NISAな仕組みと積立投信を効率良く活用するには

女性30代 riri1128さん 30代/女性 解決済み

現在、将来のために投資信託を積み立てています。投資信託は、長期で積み立てた方が勝率が上がったり、経済成長の恩恵を受けることができると言われますが、長期で放ったらかしにしておくのと、時々値上がりした時に利益確定しておくのとでは実際のところ、どちらがいいのでしょうか。
長期で解約せず積み立てた場合、将来的にリーマンショックやコロナショックのようなことがあった際には資産が減ってしまうと思うので、それでは意味がないと思ってしまいます。
また、現行のNISAは2024年から内容が変更となると聞きましたが、それは決定していることなのでしょうか。変更内容は、具体的にはどのような仕組みになるのでしょうか、教えてください。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/23

原則、長期ではったらかしにしておくことがベターと思います。老後の資産形成であれば尚更で、資産寿命を延ばす意味でも積立終了後も運用は継続しながら取り崩すことがお勧めになります。利益確定することで、運用が中断してしまいます。積立中にリーマン・ショックのような急落があった時は逆にチャンスです。積立投資の成果=「(最後の)価格」×「(積み上げた)量(口数)」となります。価格だけではありません。ドルコスト平均法は決まった銘柄を一定の金額で買い続ける方法で、最大のメリットは価格が下がった時により多くの量が買えることです。
例えば、毎月1万円でレモンを買うとします。レモン1個が100円の時に1万円分買うと100個買うことができます。1か月後、レモン1個の値段が50円に値下がりしました、1万円で200個買うことができます。レモンの数量は合計300個です(このレモンは腐らないとしてください)。また1か月後、レモンの値段は下げ続け、1個20円まで値下がりました。500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個です。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でトータル1,000個のレモンを仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモン全てを売却すると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが1万円の利益となります。ここで仕込んだ量が将来大きく収益を挙げる種となるので、下落が楽しみになってきます。一方で、積立投資の弱点は解約する時の価格です。量が積みあがっているため年数が増えるほどリスクは高くなります。それを回避するための方法が取り崩しとなります。
2024年からのNISAの制度変更は既に決定しています。NISAの中に積立投資の部分ができ、2階建てのような仕組みになります。1階部分が積立(20万円)で、2階部分が現行のNISAの継続となります。

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