私に合った資産運用な何か?

女性50代 ka_zuzuさん 50代/女性 解決済み

夫婦2人暮らしです。子供はいません。夫婦ともに共働きで、年収は税抜き前で2人合わせて750万円ほどです。老後の為にと一定額を貯金していますが。貯金では利息が付かないので、何か資産運用の方法がないかと思ってます。定期預金はしていますが、金利が全然良くないので正直あてにできません。NISAなど、別の資産運用をしたいと思っているのですが、リスクの高い物には手を出したくないなと思ったり、また、自分で色々勉強してもやはり難しく理解できない部分が多いのでプロの方に指導いただいて、私たち夫婦に合った資産運用の方法と老後資金の貯め方、また、現在のお金の使い方等について色々とアドバイスをいただければと思っています。

1 名の専門家が回答しています

大地 恒一郎 オオチ コウイチロウ
分野 お金の貯め方全般
60代後半    男性

栃木県 群馬県 埼玉県 東京都

2021/03/09

共働きのご夫婦に合う資産運用の方法は何か、というご質問ですが、資産運用の方法は、その方のご年齢や今後のライフプラン、現在の資産状況、リスクに対する考え方などによって、様々です。10人いれば10通りの方法があるでしょうし、100人いれば100通りの資産運用方法があるのだと思います。
そこで、ごく一般的な考え方でご説明させていただきます。
年収がお二人合わせて750万円程度とのことですが、現在は、貯金に一定額を回すことができており、今後は貯金に代えて、もしくはこれに加えて、あまりリスクの高くない資産運用をしてみたい、という前提でお話をさせていただきます。
預貯金以外の投資方法で、ほとんどリスクを取らなくても済むものの一つとして、「変動金利型10年満期」の個人向け国債への投資が考えられます。満期まで保有すれば元本が確保できますし、半年ごとに金利の見直しがありますので、金利上昇時には受取利息の額が増えることも期待できます。ただし、途中換金をする場合は、元本割れの可能性もありますので、その点は注意が必要です。
リスクの低い投資方法としては、この日本国債への投資が考えられるでしょう。一般的に、債券投資は株式投資と比較すると、リスクの低い投資と言われますが、企業の発行する社債の場合は、その企業の経営がどの程度安定しているかなどの信用リスクを考える必要がありますし、海外の国や企業が発行する外国債券の場合は、為替変動リスクを考慮する必要があります。そういう意味で、相対的にリスクの低い債券投資として、国債への投資は一つの選択肢だと思います。
また、もう少しリスクの高い金融商品としては、投資信託があります。投資信託は、株式や債券などの資産に投資する商品で、専門家が運用しているものです。投資信託は、多数の投資家から資金を集めて、それをまとめて運用しています。それによって、多くの銘柄への分散投資を実現しています。多数の銘柄や複数の資産への分散投資は、個人で行うことも可能ですが、それには大きな資金が必要となります。資産運用において、分散投資はリスクを軽減するためにとても重要な投資方法ですが、投資信託は、多くの投資家から資金を集めることで、分散投資を可能にしているのです。
この投資信託へ投資を考える場合、今の預貯金の一部を取り崩して行うのではなく、新たに、毎月決まった日に決まった額を投資する積立投資を始められることをお薦めします。この積立投資がリスクの少ない投資方法としてベストという訳ではありませんが、あまりリスクを取りたくない投資初心者の方には向いているのではないかと思っています。
そして、その積立投資を始めるにあたっては、まずは「つみたてNISA」という税制優遇の使える制度を利用なさってみてはいかがでしょうか。この「つみたてNISA」は、金融庁が選定した、ある一定の要件を満たした投資信託を投資対象としています。株式を組入れる投資信託だけではなく、いろいろな資産に分散して投資する資産複合型(バランス型とも呼ばれます)の商品も揃っています。もう少し詳しい内容をお知りになりたい場合は、「金融庁」のホームページに、「つみたてNISA」を含む「NISA特設WEBサイト」というコーナーがありますので、ご覧になってみてください。
その他、個人型確定拠出年金「iDeCo」という、これも税制優遇のある積立投資型の制度があります。「iDeCo」は60歳になるまで換金、引出しができませんので、目的を老後資金の確保に限定してご利用になるといいと思います。ただし「iDeCo」は現在、会社員の方の加入資格に制限がある場合もあります。2020年の年金制度改正により、2022年には全ての会社員の方が「iDeCo」に加入できるようになります。この「iDeCo」も主な投資対象は投資信託となっています。
預貯金以外の資産運用方法としては、まずは「変動金利型10年満期」の個人向け国債と、少しリスクを取った投資として「つみたてNISA」をご検討されてみてはいかがでしょうか。その検討過程で、現状のお金の使途や余裕資金についてなど家計の見直しにも繋がってくるのではないかと思います。
参考になれば幸いです。

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