e-taxの手続きとそのメリットについて

男性50代 23mitsuさん 50代/男性 解決済み

今年は確定申告を行うのですが、このコロナ禍の中、人が集まりそうな税務署へわざわざ申告に出向きたくありません。税務署の方も書類をわざわざ出しに来なくて済むネット上で確定申告を行う電子申告制度、所謂e-tax の利用を呼び掛けています。興味があって使ってみたいとは思うのですが、過去に確定申告を1度しかした事がなく、e-taxも使った事がありません。ネットで税務署のパンフレット等を見たところ、手続き等も煩雑そうな感じがしました。そこで、簡単に分かるe-taxの手続きや利用方法がどこかにあったりしないか、という点、また、税務署へ行かなくても済む、人と接触しなくて済む、の他に、e-taxを利用する事による税制上のメリット等は、今の税法上あるのかご教示下さい。宜しくお願い致します。 40代男性

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/06/19

ご相談頂き有難うございます。

e-Taxのハウツーモノの書籍(有料)は書店や図書館で、国税庁のマニュアル(無料)はネットで入手できます。パソコンの初級の上程度のスキル(ネット検索、word・excelの初歩)ができれば独力でもできるでしょう。
何故なら、e-Taxは画面上でガイドしてくれるので、基本的にそれに従って入力すれば申告が終わることになっています。

初期設定の言葉がわからない箇所があると思われますが、今から始めると来年(2022年)の2月まで、時間はゆっくりあります。
事前準備でマイナンバーカードを使うか税務署で発行するID・パスワードのどちらかを準備する必要があります。
お薦めはマイナカードですが、カードリーダー(3000円程度)を買う必要があります。どちらにするかは、ご自身で決めて頂ければ良いでしょう。

最初は「確定申告書等作成コーナー」をネット上で探してオレンジ色の「作成開始」まで進んでください。行き止まったら最寄りの税務署に電話相談をすると、この時期は結構親切に教えて頂ける可能性があります。

e-Taxを利用する税務上のメリットは、特にありませんが、源泉徴収票・医療費明細・保険料の控除証明書などの書類すべて手元に保管するだけで済みます。また、申告時期も2月初めからいつでも受付されるので、還付がある場合は、相当早く還付されます(3月早々も可)。
初年度は相当苦労しますが、一度経験すると2年目からは半日程度で済ますことが可能になります。是非一度お試しください。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/06/20

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

行政庁も、e-TAXの利用を推奨しており、パソコンだけではなく、スマホやタブレット等でも簡単に申告できるようになりました。また、税理士も2018年の税制改正(最下段に記載)もあり、クライアントの所在地の税務署への申告はe-TAXと合わせて、その利用度は増加する傾向にあります。

ご質問に書かれています、簡単な申告方法ですが、大切なことは、確定申告に関する全体像を知ることですが、御自身の申告手続きは、どの項目に関して申告をし、納税、もしくは還付を受けるものなのかを明らかにしなければなりません。もし、副業などで、個人事業主として所得税の申告をするのであれば、元になる帳簿などの準備も必要となります。

もし、国税庁のホームページを参照され、手続きが難しそうであれば、国税庁の動画チャンネルも準備されています。更に、国税庁はその年の「確定申告特集」として、申告書が理解しやすいネット上のサイトも作成しておりますから、さほど対応に苦慮することはないと思われます。もし、どうしても申告手続きが進まない場合には、税務に関する根本的な知識が不足していると考えます。このような場合には、税務署職員の力を借りるしか方法はないでしょう。

最後に、e-TAXを活用するメリットですが、御相談者様が気にされているとおり、①自宅からネット申告出来る②生命保険料控除証明書などの添付書類の提出が不要③還付を受ける場合には、指定口座に3週間程度で還付金が送金される。③税務署の開所の曜日や時間を気にせずに提出が可能、などが挙げられますが、2018年度の税制の大きな変更点として、青色申告を行う場合に認めれていた、青色申告特別控除65万円を受けるためには、e-TAXで申告しない場合には、55万円となるとなると改正されています。つまり、紙で申告することが10万円分のデメリットになるということです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

投資の税金控除に関しまして

30代男性会社員セミリタイアを目指し株、FX、仮想通貨で分散投資をしています。あと1ヶ月で2020年が終わる段階で仮想通貨と株で利益、FXで損益が出ており、合計すると年間20万円以上の利益が出ていますので、確定申告が必要となりました。そこで、質問なのですが、確定申告の際は株、FX、仮想通貨全てを合わせての利益で納税するのか、別々に計算をして納税するのかどちらでしょうか。また、株は源泉徴収ありの口座で取引しているため、確定申告の必要は無いと思っているのですが、確定申告は必要でしょうか。税金に関しては会社に任せきりであったため、この歳になるまで無知でお恥ずかしい話ですが、どうぞよろしくお願いします。

男性30代後半 WADATSUさん 30代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

住民税等の節税方法で何がおすすめか

私は31歳の会社員です。昨年結婚したことを機に日々の生活にかかるお金をいかに節約できるかに興味を抱くようになりました。その中で、税金をいかに抑えられる方法はないかと考えるようになりました。個人で調べてみたところ、iDecoやらNISA、ふるさと納税など色々と節税対策はあるようなのですが、一体どれから始めたらよいのか、自身の生活や収入に対してどの方法が自分自身に合ったツールなのかがわからなくなってしまいました。周りに資産運用やそういったお金のことに関する知識や税金対策に詳しい方がおらず、リアルな情報を耳にする機会がほとんどありません。ですので、プロのファイナンシャルプランナーの方にご相談できたらと考えております。よろしくお願いします。

男性30代前半 torindole0727さん 30代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

税金を安くする方法を教えてください。

 こんにちは。当方は30代の男性です。職業としては福祉施設運営しており、妻と子供が2人おり、年収が大体650万円~800万円です。 今日は税金を安くする方法を教えてもらいたくてご相談をさせていただきます。 毎年税金を支払っておりますが、高くなるばかりの税金ですし、税金対策として何かできることはないか? 何をどうしたら税金が高くなり、税金が安くなるのか全然知りません。 確定申告等も専門家に任せておりますので、細かいことは分かりません。確定申告を自分ですることで税金が安くなったり戻ってくることはあるのでしょうか? もう少しお金に関する事や、税金に関する事を勉強したいのですが時間がないために中々できずにおりますので、ご相談させていただきました。 少しでも税金を安くしたいので宜しくお願い致します。

男性30代後半 amicus-zoenさん 30代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

ふるさと納税について

ふるさと納税について、見かける度にいつも疑問に思うことがあります。特定の地域に納税すると、色々な品を代わりに戴けるというシステムであることぐらいしか分かっていません。税収入が少ない地域の収入を増やすためであろうという想像はつくのですが、贈答品(?)を用意しなければならない分、普通に税金を納めてもらうより収入は減ると思うのです。なのにどうしてシステムとして成り立っているのかずっと不思議です。ふるさと納税額から贈答品にかかる額を差し引いても、ふるさと納税導入前よりは税収入が増えているからそれでもかまわないという勘定なのでしょうか?それとも贈答品は企業や農家などからの寄付でまかなっており、自治体としては懐が痛まない仕組みになっているのでしょうか?

女性40代後半 makky_91さん 40代後半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

収入源が複数ある場合の確定申告のやり方について

私は現在、大学院生ではありますが、学業の傍らアルバイトで生活費等を稼ぎつつ、更にクラウドワークスでライティングなどの案件も副業としてこなしています。結果的に今年度から年収として200万少し程になる見込みなのですが、こういった場合、所得税などの税金に関わる手続きとして、どのようにしたらよいかよく分からず、悩んでいます。アルバイトの方は問題ないかもしれませんが、別の副業的な収入の部分(おおよそ年30-40万円程の見込み)がある場合、別途申請が必要になるのではないかと思っています。このように収入源が複数ある場合、別途確定申告などが必要かどうか、必要ならば手続きの正しい手順を専門家の立場からアドバイスいただきたいと思っています。

男性30代前半 robusuta93さん 30代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答