医療保険は何を選べばいいのか

女性30代 soilbook00さん 30代/女性 解決済み

現在女性疾患に特化した格安の医療保険には加入しているのですが、その他の病気やがんに対応した医療保険には加入していません。30歳を過ぎ、そろそろしっかりした医療保険に加入しようと思って、テレビCMで目にする保険会社や自分自身でネット検索した保険などを見ているのですが、どれが自分に適しているのかがわからず、加入できずにいます。手厚い保証がされている保険の方が、何かあったときに安心ではあるのですが、金額は高いものが多く、実際に病気になるかもわからないのに、この金額を払い続けるのか、と思うと決めきれずにいます。どういった内容が保証されていれば安心できるのか、また自分の収入に見合ったものはどんな保険なのか教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 医療保険・がん保険
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

民間の保険会社の医療保険に入る理由は2つあります。

1つは、「公的な健康保険で足りない分の保障を補う」です。
具体的には、
①健康保険の対象外の費用  差額ベッド代、食事代など
②健康保険の適用外の治療  厚生労働省の定める「高度先進医療」 例.がんの陽子線治療
③治療費の自己負担分    3割
この他にも、入院中の日用品代や、家族のお見舞いの交通費など、色々なお金が出ていきます。

③については、健康保険の「高額療養費制度」により、自己負担の上限が決まっています。
例えば月収(標準報酬月額)28万円~50万円くらいの方ですと、最初の3カ月間は約8万円、その後も治療が続く場合には44,000円/月 となります。
しかし、1カ月や2カ月くらいなら貯金を取り崩して支払いに充てればいいと思いますが、がんのように治療がずっと続く場合にはどうでしょうか?がんは昔は「死の病」でしたが、近年は「なかなか治らない病」です。
金銭的な負担もさることながら、終わりの見えない治療が続いて貯金額が減っていくというのはかなりのストレスになり、治療にも悪影響を及ぼします。


もう1つは「将来の医療費負担に備える」です。
若いうちはそれほど病気やケガにならなくても、加齢に伴い医療に関する支出は増大します。現在70歳以上の高齢者は人口の1割を占めていますが、老人医療費は国民医療費の3分の1を占めていると言われています。
年をとってから保険に入るという考え方もありますが、加入する年齢が上がると保険料が高くなるので、終身型の一生保険料が変わらない保険に加入して平均寿命まで生きた場合、今加入しても10年後20年後に加入しても、一生涯で払う保険料の総額はそれほど変わりません。であれば早い時期から保障を受けられる方がいいのではないでしょうか。

ご自身で調べられた保険料が結構高かった、との事ですが、保障を手厚くすれば保険料は高くなりますし、保障を抑えれば保険料は安くなります。自分が本当に必要と思う保障に絞って加入してみてはいかがでしょうか?

社会保険制度に精通したファイナンシャル・プランナーに相談して、自分が不十分と感じた部分にだけ加入すれば、30代女性の方であれば保険料は月額数千円程度ですむ場合もあります。
会社勤めをされている方でも、健康保険料が給与から1万円台後半から2万円くらい差し引かれていると思います。その上乗せ保障として過大と思わない程度の金額で入っておけばいいのです。

医療保険は健康な状態が続いているうちは保険料が出ていくだけなので損だと思われるかもしれません。しかしそれは病気やケガと縁が無い幸せが続いているということでもあるのです。逆に病気ケガをしてしまった場合、貯金とは別のところからお金が出てくるというのは物凄く嬉しいものです。
是非、無理のない範囲内で加入を検討してみてください。

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