子育て費の必要な額は?

女性20代 おおがわら819さん 20代/女性 解決済み

これから出産して育児をしていくものです。出産費用や出産までの費用は体験したのでわかったのですが今後、子育てをしていくうえでどのくらい必要なのか、また月々どのくらい貯めていつまでに貯めればいいのか不安で仕方ありません。だいたいの値段はわかるのですが、世間の家族の方々はいつまでにどのくらい貯めているのかなって思います。最低から最高までどのくらいなのだろうと感じます。そんなことを他の家庭にきいてちゃんと答えてからる人は少ないだろうし大丈夫っていわれてもそれでも不安になります。ただでさえ収入がすくないのにどうなるのだろうと思ってしまいます。子供が2人とかになったらさらにだし親のこともあるしでお金がつきものだろうと考えると頭が痛くなります

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    男性

全国

2021/03/21

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。子供の教育費というのは、ざっくり22年総額平均で1400万円ほど必要です。22年で平均的に準備するなら一年あたり約64万円、月々5万円ほどの貯金が必要になります。これから第2子を出産されるなら、2人分で月10万円です。ちなみにこれは保育園(幼稚園)から中学までを公立、高校を私立、大学が私立文系の場合の目安になります。まずはこの目安を元に貯金を続ける一方で、より上乗せで貯金できると安心です。なお、世間では貯金不足の世帯も多く、大学生の約半数が奨学金や教育ローンを使っています。周囲に惑わされず、今からしっかり準備していきましょう。

少し別角度で、お伝えします。先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。これを仮に30年で準備するとすれば一年あたり約133万円、月11万円ほど貯金が必要になります。上記の教育費と合わせると、月21万円の貯金が必要です。また教育費の上乗せや住居購入の資金、他の支出も考えると、月21万円は最低限の目安といえます。これを準備するもっとも基本的な方法は、「共働きして一方の収入の全額を貯金」です。それも月21万円という金額を考えると、基本的に正社員としての働き方が必要になります。もはやお金のことは旦那様に任せきりにできない時代ですから、あなた様もしっかり働きましょう。

少し補足させて頂きます。育児と仕事の両立は難しいことも多いですが、その場合は自宅にいながら「テレワーク」で働けるところへ転職するのも一つの手段です。なるべく仕事をセーブしたい気持ちになることも多いですが、月21万円貯金が必要と考えて、がんばることをおすすめします。また老後資金への対策として、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を30年続ける前提で、一年あたり約60万円、月5万円ほどで4000万円を準備できる計算になります。教育費も老後資金も、準備は時間がある若いうちから始めたほうが有利です。ぜひ今から、未来を見据えてがんばりましょう。

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

東京都

2021/03/21

教育費は、各家庭の方針によって変わってきますが、子どもが幼稚園から大学まですべて国公立でも約1000万円、すべて私立に通わせれば2500万円以上になります。ちなみに、大学に進学すると、入学金と学費で私立文系で約731万円、私立理系(医学部、歯学部を除く)約827万円かかります。

教育費は、まずは目標金額、そしていっしょに目標年数を決めることです。
多くの家庭での目安は、大学進学時の18歳に合わせて貯めています。最低ラインとして、子供1人につき、まず300万円を貯めることを目標にすると良いと思います。
逆に言うと、高校までは、習い事と塾を含めて、毎月の収入内でやりくりできる範囲で進路を選択するのが理想ということです。
なお、貯金が多いに越したことはありませんが、教育貯金のために家族旅行や習い事をあきらめた、という貯金貧乏になってしまってはせっかくの子育て期間がもったいないと思います。まずは最低ラインがクリアできていれば必要以上に心配しなくても大丈夫です。

1人300万円という貯蓄額の目標がわかったところで、まず、市区町村からの中学卒業までに支給される児童手当を全額貯めれば、子ども1人につき、18歳までに約200万円貯まります。なお、子ども年齢により児童手当は違ってきますが、毎月にならすと月約0.9万円貯めていることになります。
児童手当のほかに貯めたい金額は、1人毎月0.5万円が目安です。
1人毎月0.5万円を貯金していれば、単純計算で18年間で108万円貯まります。「児童手当貯金」にプラスして、1人月0.5万円を貯金していれば「18歳までに300万円」の目標がクリアできる計算です。
なお、余裕があれば、「18歳までに400万円」を目標にしましょう。児童手当のほかに、1人月1万円となります。

また、皆が「教育費は毎月どのくらい貯めているか」ということですが、データはあまりありません。ちなみに、小学生から大学生までの子どもがいる、20代から40代のESSE読者300人のアンケートによりますと、貯めている額の多い順に、
1位 10001~15000円・・・28%
2位  5001~10000円・・・18%
3位 20001~25000円・・・15%
4位     1~ 5000円・・・13%
5位 25001~30000円・・・10%
6位 15001~20000円・・・ 7%
7位 30001~35000円・・・ 5%
8位 35000円以上    ・・・ 4%
との結果となっております。
児童手当をそのまま貯めると、毎月にならすと月約0.9万円貯めていることになります。さらに、月0.5万貯めるとすると、毎月1.4万円貯めていることになり、上記アンケート1位に該当することなります。

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