学生のうちに最低限知っておくべき働くことに関わる税金の知識

男性30代 tsushimax5721さん 30代/男性 解決済み

28歳の男性、独身です。
大学卒業後、2年ほど正社員として働いていましたが、キャリアアップのため会社を辞めて大学院に進学しました。現在、修士論文を執筆中で、充実した日々を過ごしています。

しかし税金のことで「あの時もっと調べておけばよかった…」と思うことがあります。当時、前年度の収入から市民税等が算出されていることを知らず、学生生活が始まってから通知を受け取り「こんなに支払わないといけないのか」と正直驚きました。生活費に充てようと考えていた貯蓄を切り崩したり、両親に援助を頼んだりして、その年はなんとか乗り切ったのですが、滞納してしまったことも何度かありました。

自分の代わりに会社がカバーしてくれていた部分の大きさを、この時初めて知りました。金銭的なダメージもありましたが(税金を支払うのは義務なのでダメージも何もないとは思いますが)、それよりも精神的なダメージの方が大きかったです。

おそらく税金の知識としては常識の部類にあることを、会社を辞めるまで自分が知らなかったということ。ちゃんと調べれば知り得たことを、知らなかったがために何も備えができず、ただあたふたすることしかできなかったということ。自分の見通しの甘さや計画性のなさを突きつけられたようで、結構落ち込みました。

この経験を通じて、学生のうちから税金のことはある程度知っておくべきなのではないかと、思うようになりました。特に昨今は、終身雇用が当たり前ではなくなり、働き方も多様になってきているため、税金の知識や仕組みを最低限わかっていれば、転職や進学など、人生のターニングポイントで、変に躓くこともないのかなと思います。

長くなってしまいましたが、働くことに関わる税金について、学生のうちに最低限押さえておくべき知識や仕組みがあれば、教えていただきたいです。

よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/17

まずは所得税について、押さえておく必要があると思います。ここれはざっくり回答します。押さえるポイントは①所得税における所得について(十種類)、特に給与所得の計算方法、②所得控除の種類(十四種類)、特に扶養控除関連、生命保険料控除、社会保険料控除。③税額の計算方法、総合課税と課税の違い。あとできれば確定申告を一度、経験しておくと押さえるべきポイントや、現在は不要でも将来必要になるかもしれない、医療費控除や寄付金控除(ふるさと納税など)についても学べると思います。また、所得税の確定申告をしておけば、住民税の申告は不要であることと所得を得た翌年に住民税が課税されること(退職所得は当年)、住民税には所得に応じて税額が決まる所得割と居住者に一律課税される均等割があることも知っておきましょう。均等割は住所地によって異なります、もし、学習する時間があれば、税金だけでなく、公的年金や保険、相続などが学習できるファイナンシャルプランニング技能士(3級)を学習されると、これらの基本的なことが学ぶことができます。参考にしていただければと思います。

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