2021/03/17

介護保険って入った方が良いのかな?

女性50代 miomio33379さん 50代/女性 解決済み

この間、30年くらい前に入っていた医療保険が満期になりました。医療保険自体は終了になりましたが、死亡した時に200万円支払われる事になっています。他の保険会社で掛け捨ての医療保険に入りましたので、病気になった時などのお金の心配はありません。
先日、前に入っていた医療保険の保険会社さんから、死亡時に支払われる200万円を介護保険に振り替えてはどうかと提案されました。200万円では足らないので、毎月¥4000ほどの掛け金が発生するとの事でした。他にもがん保険に入っているのでこれ以上の負担は考えていませんでしたが、老後の事を考えると、何か準備をしておいた方が良いのかなと思っています。介護保険とはどのようなもので、入っておく方が良いのかどうかを教えて頂きたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 その他保険
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/19

まず「介護」の定義ですが、厚生労働省のサイトでは以下のように記述されています。
==
○ 介護保険制度では、寝たきりや認知症等で常時介護を必要とする状態(要介護状態)になった場合や、家事や身支度等の日常生活に支援が必要であり、特に介護予防サービスが効果的な状態(要支援状態)になった場合に、介護サービスを受けることができる。
○ この要介護状態や要支援状態にあるかどうか、その中でどの程度かの判定を行うのが要介護認定(要支援認定を含む。以下同じ)であり、保険者である市町村に設置される介護認定審査会において判定される。
○ 要介護認定は介護サービスの給付額に結びつくことから、その基準については全国一律に客観的に定める。
===
現在の介護保険制度が出来る前の介護保険の支払い要件は「寝たきり状態が一定期間続くこと」で、今も当時の保険が存続している場合がありますが、今は上記の通り、介護保険制度で定める「要介護状態」と認定された場合に支給されるものが多いようです。

 そして、要介護状態といっても、要支援1~2、要介護1~5までに区分されます。
「要介護2」に認定されることを介護保険の支給要件としている保険会社が多いようです。
「要介護2」の状態を具体的に書きますと、
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を 
 必要とする。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
・排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
・混乱や理解低下がみられることがある。

地域にもよりますが、これくらいの状態だと訪問介護サービスを使った自宅での介護となる場合が多いようです。自宅をバリアフリーに改造したり自家用車を楽に乗り降りできるものに買い替えたりするなど色々なことでお金が発生します。(自治体から費用の一部の補助を受けられる場合もあります。)

そして施設に入居するような場合には更にお金がかかります。(特別養護老人ホームのような比較的費用が安い施設には原則として要介護3以上でないと入れないし、地域によってはかなり入りにくい場合があります。)
要介護状態になったとしても、お金がいくら必要なのかは状況によります。保険に入っているから安心という訳ではありません。

民間の介護保険には、一時金が出るだけのタイプと、5年とか10年といった一定期間に年金という形で出るタイプと、要介護状態が続いている限り終身で毎年年金が出るタイプがあります。
もちろん一番最後のタイプが望ましいのでしょうが、当然保険料も高くなります。ある会社の終身型介護保険は、年金額60万円、保険料支払い期間が65歳までで、55歳女性が加入した場合の保険料が年間で40万円少々でした。もちろん保険というものは支払った金額より多く支給を受けることもあれば全く受けないこともあるのですが、それにしても割高感があるのではないでしょうか。

これには理由があります。将来要介護になる人がどれくらい出てきて、どれくらい続くのかが予測がつかないのです。日本がこれから高齢化社会に突入するのは間違いないのですが、一方で医療が進歩しています。私の知り合いでも歩行困難状態になりつつあったのに、人工関節手術を受けてすっかり普通に歩けるようになった人がいます。認知症で要介護状態になる人は少なくないのですが、食生活など原因がわかりつつあります。

保険というものは、将来支払事由が発生した時に確実に保険金・給付金を支払えるようにするために保険料を設定する必要があります。将来が見渡せない状況ならば、要介護状態になる人が多く発生するという前提で設定せざるを得ないのです。これは保険の仕組み上やむを得ないことなのです。

今の死亡保障を介護保険に変更するかどうかの判断は、あくまでも質問者様のお考え方次第になります。介護保険に変更して将来に備えておく方保もありますし、月々4,000円の追加負担が発生するのならそれを貯金しておいて備えておくという方法もあります。また、他の保険会社・共済の介護保険を検討するのも手です。ただ、前述の通りいずれの場合でも介護状態になった時に必要な費用の全てをまかなえるとは限らないということです。

なお、質問者様もしくはお身内の方が要介護状態もしくはその手前の要支援状態になったときには、まずは地元の「地域包括支援センター」に相談してみてください。相談して対策を立てるのは早ければ早いほどいいです。

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