独身の場合、生涯いくら必要か?

女性30代 runrun-runさん 30代/女性 解決済み

独身で結婚願望はなく、正社員として働いていますが、コロナによってボーナス激減、基本給もカットされています。このまま独身でいた場合、自分一人分の生活費はなんとか稼げますが、親の介護等の問題が発生した場合、自分の生活に加えて費用を捻出できるかが不安です。そこで、まずは独身一人暮らしで大きなイベントがなかった場合、生涯いくら必要になるでしょうか。また、独身一人暮らしで、親に費用がかかった場合、自分の費用に加えていくらを見積もっておけば良いでしょうか。健康に働いている今のうちに試算をして、目標金額、必要金額を把握しておく必要があると感じています。コロナによる基本給のカットもあり、自分と親の老後が心配です。

2 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/03/20

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
総務省の家計調査(2020年10月~12月)によりますと、単身勤労世帯(女性)で35歳~59歳の1か月間に必要な平均消費支出は189,359円(家賃30,124円含む)です。34歳以下では155,669円と低いため、35歳以降の20年は消費負担が高いことが伺えます。また、60歳以降は34歳以下と同様に149,341円に下がります。現在の女性の平均寿命は87歳ですから、御相談者様の90歳迄の必要資金は、30代で
約1,900万円、40代から50代で約4,600万円、60代から80才で約3,600万円必要であり、合計すると約10,100万円となります。本来は毎年のインフレ率2%を乗じた結果となりますが、今回は割愛させていただきます。但し、就労を継続なされていれば問題はありませんが、65歳以降年金受給のみとなられた場合には、不足が発生する予定を老後資金として備えておく必要があります。
続いて、親御様に介護等の資金が必要になった場合ですが、平均的なサラリーマン家庭で、ご夫婦共に65歳から受給できる老齢年金額は22万円です。もし、民間の介護施設にご夫婦でご入居された場合には最低でも月額25万円はかかりますから、入居期間を15年間と試算すると540万円の準備が必要となります。しかし、入居期間が短ければ、御自身の老後資金として準備出来ますので、多く準備しておくことで将来の憂いが軽くなります。
資産形成は、親御様に関する資金は積立NISA(20年間)とし、御自身の老後資金はiDeCo(60歳迄)を活用することで、元本を極力減ずることなく、効率良く運用することが出来ます。また、将来のインフレ率をカバーする効果もあります。決して投機的な金融商品に多額な資金を投じることは避けることが肝要です。資産運用は長期、積立、分散が原則ですから、少額でも余剰金を残すように家計管理をして、長期に資産形成を進める習慣を、早めに身に着けることが大切です。

小松 康之 コマツ ヤスユキ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/23

ご質問いただき、ありがとうございます。
まず、ご自身の費用ですが、今後大きなイベントが無い場合、今の1年間の生活費が死ぬまで続くと考えてみてください。たまに旅行などにも行くのでしょうから、それも加えておくといいでしょう。
これは、〇万円などと具体的な数字は出せません。生活は人それぞれであり、お金の掛け方も異なるからです。ぜひ一度、1ヶ月支出をおおざっぱでいいので把握し、それを12倍したものと旅費を加えて計算してみてください。
親のことは、親の財産から支出すればいいのではないですか?ただ、介護状態になると、今度は親の預金を引き出せなくなることがありますので、親がしっかりしているうちに、介護になったときのことを考え、話し合い、決めておきましょう。
今は保険制度もありますので、その活用法を知って、活用できるよう準備することです。当然、事前に勉強し、対策を取ることが大切ですから、私どもファイナンシャルプランナーにご相談いただけたらと思います。

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