コロナ渦のなかにあって、今後の株の動向について、

男性30代 orimasaさん 30代/男性 解決済み



会社を定年退職してナニガシかの退職金を受け取りました。 受け取った退職金は自宅の改修工事などに使用しましたが、そのほかに関しては当面は使い道が特に無かったので、資産として残すことにしたのです。 ただ、資産として残す方法について考えた時に、近年では金融機関の預貯金というのは余りに金利が低い時代だったので、一部を預貯金して後の残りは投資信託や株式を購入したのです。

当時、株式は筆者が購入した時はソコソコの金額でしたがその後、景気の動向も有って高目に推移しているとこもあって、思い切って株式優待も利用できる飲食店や居酒屋チェーンの会社に投資してみたのです。 そして案の定、株価は順調に上昇機運に乗って順調に上がってきたのです。 

ところが、昨年ごろからコロナ渦のなかで緊急事態も有って、飲食店業界が非常な困難を極めていますし、株価そのものが何時、暴落してもおかしくない状態になっているはずです。 ところがコロナ渦の中でも株価は上がる一方という不思議な傾向を示しているのです。 その辺の理由というその後の株価の動向、傾向について伺いしたいのですが、

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/23

株価は現在の社会ではなく、将来の社会を反映して株価が決定します。現在の株価はワクチンが普及し、新型コロナウイルス感染が終息した社会を反映しています。5Gや人工知能(AI)、IoTや自動運転などの技術が新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに劇的な成長を見せています。「3年かかる成長や転換を3か月でやってしまった」のような発言を聞いたことがあると思います。まさに、産業の構造改革・パラダイムシフトが起きたと考えることもできます。これら社会の動きを一気に織り込んでいるのが現在の株価になります。確かに、昨年末から今年にかけての世界的な株価上昇にはスピード違反的な上昇となっていますので、スピード調整が入る可能性はあります。直近の高値から10%程度の下落(急落を含む)は幾度かあるはずですが、右肩上がりの展開が続くと考えます。
先日(3月9日)発表されたOECD(経済協力開発機構)の2021年の世界の実質経済成長率は5.6%で前回の発表から1.4ポイント上方修正されました。2022年予想も世界経済で4.0%と前回より0.3ポイント上昇しています。これが株価上昇のエンジンとなっています。ここに、各国がコロナ対策でばらまいた過剰流動性資金が燃料となって供給されたため、思わぬ馬力を出す状況となっているのが今の株式市場です。ただし、急激な社会構造変化で急激に悪化する企業も増えると考えられますので個別株の銘柄選択には注意が必要です。例えば、インバウンド事業の急回復にはまだまだ時間がかかりそうです。
現在の懸念材料は株式市場ではなく、債券市場です。各国が低金利政策や量的金融緩和策により大量の債券を購入したことにより債券市場はバブル状態と考えられます。この債券バブルが崩壊すると、当然ながら株式市場にも影響が及び、株式市場も暴落が起きると考えられます。規模的にはリーマン・ショック並みになると思われます。株価が戻るまでに6~7年はかかると思いますが、それでも元に戻り、新たな上昇期を迎えると思います。世界の株価の上昇要因は長期的な経済成長です。冒頭にあげたような技術に加え医療技術がもう進歩しない、世界人口がもう増加ではなく減少に向かうのであれば株価は上昇しません。どう考えるかは個人次第となりますが、人間に欲がある限り技術は進歩すると考えます。長期的な株価は暴落を経験しながら右肩上がりで推移すると思います。

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