NISAかiDeCoを始めたいが、どのような商品を選べばいいのか分からない

女性40代 shinotin1227さん 40代/女性 解決済み

投資について知りたいです。
NISAかiDeCoを始めたいと思っていますが、どういう商品を選べばいいのか、本なども参考にしていますがよくわかりません。
今は、ネットの証券口座を開いたところで止まっています。具体的に、証券会社からのNISAの案内もないままなので、口座開いてからどうすればいいのかもわからず、途方に暮れている状態でです。
このあとどうすればいいのか、どういう商品を選べばいいのか、また他に投資についてくわしく教えてほしいとも思います。
これからの老後の資金を貯めたいと思っているので、自分合った投資方法が他にあるのなら、そちらも検討したいと思っているので、詳しく理解できるように教えてほしいです。
また、初心者向けの本などがそちらも併せて教えてほしいです。

2 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/06/16

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

ネット証券の場合は証券会社から案内がくるということはありません。

「NISA口座」を開設されるのであれば
口座開設資料を証券会社に請求します。

証券会社から書類が届きましたら「マイナンバー関連書類」と「本人確認書類」のコピーを
証券会社に返送します。

金融機関が税務署に口座開設を申請し審査が行われます。

証券会社から口座開設完了が通知されます。


「iDeCo」の場合も同様で証券会社に資料を請求します。

書類が届きましたら運用方針を決め記入した書類と「本人確認書類」を
証券会社に返送します。

加入資格の審査が行われます。

口座開設が通知されます。

これらが「NISA」と「iDeCo」の口座開設の一連の流れとなります。

相談者様は老後の資金を貯めたいと考えておられるとのことですので、
「iDeCo」を優先なさるとよいかと思います。
「iDeCo」の場合、元本確保型の「定期預金」や「保険」などもありますが、
「iDeCo」は口座開設時や運用中も手数料がかかりますので、
低金利の現在「定期預金」などではほとんどお金は増えないということを
考えておかれることです。

多少リスクはありますが「投資信託」をお勧めしたいと思います。
「投資信託」の中に「バランス型」というものがあります。
これは「株式」や「債券」などを一定の比率で配分している「投資信託」です。
「バランス型」であれば比較的リスクも低いということがいえます。
「iDeCo」は60歳まで現金化することはできませんが、
途中で商品を入れ替えることは可能です。

他に気を付けていただきたいのは「信託報酬」という
コストです。
「信託報酬」はどの「投資信託」にもかかるもので、
例えば同じ「バランス型」の「投資信託」であれば
「信託報酬」が安いものを選ぶというのも大事になります。

投資は考えているだけでは勉強になりません。
まずは少額から始めて様子を見られるのはいかがでしょうか。
金融機関に所属していないファイナンシャルプランナーなどに
ご相談いただくのもよいかもしれません。

ご参考にしていただければ幸いです。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/16

基本的にネット証券は受け身の営業なので、具体的な案内等はないと考えてください。
これは銘柄選びについても同じになります。

銘柄選びに関しては、どのくらいの収益を目標にしているか、どのくらいのリスクを許容できるか(どのくらいの期間で積立を行うか)が重要になります。例えば、月額2万円を積み立てて25年間で2000万円を貯めるとした場合、年率1%の商品を選んで運用しても達成は不可能です。この場合、年率8.3%が必要になります。
目標達成できるだけの期待リターンのある銘柄を選ぶことが大切になります。

一定の高いリターンを目指すのであれば、それ相応のリスクを伴います。リスクとは本来、予想リターンからのブレ幅を表す言葉です。従ってリスクが小さい商品は収益が上がりません。リスクと聞くと元本割れリスクと考える人がほとんどですが、リスクには様々なものがあります。このリスクをどこまで受け入れることができるです。
しかし、あまり気にする必要がないと考えることもできます。20年を超える長期で運用(一括・積立)を行うことで様々なリスクを軽減する効果を期待できます。また、30年以上になると債券より株式の方がリスクが小さくなるデータもあります。
つまり、20年のような長期で運用を行うのであれば、リスクを過度に気にする必要はないと言えます(但し、途中で止めてしまってはリスクを逆に大きくすることにもつながります)。

商品選びを含めて最近読んだ本で面白かったものを2つ挙げておきます。
「一般論はもういいので、私の老後のお金 「答え」をください」(日経BP)
「ゴローちゃん DC担当になる」(きんざい)

最後に老後の資産形成をゴールにするのであれば、行うべきは資産運用ではなく資産形成です。NISAは資産運用の手段で資産形成の手段ではありません、資産形成であればつみたてNISAを活用すべきです。

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