらを可能な限り追納します。10年以上前の追納はできませんので、なるべく早く行うことが大切です。


【対策③】
次に、収入を増やすことができたら、iDeCo(個人型確定拠出年金)で老後資金を作るのがおすすめです。
老後資金を貯めるためにつくられた制度で、貯めるとき、引き出すときなどに税制優遇があり、ほかの商品に比べて老後資金を貯めるのに適しています。
60才まで引き出せないというデメリットがありますが、引き出せないからこそ貯まるので、私はメリットだと思っています。


今回、対策を3つ書きましたが、貯蓄を増やすには、収入を増やすか、支出を減らすかの2つで、魔法のような方法はありません。

そういう意味では、l2isaunさんのご家庭はまだまだできることがたくさんあります。
どうぞ頑張ってくださいね。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

就職氷河期世代なので、一度も正社員になれていません

就職氷河期世代で、一度も定職に就けず、今もパートタイマーとして働いています。今の会社は厚生年金に入れてくれていますが、月に手取り13~15万円の手取りでは将来どうやって生活出来るのか、不透明であり大変不安です。スキルや資格も全く無く運転免許しかありません。副業は簡単なアンケートやポイ活と言われているもので、月に数千円程しかありません。今の職場で働けたとして、定年退職まで20年程なので、どうにか老後資金を運用したり貯蓄を頑張りたいのですが、毎月最低限いくら貯金すべきか、など具体的な数字がわからないので削るべき生活費がわかりません。

女性40代後半 yamazakuさん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

地方にあるセカンドハウスの扱いについて

60代男性です。都内の自己所有のマンションに家族と居住中です。相談したいのは、地方にあるセカンドハウスのことです。セカンドハウスは妻との共有名義になっています。現在は2~3か月に1回程度の利用ですが、車で行かれるのもあと10数年かと思いますし、今後は利用頻度も減っていくことが想定されます。一方、現地は、ワーケーションやリワートワークの進展による地方移住もあり、地価公示がここ数年若干ですが上昇しています。そこで、現在の状況下で、早めの処分をすべきか、または、税制面からは相続のタイミングでの処分をすべきか、あるいは、他の利用方法を模索すべきか、FPの専門的知見からご意見いたたければと思います。

男性60代後半 shiroyan89さん 60代後半/男性 解決済み
松山 智彦 古戸 賢一 2名が回答

老後お金を貯めるには何をしたらよいのか

私達が仕事をやめて定年後の老後年金はあたるのか、またあたるのならいくらくらいあたるのか、わからなくて不安なのですが、だからこそ個人で何かしらできることを今やるべきだとは考えているのですが、いろんな種類があって何をしたらよいのかわかりません。そこでファイナンシャルプランナーさんおすすめの老後資金の貯め方を教えてほしいです。個人年金みたいな感じで毎月一定の金額を単純に貯めるべきなのか、それともiDeCoや投資信託などのようにお金を増やしていくことを考えたほうがお得なのか教えていただきたいです。またiDeCoと投資信託などそれぞれの良いところ、悪いところを教えていただきたいです。よろしくお願いします。

女性40代前半 tomomim0430さん 40代前半/女性 解決済み
末次 ゆうじ 1名が回答

相続や介護についてのご相談

相続や介護についてのご相談です。当方、共働き夫婦、子1人の世帯です。今後は子供2人ほどを予定しており、夫婦+子3人の世帯になる予定です。老後の相続について、できれば平等に相続してもらいたいのと、家を継ぐ子に財産を少し多めに残したいと考えています。その場合の遺言について遺言書の書き方やその効力について詳しく教えて頂きたいです。また、家を継ぐ子やそれ以外の子の財産分与についてもどの額までが妥当かを知りたいと思っています。また、老後何かがあり、介護が必要になったときに入っておいて良かった保険やサービス等について、どの商品が良いか等、知りたいと思っています。より良い老後を過ごしたいと思っており、今からできることを始めたいと思っています。

男性30代後半 gakus.roadさん 30代後半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後の厚生年金について

加速する少子高齢化、長くなる寿命、先細る社会保障……など、老後の生活に対する不安が高まってきています。中でも、人生100年時代といわれるように、平均寿命が伸び、老後の生活が長くなったことが、老後の生活不安を増大させている大きな要因といえます。実際、厚生労働省が2019年7月に公表した簡易生命表によると、2018年の日本人の平均寿命は、男性81.25歳、女性は87.32歳で過去最高を更新しています。平均寿命は、今後もさらに伸びると予想され、内閣府発表の高齢社会白書によると、2065年には、男性84.95歳、女性91.35歳になるようです。これから老後を迎える人の多くは、65歳で退職し、65歳から年金が支給されると思いますが、90歳、100歳まで生きるとなると、65歳で退職後、30年〜40年も老後生活が続きます。本来、長生きすることは嬉しいことですが、お給料がなかなか伸びず、税金や社会保障の負担が増え、将来の年金も不安という状況の中では、長生きは「リスク」と考えなければならず、今からしっかりと、老後の生活についてどうしていくのがいいでしょうか。

女性30代前半 asap156192さん 30代前半/女性 解決済み
井内 義典 1名が回答