扶養範囲内で130万を超えるとどのくらい税金を支払うの?

女性50代 chokochipさん 50代/女性 解決済み

私は現在主人の扶養範囲内で120万円くらい収入があります。
他に仕事を掛け持ちしたいのですが、130万円以上を超えるとどんな税金にどのくらい支払う必要があるのですか?
また、いくらくらいの収入が一番税金に損をせずに済むのかも知りたいです。
数年前に扶養範囲が130万円から150万円まで引き上げになったという話を聞きました。
しかし、130万円と150万円では、支払う税金が違うというのは本当なのでしょうか。
健康保険の加入方法や税金の支払い方法、確定申告の有無など、税金に関して分からないことが多すぎます。
ネットなどで検索しても難しい内容や専門用語ばかりで、素人の私にはさっぱり分かりません。
そこで、簡単にに理解できる早見表や説明がぜひ欲しいと思っています。
たくさん働いたのに、税金でたくさん持っていかれるのは嫌です。
なので、主婦が一番お得な収入の得方など、簡単に教えていいただけると非常に助かります。
宜しくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/04/17

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

ご質問の年収が130万円以上になりますと
「税金」ではなく「健康保険料」と「年金保険料」が
発生することになるため、手取りの額が減ります。

簡単に試算します(あくまで概算です)。

年収が120万円であれば
年間の所得税は8,500円となります。

年収が130万円であれば
社会保険料が年間約20万円発生し、
年間の所得税は3,500円となります。 

年収120万円と年収130万円を比較しますと
収入が10万円上がっても「社会保険料」が20万円発生するため
「所得税」は多少減りますが、
手取り金額は減るということになります。

誤解されている方も多いのですが、
「税金」よりも「社会保険料」の負担が大きいということです。

まとめますと
■ 年収が103万円以下       所得税も社会保険料も発生しない
■ 年収が103万円超130万円未満   所得税は発生するが社会保険料は発生しない
■ 年収が130万円以上       所得税と社会保険料が発生する

このため手取り金額でいいますと
年収が160万円ぐらいを超えてきますと、
「社会保険料」を支払っても手取り金額は増えます。

一方、税金のことに関していいますと、
相談者様の年収が150万円を超えますと
配偶者様の控除が段々と減っていきます。

例えば相談者様の年収が150万円以下の場合は38万円だった控除が、
相談者様の年収が150万円超155万円以下になりますと控除が36万円
となります。

このように相談者様の年収が増えていきますと
配偶者様の控除が減っていきますので
配偶者様の税金が高くなるということになります。


 

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