フリーランスになった場合の税金関係について

女性30代 fm_handaさん 30代/女性 解決済み

私は現在は正社員として働いていますが、身体的に不安があること、そして自分の好きなことを活かした仕事をしてみたい、といった理由から、いずれはフリーランスとして働きたいという気持ちがあります。しかし、そこで大きな壁になるのが税金全般についてです。フリーランスになったら、今までは会社がやってくれた税金に関するあれこれを、すべて自分でやらなければいけません。確定申告も、それに関する準備も。そういった知識について、少しずつ調べてはいるのですが、やはり、それらの知識は完璧にマスターしてから独立したほうが良いのでしょうか?また、フリーランスになってからの、税金対策やお得な手段などがあればぜひ話を聞きたいです。

1 名の専門家が回答しています

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。現在は会社員ですが、いずれはフリーランスとして働きたいということですね。まず、確定申告などの知識は、フリーランスとしてやっていきながら覚えていけばいいと思います。すべての知識を完璧にマスターしてからになると、フリーランスになるタイミングを逃してしまうかもしれません。私自身もすべてのことは個人事業主になってから、1つ1つ調べていきました。

フリーランスの確定申告ですが、白色申告と青色申告の2種類があります。白色申告は特に税的な優遇措置はありませんが、青色申告にすると年間で最大55万円(e-Taxを利用したら最大65万円)課税所得から差し引けるという優遇措置があります。つまり、所得税と住民税が安くなるということです。また、青色申告であれば、赤字になっても3年間赤字を繰り越せるので、課税所得を下げることができます。

もし青色申告にする場合は、その年の3月15日、もしくは開業から2ヶ月以内に最寄りの税務署へ「青色申告承認申請書」提出しましょう。また、青色申告は複式簿記といって少々複雑な帳簿を付ける義務があります。けれども、やよいなど会計ソフトやクラウド会計ソフトを使えば大丈夫です。表示される通りに入力するだけで帳簿が作れます。それに、会計ソフトの費用は経費にできます。今では確定申告も、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用して、書かれている通りに操作すれば難しいことなく申告書を作成できます。

後は、どんなものは経費になるかなどは、本を読めば理解できます。フリーランスの確定申告本を1冊手元に持っておくといいですよ。知識はフリーランスをやりながらでも遅くはないので、まずは一歩踏み出してみてください。

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