青色申告のやり方と節税対策について

男性40代 suzuki_takamaruさん 40代/男性 解決済み

フリーのライターとして収入を得ていますが、現在は白色申告で確定申告を提出しています。前職が会社員だったこともあり、簿記や帳簿のつけ方などの知識は全くと言って良いほどありません。青色申告は難しいという印象があるのですが、今後、収入が増えていく(納税額も比例して増えていく)ことを考えると、やはり青色申告にしたほうが良いのか、メリット・デメリットを知りたいと思います。

また、仕事をしていく上で、どこまでが経費として申告できるのかも併せて知りたいと思います。仕事上の道具は経費だとは思いますが、自宅でも仕事をしているので、家賃は適用できるのか、またできるのであれば何割程度まで可能なのか、光熱費はどうなのかなどを教えて頂ければ助かります。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/18

ご質問の件について、質問全体を通じて税理士をはじめとした専門家へまずは色々とご相談され、できることならば、税理士と顧問契約をすることで、現在抱えている悩みはすべて解決できるものと思います。

こちらの回答を踏まえた上で、それぞれの質問に回答をしていきます。

1.青色申告のメリットおよびデメリットについて

青色申告のメリットには、主に以下のようなものがあげられます。

・青色申告特別控除が適用できる(節税になる)
・損失を繰越控除することができる
・青色事業専従者給与を必要経費に算入することができる
・貸倒引当金を設定し、繰入金額を必要経費に算入することができる

なお、青色申告者になるためには、事業所得・不動産所得・山林所得がある人でなければならないほか、税務署に対して必要書類の提出も必要なため、この点にも注意が必要です。

ちなみに、青色申告のデメリットは、簿記や会計、税金の知識がある程度必要なこと、帳簿の作成に手間がかかることがあげられるでしょう。

2.必要経費について

必要経費は、フリーライターとして収入を得るために直接要した費用のことを言います。

たとえば、フリーライターとして考えられる必要経費には、インターネット料金にあたる通信費、パソコンなどを購入した費用、書籍を購入した図書費、電気料金などの水道光熱費などがあげられるでしょう。

ご質問にある家賃につきましても、必要経費として認められるものと考えられますが、すべての家賃が認められるわけではありません。

いわゆる仕事とプライベートの使用分を分ける「経費按分」が必要になり、家賃や各種必要経費をどのように経費按分するべきかにつきましては、どのように日常の仕事が行われているのかを知らなければなりません。

このように、少々、専門的な考えも必要となることから、税理士などの専門家に一度、ご相談されてみるのが望ましいと考えられます。

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