仮想通貨をやる事はありなのか

男性40代 hysq77さん 40代/男性 解決済み

今では普通に仮想通貨で資産運用をするのが当たり前になりましたが、いざ仮想通貨に手を出そうと思うと躊躇していまいます。仮想通貨が通貨以上存在になりつつあるのは分かるのですが、これはいつまで続くか気になるというのがあります。ビットコインが無価値になってしまうのはあまりないとは思うのですが、それ以外のコインについてはかなりどうなってしまうのか気になります。実際資産運用で仮想通貨をやっても良いものでしょうか?仮想通貨の将来性の観点からもどういう点でおすすめなのかとか教えて欲しいと思います。また、将来的に仮想通貨の未来は明るいのでしょうか?一番気になるのはそこです。国の介入で今ある仮想通貨の価値がなくなる事はないのでしょうか。資産運用として始める事に不安を感じます。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 FX・金投資・CFD・先物取引・仮想通貨
60代前半    男性

全国

2021/03/09

最初に「暗号資産(仮想通貨)取引」と「デジタル通貨」を分けて考えてみましょう。

ビットコインをはじめとした暗号資産取引については、現状においては「資産運用の手段」ではなく価格の上昇に賭ける「博打」というのが筆者の見解です。
 一部の業者等の思惑のある説明では、「ビットコインは、発行量の上限が決められているため『希少性』があり有限資産の代表例すぁる『純金』に似た性質を有する」とのことのようです。
ところが、ビットコインなど暗号資産は「決済コストや送金コストの安さ」という可能性は秘めているものの、実態は決済に用いられる「機会」も「場所」も乏しく、知る限りにおいては通貨としての役割でもある決済や送金に用いた取引拡大の兆しはないようです。

一方、デジタル通貨は、文字通り紙幣や硬貨に続く第三のキャッシュレス通貨として検討され始めたものです。
2020年中国の中央銀行である中国人民銀行がデジタル通貨の実証実験をスタートさせ、世界各国の中央銀行もデジタル通貨導入についての検討を始めています。日本銀行も2020年10月9日に「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針(※)」を公表しました。
 中央銀行の止まらず、民間においても一時Facebook主導のLibraが話題になりましたが、国境を越えた通貨としては、まだまだ課題山積のようです。

暗号資産(仮想通貨)取引は、「運用」という性質のものではなく。むしろ「当たり(上がる)」か「はずれ(下がる)」に賭ける宝くじに近い性質を持った取引であると考えます。
なぜならば、暗号資産(仮想通貨)自体には、価値を見出すことは困難な状況下、思惑による価格の上下に着目した取引の受給で価格が変動に起因しているに過ぎません。

一方、デジタル通貨については、各国の中央銀行や民間を問わず、通貨としての誰でも使える利便性や故障・障害に対する安定性、セキュリティーに起因した安全性、流通コストや決済・送金コストの低減等、乗り越えるべき課題はあるとしても、可能性の追求は始まったばかりです。
ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)取引の将来は、博打として生き残る可能性は否定しませんが、取引の魅力(=博打)を犠牲にして「価格の安定」が図れない限りは、そもそもデジタル通貨として人々に用いられることはないと考えます。


※ 日本銀行:「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針」の公表について
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/rel201009e.htm/

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

1ヵ月に1万円以上稼ぐなら 金投資などどれがいい?

新型コロナの影響で収入が減っていて困っています。この先も、再び新型コロナの再拡大がありそうですので、不透明な状況が続くと思われます。そのために投資などもやってみたいですが、1ヵ月に1万円以上稼ぐなら 金投資などどれがいいでしょうか?最近は小学生も株式投資をやっているとテレビで見ました。今はある程度の資金や上限などはなくて、何円からでも投資することができるのでしょうか?条件は1ヵ月に1万円稼ぎたいです。1万円が無理でも5000円の利益は得たいと思います。無理でしょうか?以前はある程度の資金が必要なため口座開設で終わってました。そのために必要なお金はいくらになるのでしょうか?よろしくお願いします。

女性40代後半 suiapkjcさん 40代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

お金を増やすために資産運用をすれば貯められる?

最近では、30代で結婚や出産を迎える人が多くなりました。子どもが大きくなるまで妻が仕事を辞めるなど、一時的に収入が減る家庭もあります。さらには、収入が減ったにもかかわらず、出産によって出費が増加することで、家計が圧迫される「ダブルパンチ」も。こうした収入減・出費増に対応するためには、あらかじめ固定費を節約しておくことがおすすめです。なお、住宅を買うとなると、まだ十分に資金が用意できていないケースがあります。頭金をどのくらい支払うのか、また、生活費と住宅ローンの兼ね合いで悩んでいます。十分な資金がない場合は、無理をせず、購入するなら、頭金のほかに保険料や税金、引っ越し費用など諸経費がかかることに注意するほか、住宅ローンの返済で家計が圧迫しないよう十分考慮することが大切です。

男性30代後半 EvanRauさん 30代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

仮想通貨投資を始めたい、でも怖い

仮想通貨をはじめてみたいのですが株の違い会社があるわけではないので説明とかもないので漠然とした不安がすごいあります。今ビットコインが高騰していて、やりたい気持ちはありますが元本割れはある程度仕方ないとわかっていますが不安です。またどうして高騰してるか下がるかそれも理解していないので手を出しにくい思いもあります。あと購入の仕方も不明瞭なことが多々あります。楽天銀行やネットバンクで購入できるそうですが、あまり良くない噂や先入観があり実店舗がない銀行は少し怖いです。あとFXも気になります。ただリスクが大きすぎる気がして100円の投資で数分で100万円の儲けも聞きますが、その逆も多々あると聞きます。バイナリーオプションもハイリスクハイリターンと聞いていますが手を出すにはどちらの方がよろしいでしょうか?

女性30代前半 sbrさん 30代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

ビットコインの今後の展望はどうなのか?

仮想通貨のビットコインの投資に興味があります。一時期のバブル並みのビットコインの価格まで現在はまだ戻っていませんが、長い目でみればビットコインのさらなる高騰に期待できるのではないかと思っています。ですが、しょせん素人の判断なのでプロの目からみれば違った見解なのかもしれません。そこでファイナンシャルプランナーの方に一度お聞きしたいのが、ビットコインの今後の展望です。以前のバブルを超える価格になるかどうかということです。ビットコインの価値はもう上がり過ぎてしまってここからさらに高騰するのは難しいのか、それともまだまだ高騰し続けるのか、お金のプロであるファイナンシャルプランナーの方の見解が知りたいです。それによって今後ビットコインを買うかどうか判断していきたいです。

男性40代後半 MAX888さん 40代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

少し敷居が高い投資について

日米個別株式投資、投資信託、金プラチナ等はすでに20年の投資経験があります。とはいえ、リスクが高いFXや先物、仮想通貨はまだまだ手が出せませんし、始めるとっかかりが無い状態です。普通のFPの方に伺うと、これらはハイリスクハイリターンで決して人生設計を行ううえでお勧めできるものではないという回答が返ってきます(実際にFPの方に相談した経験があります)。そのコメントは事実と思いますが、それは実際に彼らFP自身が投資したことがないから分からないのでしょう。そうは言いませんが、その代わりに出てくる提案は聞き飽きたものばかりで、はっきり言って物足りませんし、費用を払うに値しないと感じています。これらのアドヴァンストクラスの投資案件に対応できるFPの方がいれば、是非相談させていただきたいと日頃から感じています。

男性50代前半 Yes2meさん 50代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答